台湾に来てすっかりお粥にはまってしまい、ネットでお粥のお店を探してたどり着いたのが、ここ『源士林粥品』(西門店)です。
兄弟なのか友達なのか、親しそうな2人のお兄さん(おじさん?)たちが店を切り盛りしていました。いい感じの写真になりました。
いかつめな店員たちに比べて、マスコットの虎やメニューのイラストが可愛らしいというギャップのあるお粥屋さん『源士林粥品』(西門店)をご紹介します。
『源士林粥品』とは
安心のチェーン店
結構大きなチェーン店のようで、台北車庫駅前や小南門駅近くなど、いくつも店舗があります。
郊外の桃園市にもあったりして、google mapで検索してみたところ、20店舗ほどあるようです。
公式WEBサイトもあり、メニューも載っているので事前に見てから行くことをオススメします。可愛らしいイラストで食材が記載されていて分かりやすいです。
『源士林粥品』(西門店)
狭い路地にある『源士林粥品』の西門店です。
小さな看板ですが、『粥』の文字が目印です。
場所はこちら。
月曜から土曜までの11:00~21:00で営業しています。(日曜定休)
店内は結構きれい
大きめのチェーン店だからか、店内は綺麗でした。(店自体が新しいのかも?)
店の入口で注文・支払いをして、店内で待っていればお粥が運ばれてきます。
『源士林粥品』でお粥を食べてみた
メニューが可愛くて分かりやすい!
中国語のメニューはなかなか慣れず、意味が分からないものも多いです。
しかもこのお店の商品名は、食材がそのまま付いているものもありますが、意味の分からないもの(大哥大とか、これって台湾モバイルのモバイルって意味じゃ?)も多いです。
このイラストが可愛いメニューは分かりやすくてありがたい!
これならお粥に入っている食材が一目瞭然で分かりやすく、店の入口に置いてあるので指差せば注文できます。
お粥を注文し、店内か持ち帰りか、揚げパンを入れて良いか(無料)を聞かれます。そしてお金を支払って出来上がりを待ちます。
店員さんが慣れた手つきで、ご飯とスープを超火力で加熱し、具材を入れて、2~3分で完成です。
海鮮粥「大哥大」
モバイルという意味じゃないの?という大哥大です。85元(320円)です。
揚げパンも入れてもらいました。
海鮮粥のカテゴリーにあり、イカやエビやカニなどの海鮮と、セロリや卵が入っています。
スプーンですくうとゴロゴロと海鮮が出てきます。
このお店のお粥は、お粥という名前ですが、雑炊と思った方が日本人には納得できると思います。
海鮮鍋の〆の卵雑炊。もう絶対に美味しいですよね。
ピータン粥「皮瘦」
ピータン粥「皮瘦」70元(270円)です。
すっかりピータン粥にはまっています。こちらも雑炊です。
ちなみに、ファミマのピータン粥はちゃんとお粥です。
▼ファミマで買えるピータン粥はコチラ

でも雑炊は雑炊で美味いんです。
ピータンがどっさりと入っており、薬味のネギが良いアクセントです。
お粥に揚げパンというのも、炭水化物オン炭水化物じゃん!と思うのですが、これが美味しい。揚げパンが水分を吸ってしなっとなるのもいい感じです。
干し貝柱&野菜粥「宿霧菜粥」
干し貝柱のダシが効いた、キャベツとセロリ入りのお粥です。
キャベツがシャキシャキしています。
きのこ粥「菇多」
きのこが8種類くらい入っているお粥です。
干しきのこなのか、味が
ボリュームがあるので香辛料で味替え
海鮮粥85元、ピータン粥70元とちょっと高めなのですが、その分、結構なボリュームがあります。男性でも1杯で結構な満足感がある量だと思います。
その分、途中で味に飽きてしまいがち。
鍋の〆の雑炊を食べるときにも、七味やコショウやラー油で味替えをすると思いますが、こちらのお店のお粥(雑炊)でもそれができます。
各テーブルにはコショウと唐辛子が置いてあり、これをちょっとかけて食べると、味が変わって飽きずに完食できます。
一味というより、唐辛子の粉砕という感じがワイルドです。
西門町のお粥比べ
『源士林粥品』(西門店)はちょっと高めですがボリュームがあり、チェーン店の安定感がある味と店内でした。メニューも豊富で分かりやすいです。
一方で、コスパが良いのは「國賓鹹粥」の塩粥だと思います。塩粥30元、卵入りでも40元は安いです。こちらはメニューが少なく、店内も綺麗とは言えないところはマイナスポイントです。

台湾に来てからすっかりお粥にはまっています。美味しい。
みなさんもぜひ台湾でお粥を食べてみてください~!