海外旅行で現地の空港に到着し、入国審査と荷物受取を終えると、次にするのは現地通貨を手に入れることです。
台湾桃園空港に到着した我々もさっそくATMからキャッシングすることにしました。
海外でのキャッシングについてはこちらの記事もご確認ください。

それでは台湾桃園空港でATMからキャッシングする方法についてご紹介します。
桃園空港 第2ターミナルのATMの位置
到着は第2ターミナル
エバー航空(小松発~台北行き)の到着は第2ターミナルでした。
LCCは第1ターミナルに到着するようですが、エバー航空やANA、JALなどは第2ターミナルに到着します。
ということで今回は桃園空港 第2ターミナルのATMについての話になります。
空港ロビーに出てすぐにATMがあります
確認する意味がほとんどないほど目の前にATMがあります。
下の地図において、下側が手荷物受取であり、上側に向かってロビーに出てくることになります。
そして、オレンジ色の丸印をつけたところがATMです。反対側(左側)にもATMがあります。
JCBカードを使ってキャッシングしてみた
兆豊国際商業銀行のATM
上記の地図にオレンジ色の丸印をつけたATMは、兆豊国際商業銀行という銀行のATMです。
1906年設立で歴史のある交通銀行と中国国際商業銀行が2006年に合併して誕生した銀行だそうです。
このATMでは、VISA(PLUS)でも、JCB(cirrus)でもキャッシングすることができます。しかも手数料は無料でした!
ATMからキャッシングする方法
以下の順でATMを操作してキャッシングします。
- ENGLISHを選ぶ(日本語はありませんでした)
- クレジットカードを挿入し、パスワードを入力する
- クレジットカードの種類(ブランド)を選ぶ
- 引き出し(withdrawal)を選ぶ
- CREDIT ACCOUNTを選ぶ
- 金額を入力する
- クレジットカード、現金を受け取る
このような流れで現金を手に入れることができます。
このときの注意点が2つあります。
1つめは、クレジットカードの種類(ブランド)を選ぶときにJCBではなく、cirrusを選ぶことです。JCBもcirrusも画面に表示されているのですが、最初にJCBを選んで進めたところ、キャッシングはできませんでした。次に全く同じ手順でcirrusを選んで進めると無事にキャッシングできました。
2つめは、キャッシングできる金額は1,000元単位であることです。細かいお金も欲しかったので9,900元と入力してみたのですがエラー表示となり、金額の再入力が求められました。
後日:キャッシングした分を繰上返済してみた
キャッシングした翌日、利用したクレジットカードの裏面に記載されている電話番号に連絡し、海外キャッシングの繰上返済をしたいと申し出ました。
このとき、クレジットカードの引き落としに使っている銀行と支店名を聞かれるので予め準備しておきましょう。
電話してみた結果、
- JCBでは繰上返済の締切が14時であり、その時間を過ぎていたため、翌日の返済として金利が計算されること。
- JCBに伝票がまだ届いていないため、届いたら折り返し電話すること。
- 伝票がいつ届くかに関わらず、電話した時点で金利が決まること(今回は電話した翌日となるため合計2日分)。
となりました。
つまり、伝票が未着だろうと、電話して返済意思を示せばその時までの金利でOKであるようです。
僕の場合、9,000元をキャッシングして以下の結果となりました。
- 元金33,793円(交換レート3.75480)
- 金利33円(2日分)
- 手数料は無料
両替をするよりもレートが安い上に、繰上返済してしまえば金利も極小で済みますので、海外での現金入手はキャッシングがお得です。
ちなみに、繰上返済はJCBの口座に振り込む形式となり、その口座は三菱UFJ銀行でした。
そのため自分が利用している銀行口座によっては、JCBの三菱UFJ銀行口座への振込手数料がかかる可能性もあります。
僕の場合は、自分が利用しているのも三菱UFJ銀行なので、振込手数料は無料でした。
JCBクレジットカードの引き落とし口座は三菱UFJ銀行にしておくと、繰上返済時の振込手数料までも無料にできるのでオススメです。
現金を手に入れたのでMRTへ・・・
ATMでのキャッシングで現金を手に入れ、意気揚々とMRTで台北市内へと向かうことにします。
しかし、ATMで1,000元単位でしかキャッシングできなかったことが、あんな形で襲ってこようとはこのときは知る由もなかったのでした・・・
こちらの記事へつづく!
