雙連駅の近くを何度も歩いていると、いつも混んでいる水餃子屋さんがあることに気が付きました。
ただ、昼間はそんなに混んでいないのに、夕方~深夜にかけてはお客さんがひっきりなしなのです。
気になって調べてみると、昼と夜で2つの水餃子屋さんが営業しているようです。
台北では混んでいるお店は間違いないという法則があるので、夜の方のお店で水餃子をテイクアウトしてみました。
昼と夜で2つの水餃子屋さんが営業
昼は『三五水餃』
昼は『三五水餃』というお店が営業しています。
と言っても、お店の場所や設備は共有しているようで、夜になっても上の写真のように三五水餃の看板が残ったまま『雙連高記』が営業しています。
地図(建物)的には、向かって左側の建物が『三五水餃』で、右側の建物が『雙連高記』となっているのですが、実態は昼と夜で2つの水餃子屋さんが2つともの建物を使って営業しているという感じになっています。

何このシステム!
夜は『雙連高記』
夜は『雙連高記』というお店が営業しています。
僕たちが前を通りかかった時の印象になりますが、昼の部よりも夜の部の方がお客さんが多いように思いました。

あそこの水餃子屋さん夜はいつも混んでるよね?!
と気になったので、テイクアウトしてみることにしました。
Googleマップのクチコミから
Googleマップのクチコミを見てみると、昼の『三五水餃』は店員の態度が悪い!という辛辣コメントが見受けられます。
夜の『雙連高記』にもそういうコメントがあるのですが、こちらは店主が丁寧にコメントを返していました。
内容を要約すると
- 『三五水餃』とは父の代から共有しているが、営業時間とスタッフは明確に違う。
- 『雙連高記』は16:15~23:00(月~金)、9:00~20:30(日)の営業。
- この営業時間にまた来てください。
とのこと。
確かに、『三五水餃』の営業時間は8:30~16:00のようなので、日曜日以外は営業時間がかぶっていません。
実際に前を通りかかったときも昼はそんなに混んでいないのに、夜はいつも混んでいたので、台湾の地元民はちゃんと分かって使い分けているのだと思います。
『雙連高記』の水餃子と酸辣湯
テイクアウト
夜の8時頃に行ってみましたが、やはりめちゃくちゃ混んでいました。
店内は満席で、内用・外帯ともに列が出来ていました。
外帯の看板が立っている列に並んでしばし待ち、水餃子と酸辣湯を注文です。
このお店のメニューは他には小皿しか無いので、迷いようがありません。
注文して出来上がりを待っている間に、タレなどの調味料をゲットします。
ちっちゃなナイロン袋にタレやお酢を入れるのですが、これが結構難しい・・・。
こんな感じで調味料を持ち帰ります。
水餃子は紙箱入り、酸辣湯は紙カップ入りです。
それでは実食!
水餃子
韮黃水餃10個 60元(220円)
韮黃はたぶん黄ニラです。
写真でも分かると思うのですが皮がモッチモチで、これぞ水餃子!という正統派です。
中身を割るとこんな感じ。
黄ニラと豚ひき肉が入っており、思ったよりもお肉多めです。
お肉多めなのですが、黄ニラの風味が良いのか、パクパク食べられちゃいます。
『人和園雲南菜』で夕飯を食べてきて、さらに夜食としてテイクアウトしたのですが、2人で10個は一瞬でペロリでした。
地元民にも観光客にも大人気の『雙連高記』ですが、この水餃子の美味しさと安さなら納得です。
お店は混んでいることが多いので、夜食用にテイクアウトしてホテルで食べるのが良いかもしれませんね。
酸辣湯
酸辣湯 30元(110円)
出汁が効いていて具材もたっぷりですが、総合的には正直ふつーの酸辣湯です。
30元と激安なので水餃子のお供に買ってもいいと思いますが、お酒呑みの方であれば水餃子だけ買ってお酒のツマミにした方が良いかも。

酸辣湯はお好みで!
アクセス
基本情報
住所:10491台北市中山區民生西路17號
営業時間:16:15~23:00(月~金)、9:00~20:30(日) 土曜定休
雙連駅から徒歩1分です。