迪化街には南の方(北門駅の方)から来る観光客が多く、おこわが有名な『林合發油飯店』や孤独のグルメで訪れていたお店も南側にあります。
一方で注目したいのが北の方(勝手に通称:奥迪)です。
有名な青木由香さんのお店『你好我好』があったり、オシャレなドリンクスタンド『良記茶葉』があったりと奥渋ならぬ”奥迪”エリアとなっています。
そんな”奥迪”エリアにあるデザート屋さん『夏樹甜品』をご紹介します。
台湾デザートといえば豆花ですが、『夏樹甜品』の看板メニューは杏仁豆腐です。
“奥迪”のデザート屋さん『夏樹甜品』
お店構え
『夏樹甜品』の店頭はこんな感じ。
店名の横には、杏仁豆腐、雪花冰(かき氷)、冷熱甜湯(おしるこ)と並んでいます。
ということで最初に書いてあることから分かる通り、看板メニューは杏仁豆腐です。
杏仁豆腐よりも柔らかい杏仁豆花もあり、とにかく杏仁推しなお店です。
店内は意外に広い
のれんをくぐって店内に入ると、4人テーブルが2つで狭そうに見えるのですが、実はカウンターの右側に細長い部屋があり、10人くらいが横一列に座れるようになっています。
意外に席があるという印象に変わるとともに、これは1人客にも嬉しい作りですね。
メニュー
壁に掛けられたメニューです。
昔は値段入りだったようですが、(ちょこちょこ値上げしているからか)値段は書かれなくなっています。
カウンターにあるメニューにはちゃんとお値段が書いてありますので、注文時にご確認ください。
メニューは日本語化もされており、店員さんも簡単な日本語ができるので、中国語が分からなくても大丈夫です。
日本人にも台湾人にも人気あり
メニューが日本語化されていたり、日本人がオススメしているお店でもあるので、店内の日本人率は結構高いと思います。
それでも日本人ばかりということはなく、ちゃんと台湾人のお客さんも入っていました。
価格的にはちょい高かな?という印象もありますが、健康に気を遣って天然食材を厳選しているそうなので、価格的にちょい高な分だけ物も良いのだと思います。
『夏樹甜品』の杏仁豆腐
雪耳杏仁豆腐(白きくらげ)
雪耳杏仁豆腐 70元(260円)
妻が異様に白きくらげが好きなので、これを注文したようです。
『夏樹甜品』では追加トッピングが1種類10元で楽しめますが、まず初回ということでシンプルな杏仁豆腐にしてみました。
杏仁豆腐が看板メニューなので、杏仁の香りが強いかも?と思ったのですが、そんなことはなく、むしろ優しい杏仁の香りで上品です。
ほんのり甘くてふわっとした杏仁豆腐と、ほぼ無味で食感が楽しい白きくらげという正反対な2つの食材が上手く一体化していて食べ飽きません。
量が少ない訳ではないので、2人で1つにしましたが、あっという間に完食です。
また食べたくなる杏仁豆腐
素朴でシンプルだからこそ、上品で飽きのこない杏仁豆腐だと思いました。
台湾デザートというと豆花やかき氷が主流ですが、杏仁豆腐もたまには良いですよ!
こんど迪化街に行ったときにも再訪したいです。
アクセス
基本情報
住所:103台北市大同區迪化街一段240號
営業時間:10:30~18:30(無休)
北門駅からは徒歩15分、大橋埠頭駅からは徒歩9分です。
ちなみに以前は『夏樹甜品 農安店』が行天宮の近くにあったのですが、閉店してしまっており、『夏樹甜品』を楽しむにはここ大同区迪化街に来る必要があります。