迪化街の有名店の1つ『妙口四神湯 包子專売店』です。
店名の通り四神湯というスープと包子(肉まん)のみを販売しているお店ですが、その肉まんが美味しいと度々ガイドブック等に取り上げられています。
実際に食べてみたところ、胡椒がピリリと効いた醤油味の餡がめちゃくちゃ美味しく、台北でちょこちょこ肉まんを食べている僕ですが、これまでのナンバーワンに輝く絶品でした。
迪化街を訪れたら、小腹が空いてなかろうが、絶対に食べていただきたいものの1つです。
四神湯と包子の専門店『妙口四神湯 包子專売店』
にくまん1つ20元/四神湯1杯60元
こちらが『妙口四神湯 包子專売店』の看板。
お店と言うより屋台に近いのですが、同じ場所で看板を出して営業していますので、簡単に見つけることができると思います。
肉まん1つ20元(80円)と四神湯1杯60元(230円)というリーズナブルさです。
ちなみにこのお値段は、雙連の名店『阿桐阿寶四神湯』と全く同じです。
ただし、僕たちが行ったときはなぜか(開店直後だったため?日曜だったから?)か四神湯は販売していませんでした。
12時開店を待つ台湾人で大行列
『妙口四神湯 包子專売店』の営業開始は12時。
僕たちは12時のちょっと前にお店に着いたのですが、すでに地元の台湾人で大行列ができていました。
開店と同時に大量に販売されていく肉まん。
▼店頭には肉まんが山になっています。
▼こんな蒸し器で肉まんをふかします。
10個買うと1個おまけということもあって、大量に買っていくお客さんもいます。
タイミングによっては蒸した肉まんが品切れになって、蒸し待ちになる可能性もあります。

それはそれでアツアツの蒸し立てが食べれるのでOKかも?!
包子(肉まん)を食べてみた
どこで食べる?
『妙口四神湯 包子專売店』はお店というより屋台なので、どこで食べる?問題があります。
地元の台湾人は肉まんを持ち帰りでどこかに去っていくのですが、観光客は2つの選択肢があります。
- お店にあるプラスチックのイスで食べる
- 食べ歩きする
一応、テーブルとイスがあるので座って食べられるのですが、テーブルの上は在庫の肉まんでいっぱいだったり、テーブルとイスは普通に歩道に置いてあるので通行人の邪魔だったりと、居心地は良いとは言えません。
一方の食べ歩きも、肉まんだけなら良いかもしれませんが、四神湯もあると難しいです。
そこで提案したいのが、第3の選択肢、歩いて3分のところにある大稲埕碼頭広場で食べる!というものです。
▼こちらが大稲埕碼頭広場への入口
『妙口四神湯 包子專売店』の目の前の大通りを西に進んでいくとこの入口があります。
広場には座れる場所もありますし、景色も良いので、ここで肉まんを食べることをオススメします。
胡椒の効いた絶品肉まん
前置きが長くなりましたが、ついに『妙口四神湯 包子專売店』の肉まんを食べてみました!
これまで色々なお店で肉まんを食べてきましたが、ほとんどのお店は仕入れたものを蒸しているだけ。
しかし、『妙口四神湯 包子專売店』はおそらく自店で作っているオリジナル。
餡は甘じょっぱい醤油で味付けされており、さらに胡椒がピリリと効いています。
普通の肉まんというよりは、肉まんと胡椒餅の中間くらいとイメージしていただけば良いと思います。
一口かじって写真を撮ったのですが、この後は美味しすぎて一気に食べてしまいました。
僕が胡椒好きなのでちょっと贔屓してしまいますが、台北で食べた肉まんでナンバーワンの美味しさです。
大阪の551蓬莱や神楽坂五十番の肉まんも負けず劣らず美味しいですが、この値段と胡椒の効かせ方は『妙口四神湯 包子專売店』ならではだと思います。
肉まん好きもしくは胡椒好きの方であれば、台北(迪化街)にお越しの際は絶対に食べてみてほしいです。
四神湯と肉まんといえば
偶然なのか分かりませんが、四神湯と肉まんは雙連の名店『阿桐阿寶四神湯』と全く同じ値段でした。
しかし、肉まんを食べ比べてみた結果としては、ここ『妙口四神湯 包子專売店』の圧勝です。
四神湯は残念ながら食べられませんでしたが、Googleマップの口コミなどを見てみると、『妙口四神湯 包子專売店』はそんなに評判は良くないようです。
おそらく四神湯は雙連の名店『阿桐阿寶四神湯』の勝ちではないかと思います(ぜひ今度は実際に食べ比べたい・・・)。
▼雙連の名店『阿桐阿寶四神湯』についてはコチラ!

アクセス
基本情報
住所:103台北市大同區民生西路388號
営業時間:12:00~17:00(月曜定休)
MRT北門駅から徒歩11分です。