台湾に来て3週間ほど経ちました。
色々なお店で色々なものを食べましたが、ここまでのナンバーワンは、迪化街にある『林合發油飯店』のおこわです。
迪化街はからすみやお茶や雑貨などのお土産を買うというイメージが強いですが、迪化街に行ったなら『林合發油飯店』のおこわを絶対に食べてみてほしいです。
それほどの超オススメ具合で、『林合發油飯店』のおこわをご紹介します。
迪化街とは
迪化街の読み方
迪化街は「てきかがい」と読みます。中国語をカタカナ表記するとディーホアジエとなります。
古くからの商店・問屋街で、今でも道の両側にずらりとお店が並んでいます。
日本統治時代には「永楽町」と呼ばれていて、その名残として迪化街の中の市場は永楽市場となっています。そしてこの永楽市場にオススメのお店『林合發油飯店』はあります。
迪化街への行き方
北門駅から北へ徒歩10分くらいです。
どの駅からも少し離れているのでタクシーで向かってしまう人も多いかもしれません。
北門駅から北に向かっていくと見える迪化街の入口(南側)です。
旧正月前は激混み!
旧正月の1週間前に行ったためか、迪化街は旧正月の飾り付けがあり、旧正月用のお菓子や食材などが売られていて、人でいっぱいでした。
例えるなら年末のアメ横といった雰囲気です。
迪化街は両側に建物(お店)があるため、途中で横に抜けることができません。
そのため、この人混みに突入したら、迪化街の最後まで抜けないとなりません。かなり大変でした・・・。
年末のアメ横のように、お店の方々が声を張り上げ、マイクを使い、からすみやらお菓子やら豆類やらを売りさばいていました。
『林合發油飯店』のおこわ
本題の『林合發油飯店』のおこわについて説明したいと思います!
『林合發油飯店』の場所
迪化街の入口(南側)から北に100mほど進むと、右手に永楽市場があります。
この永楽市場の入口付近に『林合發油飯店』はあります。
行列があるのですぐ分かると思いますが、念のため、この看板を確認しましょう。
『林合發油飯店』は大行列
旧正月前なので行列だったのかと思いきや、普段から行列が絶えない人気店であるそうです。
お昼頃には売り切れ閉店になることもあるそうなので、午前中に行かないとおこわをゲットできません。
行列とは言っても、持ち帰りしかないので、サクサク進みます。
と思っていたら、しばらく止まってしまいました。
なんだろう?と思って前をうかがうと、おこわが無くなったので炊き上がるのを待っているようです。しばらくすると大量のおこわが運ばれてきて、また販売がスタートします。
販売が止まると待ち時間が増えますが、その分、炊きたてのおこわが買えるということなので、我慢するかいもあります。
おこわの販売方法・値段
日本語のメニューもあると言われていますが、僕達が行ったときには出てきませんでした。
- おこわ 1斤(600g) 90元(330円)
- おこわ 半斤(300g) 45元(170円)
- 鶏モモ 1本 70元(260円)
- たまご 1個 10元(40円)
おこわは1斤か半斤か選べますが、1人分なら半斤で十分です。なんなら2人で半斤(+鶏モモとたまご)でも良いと思います。
オススメは、おこわ半斤、鶏モモ1個、たまご1個です。これで125元(460円)ですが、立派なおこわ弁当になります。
永楽市場を出てその辺にあるベンチなどで座って食べても良いですし、ホテル等へお持ち帰りしても良いです。
2019年に再再訪してみたところ、値上げされたようです。
おこわが1斤100元になっていました。
- おこわ 1斤(600g) 100元(370円)
- おこわ 半斤(300g) 50元(190円)
- 鶏モモ 1本 70元(260円)
- たまご 1個 10元(40円)
おこわ半斤、鶏モモ1個、たまご1個のオススメおこわ弁当で130元(480円)となりました。
おこわも鶏も卵も全てが美味しい
おこわ半斤、鶏モモ1個、たまご1個のおこわ弁当です。
おこわの上には、しいたけとそぼろ肉が乗っていて、日本の駅弁的な味付けのあっさり版とイメージすれば近いと思います。
おこわは日本のもち米よりはパラパラとしている細長いお米です。写真の色を見ると味が濃そうにも見えますが、思ったよりあっさりしているので、一気に完食できてしまいます。
そして、『林合發油飯店』のすごいところは、おこわだけでなく、鶏モモも卵も美味しいところです。この2つも台湾に来てナンバーワンです。
鶏モモは冒頭の写真のように店のカウンターに放置されているのですが、食べてみるとびっくりするくらいシットリ柔らかいです。てっきりパサパサかと思ったのですが良い意味で裏切ってきます。味付けも台湾らしいというより、日本の鶏弁当な感じです。
卵も見ての通り、しっかり味が染み込んでいます。かといって、八角がキツイという感じは全くなく、台湾料理に飽き飽きしていても食べられる味です。
再訪:注意!販売は13:00まで
迪化街に平日15時ころに再訪しました。当たり前ですが、誰もいない…。
このお店は13時までの営業で、さらに売り切れ次第終了のお店。早めに行ってゲットしましょう。
再再訪:どうしても食べたい!
2019年の台北旅行でも、どうしても『林合發油飯店』のおこわが食べたい!ということでまた買いに行ってしまいました。
それも、日曜のお昼過ぎに行ったところ売り切れていたのですが、どうしても諦めきれず、翌日は予定を変更して午前中に買いに行きました。

どうしても、絶対に食べたい!
ということで買いました。
これから台北に行くたびに食べてしまうことになりそうです・・・。

それくらい美味い!
おこわ弁当(勝手に命名) 130元(480円)
おこわ半斤、鶏モモ1個、たまご1個のオススメおこわ弁当です。
真上から写真を撮るとこんな感じ。
ここのおこわ弁当はもう”パーフェクト”以外の言葉が見つかりません。
2人で猛烈な勢いで完食しました!
おこわ大好きな僕が自信をもってオススメします
何を隠そう僕はもち米が大好きで、お餅はもちろん、おこわもちまきも大好きなんです。
そんな僕が、『林合發油飯店』のおこわは絶対に食べるべし!と自信をもってオススメします。
むしろ、『林合發油飯店』のおこわを食べるためだけに迪化街へ行った方が良いという勢いでオススメします!
もし、ここのおこわが口に合わないようだったら・・・他のグルメ記事を見て別のオススメのお店に行ってください^^