高雄はキンカンの豆花が有名らしい!
柑橘好きな我々のデザートにちょうど良さそうなので、早速行ってみることにしました。
高雄の「金桔豆花(ジンジュードウファ)」とは?
柑橘好きにはたまならいスイーツ
「金桔(ジンジュー)」とは、日本でいう「金柑(キンカン)」のことです。
シロップに漬けた金柑を豆花にトッピングして食べるのが「金桔豆花(ジンジュードウファ)」。
台北では1度もこのような豆花は見たことがなく、今回高雄に行くに当たってネットで調べて初めて知りました。
柑橘好きにはたまらないビジュアルで、絶対美味しいだろ~と期待が膨らみました。
行くっきゃないっ
というわけで、早速行ってきたのでレポートしたいと思います!
高雄には金桔豆花の名店が2つある
高雄には金桔豆花の名店が2つあるそう。
最も有名なのが『吳家金桔豆花』という老舗。甘酸っぱい金柑のシロップ漬けとプルプルツルツルののどごしの良い豆花が大人気。公式FBの情報だと民國14年(1925年?)からある超老舗のようです。
しかし、我々はホテルから比較的近くて次に人気の『王家手工豆花』に行ってみることにしました。こちらは民國52年(1963年?)創業と看板にあったので『吳家金桔豆花』よりだいぶ後ですが、それでも老舗ですね。
ちなみに、Googleマップでは『王家手工豆花』という表記なのですが、お店の看板は『鹽埕王家 甜湯之家』だったので、それが本当の店名だと思われます。(しかし、このブログではGoogleに寄せて『王家手工豆花』で統一します)
『王家手工豆花』どこにある?
MRT鹽埕埔駅の3番出口から徒歩4分ほど。
徒歩1~2分圏内に有名なかき氷店『高雄婆婆氷 旗艦店』もあるのでハシゴするのもオススメ。ほかにも、魚介スープの名店『虱目魚米粉』やアヒル滷肉飯の有名店『鴨肉珍』も徒歩1~2分圏内。観光に非常に便利な立地です。
いざ、来店!
渋い店構えがいい
閉店間際にもかかわらず、地元の人たちが並んでます。
ちなみにカウンターの頭上に「打狗美食」と書かれてますが、「高雄」は日本統治時代より前は「打狗」だったらしいです。
イートインの座席は、台湾でよく屋外の形式。台北の場合は雨天が多いので屋根の下にテーブルがあることが多いですが、高雄は雨が少ないせいか半数の座席が屋根ナシでした。開放的でいいですね。
メニュー
豆花メニューは下の段です。よく見ると、そのまた下にでっかい赤い銀紙が貼ってあり「招牌金桔檸檬豆花(看板メニュー キンカンレモン豆花)」とあります。
「招牌(ジャオパイ)」は「看板メニュー」の意味。
これだけ覚えておくと、いろんな店で役に立ちます!
綜合豆花(金桔檸檬+花生トッピング)45元
「綜合豆花(総合豆花)」はトッピングを2種選べるので、金桔檸檬(キンカンレモン)と花生(ピーナッツ煮)をトッピングして貰いました。
Googleのクチコミを見ると、金桔檸檬(キンカンレモン)と珍珠(タピオカ)をトッピングしている人も多かったです。個人的には台湾の柔らかいピーナッツが大好きなので、ピーナッツにしました。
うん、金柑が爽やか。うまい!
豆花はしっかりめの食感。プルプルと言うより絹豆腐に近い感じで、豆の味が濃いです。ピーナッツも柔らかくてとても美味しい。
キンカンのシロップ漬けは皮までやわらかく、そのまま食べれます。豆花の下に金柑シロップを少し入れてくれており、爽やかな風味が広がります。
フルーティー!
ただ、この注文の方法(「綜合豆花」に金桔檸檬と花生トッピング)だと、ピーナッツの汁でキンカンレモンのシロップがちょっと薄まった感じもありました。
もしかすると「金桔檸檬豆花」を単品で頼んだ方が、シロップの風味をダイレクトに味わえるかもしれません。
しかし総合的に大満足な豆花でした!おすすめです。
「金桔豆花(ジンジュードウファ)」、台北でも売れると思うのですが・・・なんでナイんですかね?(それか我々が知らないだけ?)
アクセス
王家手工豆花
住所:高雄市鹽埕區新樂街213之6號(MRT鹽埕埔駅3番出口より徒歩4分)
営業時間:11時00分~20時30分
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