夕飯を『明月湯包』で食べた後、これまた地元の台湾人のオススメで、通化夜市(臨江街観光夜市)の『御品元冰火湯圓』にデザートを食べに行くことにしました。
“湯圓”と呼ばれるアツアツなお団子が冷たいかき氷に乗っているスイーツが台湾人に人気なのだそうです。
なんと2019年のミシュランガイド・ビブグルマンにも選出されました。
実際に行ってみてもお店は繁盛していて期待大だったのですが・・・

食べてみると「あれ・・・?」と良さが分かりませんでした
ということで、実際に食べてみた様子を忖度ナシで正直にご紹介したいと思います。
通化夜市の『御品元冰火湯圓』
地元民多め?の通化夜市
通化夜市(臨江街観光夜市)は、台北の夜市の中では、日本人への知名度はまだまだ低い方なのではないでしょうか。
ローカル色強めで、規模もそう大きくなく、路地はかなり暗いので、観光客向けではなくて地元民向けだと思います。
日本人女性の1人旅っぽい人もちらほら見かけましたが、ほんとに路地は暗いので気をつけてください(台湾は安全だと言っても注意するに越したことはないです)。
人気店『御品元冰火湯圓』
夜20時頃に行ってみましたが、数人並んでいる状態で、店内は満席。

かなり人気のあるお店だね
ちなみにGoogleマップのレビューも1,600件のクチコミがあり、通化夜市でも群を抜いて多いです。
回転は早いのですぐに席に着くことができました。
日本人も数組いたので、日本人にも知名度の高いお店のようです。
メニュー
看板メニューは1番の桂花芝麻湯圓です。
これはゴマ団子なのですが、2番の花生湯圓であればピーナッツ団子になり、総合湯圓であれば2つの味が楽しめます。
全て熱いものと冷たいものがあるのですが、台湾人のオススメ通り、熱いものを注文してみました。
看板メニューの桂花芝麻湯圓を実食
桂花芝麻湯圓
桂花芝麻湯圓 70元(260円)
アツアツのゴマ団子が、大量のかき氷の上に乗っています。
ゴマ団子の熱さで氷が溶けている状態です。
ゴマ団子を食べてみるとこんな感じ。
とろーっとゴマが流れ出てきて、これは美味しい。
ただこれ、当たり前なのですが、氷の上に乗っているのでゴマ団子はすぐに冷たくなります。
冷たくなったゴマ団子は、アツアツよりも美味しさダウン・・・。

これ、別々の方が良くない?
気を取り直して、かき氷の方ですが、ガリガリしていて北陸あたりに降る重い雪みたいな感じです。
氷自体に甘い味が付いているのですが、それよりも甘いゴマ団子を食べたばかりなので、甘さがあまり感じられない状態なのです。

やっぱり別々の方が良くない?
かき氷は追い蜜で
店内にはセルフサービスで桂花蜜とレモン汁が置いてあり、自分でかき氷にかけて食べるようです。
かき氷はかなり多いので、嬉しい人もいるかもしれませんが、僕たちは途中で飽きてしまいました。
アツアツのゴマ団子と冷たいかき氷ということで、「意外な組み合わせ。どうなるのかな~?」と興味津々だったのですが、実際に食べてみると「やっぱり、別々の方が良くないか?」という感想でした。
台湾人や日本人に人気があるようなのですが、僕たちには良さが理解できませんでした。
対応策としては、冷めないうちにものすごい勢いでアツアツごま団子を平らげ、その後に桂花蜜とレモン汁の蜜をたっぷりかけてかき氷を味わう、という感じでしょうか。
これだけ人気があることも鑑みると、確かに珍しいスイーツなので、ひとつの体験としては面白いかなと思いました。
アクセス
基本情報
住所:106台北市大安區通化街39巷50弄31號
営業時間:17:30~0:00(土日)、18:00~0:00(月~金)
Webサイト
公式サイト:http://www.tpypy.com/