光復市場というところに、めちゃくちゃ美味い野菜まんのお店があるらしい。と妻が予定に組み込んでいたのですが、大して気にしていなかった僕です。
というのも、台湾では美味しい”包子”は多く食べていて、例えば、
- 『妙口四神湯』の肉まん
- 『老蔡水煎包』の焼き小龍包(”包子”とはちょっと違うかも?)
がお気に入りです。
そこへ来て、野菜オンリーの野菜まんを食べに行こうと言うものですから

そんなに美味しいのそれ・・・?
と思っていました。
ごめんなさい、ここの野菜まんめちゃくちゃ美味しかったです。
前評判が高いことは聞いていたのですが、まさかこんなに美味しいとは。
ということで、『極品光復素食包子』の野菜まんをご紹介します!
光復市場にある素食の包子屋さん
店名は『極品光復素食包子』と『光復市場素食包子』のどっちなの?
こちらが光復市場で野菜まんを販売しているお店です。
日本人にもかなり有名でブログ等で紹介されていますが、店名が『光復市場素食包子』としている方も多いです。
ただ、Googleマップで調べてみると『極品光復素食包子』と出てきます。
どちらが正しいのかは分かりませんが、同じお店を指していますので、ここではGoogleマップに従って『極品光復素食包子』という店名としてご紹介していきます。
ちなみに、光復市場という建物があるのですが、『極品光復素食包子』はその中にある訳ではなく、いわゆる場外市場らしきところにあります。
光復市場、光復市場・・・と探して行くと見つからないと思いますので、Googleマップで『極品光復素食包子』を検索して行くことをオススメします。
素食の包子とは?
店名にもなっている”素食”と”包子”について少し解説を。
台北では街の至るところで”素食”の看板を見かけますが、これはベジタリアンのことです。
ベジタリアンじゃないから関係ないと思う方も多いと思いますが、覚えておいて損はありません。
というのも、台湾のB級グルメは肉と油と糖で出来ていると言っても過言ではなく、野菜がなかなか摂れないので、野菜を食べたくなったときには”素食”が目印になるという訳です。
次に”包子”ですが、蒸したフカフカしたものに具が包まれているというものです。
日本の肉まんや餡まんを思い浮かべればOKなのですが、台湾ではその具がまた色々とあるのです。
今回ご紹介する”野菜まん”も日本では見かけたことがないものです。
『極品光復素食包子』の野菜まん
種類豊富でデカイ!
まず見て欲しいのはこの大きさです。
日本のコンビニの普通の肉まんサイズではなく、ちょっと高い特製肉まんみたいなものがあると思いますが、それのさらに一回り大きいサイズです。
朝食に食べるなら1人1個でお腹いっぱいです。
そして野菜まんだからといって1種類だけなのではなく、
- 雪菜(看板メニュー)
- 大根ときくらげ
- キャベツ
- きのことたけのこ
- いんげん豆
- 酸菜(漬物)
- 黒ごま
- あんこ
など、種類豊富です。
ただし、野菜まんは数種類ごとに蒸して販売しているので、行ったタイミングによっては買えないものもあるかもしれません。
具材どっさり!旨味たっぷり!
雪菜まん 25元(90円)
とりあえず看板メニューである雪菜まんはほぼいつでも買えると思います。
食べてみると驚くほどの具材のぎっしりさ!
そして野菜だけとは到底思えない旨味のたっぷりさ!

うまーーー!

野菜だけでこんなに美味いの?!
2人で1個にしたのですが、あっという間に完食してしまいました。
数々の肉まんやその他”包子”のようなものを食べてきましたが、『極品光復素食包子』の野菜まんは本当に記憶に残る美味しさでした。
そうは言っても肉まんの方が美味いでしょ?と思う人にこそ、野菜まんを食べてみてほしいです。
ちょっと困るかも。食べるところがない
『極品光復素食包子』で美味しい野菜まんを買えるのは良いのですが、イートインスペースがある訳でもなく、近くに食べられそうなスペースもありません。
隅っこの方で立ち食いするか歩き食いするしかない状態になります。
落ち着いて食べたい!という方にオススメなのは徒歩1分ほどの距離にある”正和公園”です。
ここなら近いですし、ベンチもあるので座って食べることもできます。
他には、ちょっと遠くなりますが国父紀念館・中山公園まで行くという手もあります。
アクセス
基本情報
住所:110台北市信義區光復南路419巷95號
営業時間:6:00~13:00(月曜定休)