人気店『師園鹽酥雞』で台湾の病みつきB級グルメを初体験。観光客でも簡単に注文できる方法。

グルメ
妻

いま1番食べたい台湾料理は?

と日本に住んでいる台湾人たちに聞くと、

台湾の友人
台湾の友人

やっぱり、

鹽酥雞(イェンスージー)

と一斉に盛り上がる怪現象。

特にコロナ禍で台湾においそれと渡航できない期間には、「鹽酥雞を思い出したら禁断症状が出てきた・・・」と、台湾BOYS&GIRLSがワナワナしだす始末でした。

妻

一体どんな食べ物!?

次回、台湾行ったら食べよう

ということで今回は、台北の若者に圧倒的支持を受けている師園鹽酥雞(シーユェンイェンスージー)に行ってきました。

その時の様子や注文方法などを詳しくお伝えしていきます。

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台湾B級グルメ「鹽酥雞」とは?

揚げたてが病みつきになる

師園鹽酥雞 公式Facebook

「鹽酥雞(イェンスージー)」の「鹽」は塩、「酥」はサクサク、「雞」はチキンの意味。

いわゆる唐揚げのことです。

一口サイズの鶏肉・海鮮・野菜などの様々な具材を唐揚げにしてスナック感覚で楽しみます。台湾の夜市屋台などでよく見かけます。

好きな具材を自分で選んで店員さんに揚げてもらいます。揚げたての熱々をジュースで流し込むのが台湾の若者のジャンクな日常。

友達の家で大勢で遊ぶときなどは、誰かが鹽酥雞を買って差し入れることが多いらしいです。

妻

鷄排(ジーパイ)の次は

鹽酥雞(イェンスージー)が来る!

かも・・・

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鹽酥雞の人気店『師園鹽酥雞』とは?

師大店 (師園鹽酥雞 公式FB)

台北市内に2店舗

台北の若者の圧倒的支持を受ける人気店師園鹽酥雞(シーユェンイェンスージー)は1984年から創業する老舗の鹽酥雞専門店。

台北市内に2店舗あります。

・“台湾の原宿” にある西門店
・大学エリアにある師大店

師大店「師大夜市」という夜市の中にあります。師大夜市周辺には、台湾で最も優秀な学生が集まる台湾大学や、外国語学習でも有名な師範大学などがあり、西門町と同様に若者が多く生息する街です。

やはり、若者に特に需要があるジャンクなB級グルメ鹽酥雞(イェンスージー)ならではの店舗展開です。

師園鹽酥雞 師大店

師大店は本店にあたります。店前に食材がずらりと並んでいて屋台感満載。しかし、実は奥にきれいなイートインスペースがあり、鹽酥雞(イェンスージー)のお供に最適なジュースバーもあって、台湾の若者の憩いの場になっているみたいです。

師大店 (師園鹽酥雞 公式FB)

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実際に行ってみた

 西門店はクールな雰囲気

今回私たちは、師大店ではなく、ホテルから近い西門店のほうへ行ってみました。

『師園鹽酥雞 西門店』は、さすが“台湾の原宿”と呼ばれる若者の街にある店だけあって、若者ウケしそうなおしゃれ感が満載。

師大店同様、奥にきれいなイートインスペースがあり、ドリンクバーも楽しめるみたいです。

妻

桃の電飾のセンス!

オリジナルグッズがいっぱい

店には所狭しと『師園鹽酥雞』のオリジナルグッズが。

▲バッグの色使いがカワイイ。

▲TシャツもCool!!

▲コップもカワイイ。『師園鹽酥雞』のロゴがカワイイ。

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注文方法:裏技でカンタンに!

超絶美味しい鹽酥鷄(イェンスージー)が観光客にイマイチ広まらない原因としてあげられるのが、注文の難易度だと思います。

鹽酥鷄は基本的に好きな食材を自分で選ぶ&店員さんに揚げてもらう&お会計するので、多少のコミュニケーションが必要ですし、料金も明瞭かどうかわかりにくいところがあります。

そんな、観光客に敬遠されがちな鹽酥鷄ですが、今回ご紹介する師園鹽酥雞』は注文方法がカンタンなのが観光客にとって嬉しいポイント!

以下で詳しく解説していきます。

日本語メニューもある

▲『師園鹽酥雞』西門店は都会の真ん中なので、衛生面を考えてか、ガラスケースの中に具材が入っていました。

夫

潔癖な人にとっては

これもポイント高い

▲メニュー表は、英語、日本語、韓国語やその他の東南アジアの言語まで揃ってます。黄色が日本語です。

西門町は外国人に人気の観光地でもあるので、こうした気遣いが行き届いていて安心ですね。

観光客におすすめの注文方法

▲メニュー。

一応、食材の横に「グッド」のマークがついてるので、オススメを選びやすくしてくれてはいるのですが、なんせ初めてなので戸惑ってしまいました。

妻

ちょ、具材多過ぎ…!!

夫

やはり初心者には難しい・・・?

しかし・・・

▲メニューの上の方をよく見ると
雙人套餐(2名様セット)の文字が!
しかも「 台灣人都吃 (台湾人に人気)」とあります。

要するに「台湾人に人気の食材を6つ選んで、2人分いい感じで揚げるねという超便利なメニュー。価格も明瞭です。

妻

まさに、求めていたモノ!

ちなみに、2名セットの食材の内容は以下だそうです。

・鹽酥雞(鶏唐揚)
・魷魚(いか)
・甜不辣(さつま揚げ)
・四季豆(さやいんげん)
・雞蛋豆腐(たまご豆腐)
・杏鮑菇(エリンギ)

▲調味料の選択部分にもチェックを入れます。私たちは思い切ってニンニクを入れました。

妻

台湾人は「ニンニク絶対入れる」

って言ってたからトライ

ちなみに、後で聞いたら下記も台湾人にとってはポピュラーな具材だそうです。ご参考までに!

・豬血糕(豚の血のおもち)
・薯條(フライドポテト)
・雞皮(鶏皮)

紙袋でテイクアウト!?

今回は子連れだったので、持ち帰ってホテルでゆっくり食べることにしました。揚げたての鹽酥鷄をかなり立派な紙袋で持たせてくれました。

▲日本では、こんなショップバッグみたいな紙袋に揚げたての揚げ物を入れることはまずないので、ちょっと面白かったです。それにしても、すごいニンニク臭・・・。

妻

みなさんには申し訳ないけど、

MRTに乗ります・・・

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食べてみた

雙人套餐(2名セット)

雙人套餐 299元
妻

ホントに2人前!?多くない?

夫

10代だったら余裕だった

甜不辣(さつま揚げ)

この「甜不辣」は「甘くて辛くない」という意味ですが、発音は「ティエンブラァ」です。日本語の「天ぷら」を当て字にしたという説。(日本の一部地域で「さつまあげ」を「天ぷら」と呼んでいるため)
夫

何コレ、お菓子感すごい。

ジャンクな味

中身がスカスカで、味のある衣を食べている感じです。でも、水分がない分カリッとした食感が楽しくて、次々と食べてしまいます。

四季豆(さやいんげん)

ニンニクが効いた野菜、間違いない美味しさ。

雞蛋豆腐(たまご豆腐)

妻

いわゆる揚げ豆腐。

外サクサク、中ジューシー

魷魚(いか)

妻

中のイカ、柔らかい!

夫

うまっ

鹽酥雞(鶏唐揚)

妻

鶏肉大きくてジューシー!

夫

コレは王様だ

めちゃくちゃ美味しい。まさに王道の風格。友達と食べたら取り合いですよ。

薯條(フライドポテト)

妻

あれ?メニューになかったポテト発見!

夫

いっぱい入ってるよ。おまけ?

九層塔(台湾バジル)?

妻

なんかウマい草入ってた

夫

僕、コレ好きだな

おそらく、台湾料理に超使われる定番具材、「九層塔(台湾バジル)」だと思います。香り付けかも?

2人前以上のボリューム

妻

めっちゃ食べたのに、

まだこんなに残ってる…

夫

30代にはキツいぜ…

ニンニク&揚げ物のスゴイパンチ力なので、30代の我々にはちょっと多かったです。3人で食べても満足できる量だと思います。
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まとめ

というわけで今回は、台湾の若者たちが愛する「鹽酥雞(イェンスージー)」をご紹介しました!
手が止まらない美味しさ。酒好きにはもってこい。我々のような酒嫌いもジュースで満足できる。
かなりおすすめです。今回ご紹介した『師園鹽酥雞(シーユェンイェンスージー)』は観光客でもカンタンに注文できるお店、かつ味も文句ないので、ぜひチャレンジしてみてください!
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アクセス

師園鹽酥雞 西門店

住所:台北市萬華區成都路28號(MRT西門駅より徒歩1分)
営業時間:12時00分~0時00分
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おまけ

隣にある『清心福全』のジュースをお供に!

『師園鹽酥雞』の右隣に、ちょうどいい具合に清心福全(チンシンフーチュエン)というドリンクスタンドの有名チェーン店があります。

テイクアウトする際は、是非ここで冬瓜檸檬(冬瓜レモンジュース)」を買って鹽酥雞のお供にしてください。

檸檬のさっぱり感が揚げ物との相性抜群です。