台湾料理の中でも有名な魯肉飯はどの店にもあるメニューですが、めちゃくちゃ美味しい!と言える魯肉飯は中々ありません。
日本でいえば牛丼のようなもので、「早い安い普通に美味い」のですが、和食の中で「めちゃくちゃ美味しい」ものを聞かれても牛丼は出てこないのと同じだと思います。
それなら超有名店の魯肉飯を食べてみようではないかと言うことで、中正紀念堂駅近くの『金峰魯肉飯』に行ってきました。
行列ができるほどの大盛況で、店内は戦場のような雰囲気でしたが、やっぱりココの魯肉飯は美味しかったです。これまで食べた魯肉飯の中ではナンバーワンでした!
超有名店の『金峰魯肉飯』
行き方
中正紀念堂駅の2番出口が最寄りです。出口から徒歩1分かかりません。
営業時間は8:00~0:45と、朝早くから夜遅くまで庶民の味を提供しています。
上の写真は、中正紀念堂駅の2番出口から歩いていくと見える風景です。出口から激近で看板も大きいので見逃すことはありません。
行列ができることも
ご飯時には行列ができることも珍しくなく、平日の12時前に行ったのですが数人の行列が出来ていました。
店内は割と広く、回転も早いので、行列が出来ていても意外にすぐ入れると思います。
行列に並んでいると仕切りの店員のおばちゃんが、あっちのテーブル行けと案内してくれます。基本的に相席になります。
庶民的な安い食堂ですので、相席が嫌だったり、店員態度や衛生面などが気になる人には向かない店だと思います。
メニュー
こちらがメニューで、魯肉飯やスープ類、麺類、野菜類などがあります。
注文方法はこのメニューと同じような紙に記入して店員さんに渡す方式なので簡単です。
料理と一緒に注文した紙が戻ってきます。そこには合計金額が書き込まれているので、食べ終わったらそれを持って入口付近のレジへ行ってお会計です。こちらも簡単。
『金峰魯肉飯』の料理紹介
注文したもの
2人でランチに行きましたが、以下の注文をしました。
- 魯肉飯(中)2つ
- 苦瓜排骨湯
- 茹青菜(小)
合計で170元(650円)。ボリューム的にはちょうど良いくらいだと思います。
魯肉飯
看板メニューの魯肉飯です。
これまでに色々なところで魯肉飯を食べてきましたが、さすが超有名・超人気店の看板メニューだけあって、ここの魯肉飯がナンバーワンだと思いました。
おそらくバランスの良さが特徴で、お肉の脂身、スパイス、干し椎茸の旨みなどなどが絶妙なのです。
添えられた漬物が甘くてすっきりしていて、食欲復活に一役買っています。
苦瓜排骨湯
その名の通り、苦瓜(ゴーヤ)と、排骨(豚スペアリブ)が入ったスープです。
豚の肉と骨から出たダシに塩を加えたシンプルなものですが、美味しいです。
個人的にはもう少しスープの量を多くして欲しいのですが、逆に言えば具材は多めなので、具材に重きを置く人には満足の逸品だと思います。
茹青菜
茹青菜(小)は2~3人前といった量です。
こちらの茹青菜は普通の店より美味しいと思います。
油を上手く使って調理しており、こだわりが感じらます。
『金峰魯肉飯』の感想
イスは狭いし、相席になるし、店員さんは愛想なしと、さながら戦場のようですが、魯肉飯の味は満足できるものでした。これまでに食べた魯肉飯より美味しかったです。
台湾で本当に美味しい魯肉飯を食べたい!という場合には、ぜひとも『金峰魯肉飯』は候補を入れてほしいです。
魯肉飯の他に、茹青菜と好きなスープを頼めばランチにはちょうど良いと思います。
中正紀念堂に観光に来たついでのランチとしてもオススメします。
▼これまでに食べた魯肉飯についてはコチラ


