台湾しかも台中に来てまでインドカレーを食べたい人は極めて少数派だと思いますが、いついかなる状況であろうと食べたくなるのもまたインドカレーなのであります。
という謎のくだりで始めてみました。
何を隠そう、2ヶ月以上の台北滞在の後に台南→台中と移動し、旅も終盤になって、我々は台湾料理に飽きていたのです。
滞在中のスプレンダーホテルの道を挟んで向い側にあるインドカレー屋さんが魅力的に見えるのも無理はないことでしょう。
台中に来てまでインドカレーを食べたい!という極めて少数派の方に向けて、インドカレー店『香料屋印度料理(シャンリャオウーインドゥーリャオリー)』をご紹介したいと思います。
The Spice Shop『香料屋印度料理』
スプレンダーホテルの向い側
スプレンダーホテルの道を挟んで向い側にある、赤い看板が目印の『香料屋印度料理』です。
こじんまりとしたお店で座席数は20ほどですが、僕が見かけた限りでは、かなりの確率でお客さんで座席が埋まっていました。
台湾には日本のようにインドカレー屋さんがたくさんある訳ではなく、結構珍しいと言ってもいいくらいです。
価格的にも日本並か、むしろ高いくらいです。(日本のインドカレー屋さんって安いですよね)
この『香料屋印度料理』も1食1,000円くらいはかかるという高価格。
台湾に来てまでインドカレーを食べるのはコスパ的にもオススメしないよ!
店内は清潔でオシャレ
それなりのお値段がすることもあってか、店内は清潔でオシャレです。
ステンドグラス風のライトが綺麗だったので写真を撮ってみました。
写真でも伝わるかと思いますが、店内の雰囲気は良いので、台湾B級グルメの小汚いお店はもういいかな・・・と思った人にはオススメです。
アクセス
スプレンダーホテルの西側にあります。
11:30~14:00、17:30~21:30の2部制で営業しています。
夜の開店時間めがけて訪問したので分かりませんが、おそらくランチメニューとかは無いです。
インドカレーを食べてみた!
メニュー
メニュー写真を撮っていなかったのでお店のFBから引用しました。
左の列が野菜カレーで、下が前菜的なもの。
真ん中の列が鶏肉カレーと海鮮カレー。
右の列が牛・羊肉カレーで、下がナンやご飯です。
カレーに主食はついてこないので、例えば、チキンカレー280元+ナン50元で合計330元(1,200円)という感じになります。
ほら、結構高いですよね?
お店のオススメを注文!
メニューに星印の付いている、お店のオススメを注文してみました。
- カリフラワーとじゃがいものカレー
- チキンカレー
- 原味(普通の)ナン
- 白飯
それぞれ写真でご紹介します。
カリフラワーとじゃがいものカレー&チキンカレー
▲左が「カリフラワーとじゃがいものカレー」で、右が「チキンカレー」です。
「カリフラワーとじゃがいものカレー」は液体状のカレーというよりは、カレー風味の炒めものという感じです(インド料理的にはこれで合っています)。
▲チキンカレーにはちゃんとゴロッとした鶏肉が入っていました。
カレーはどちらもスパイス控えめのアッサリしたものです。
台湾ではインドカレーがそんなに普及していないこともあって、慣れない人でも食べられるように、かなりマイルドにスパイスを使っているのではないかと思います。
日本で本格的なインドカレーを食べているような人にとっては物足りないと思います。
ナンと白飯
▲ナンは焼き加減がイマイチかも?
日本のインドカレー屋さんでは巨大なナンが出てきたりしますが、ここ台中の『香料屋印度料理』では可愛らしいサイズ。
▲ごはんも可愛らしいサイズですが、ちゃんと細長いインディカ米でした。
変な臭みは全くありませんでした。
『香料屋印度料理』の感想
台湾長期滞在の終盤ということもあって、台湾料理に飽きてインドカレーを食べてみました。
1食1,000円くらいはしてしまうものの、日本のインドカレーよりもスパイス控えめで物足りない感じなので、コスパは良くないと思います。
それでも、スプレンダーホテルから激近(道を渡るだけ)である点や、店内が清潔でオシャレである点においては、台湾料理に飽きたという人にはオススメしても良いと思います。
同じインドカレー屋さんでは、台北で行った『馬友友印度廚房』の方が断然美味しかったです(こっちの方がお値段も高いですが)。
とは言え、『香料屋印度料理』も台湾人のお客さんは結構入っていましたし、台湾人旅行客(たぶん)にはある程度の人気はあるようです。
▼台北のインドカレー屋『馬友友印度廚房』についてはコチラ