台北の人気観光地である台北101や國父紀念館からも徒歩圏内の「光復市場(グァンフーシーチャン)」。台北の街中の活気ある市場です。
この市場に「めちゃくちゃ美味い野菜まんのお店がある」と妻が予定に組み込んでいたのですが、大して気にしていなかった僕です。
というのも、台湾では美味しい”包子”は当たり前。特に『妙口四神湯』の肉まんが、最近のお気に入り。
そこへ来て、野菜オンリーの野菜まんを食べに行こうと言うものですから、
ホントに美味しいの?
それ・・・
と思っていました。が、しかし・・・
ごめんなさい。
めちゃくちゃ美味しかった。
台湾リピーターがこぞって絶賛していたことは知っていたのですが、まさかこんなに美味しいとは・・・。
ということで、『極品光復素食包子』の野菜まんをご紹介します!
『極品光復素食包子』とは?
「光復市場」の野菜まん専門店
▲こちらが光復市場で野菜まんを販売している『極品光復素食包子(ジーピングァンフースーシーバオズ)』です。
よくブログや雑誌で紹介されていますが、店名を『光復市場素食包子』と表記していることも多いです。
Googleマップや公式フェイスブックは『極品光復素食包子』です。どちらも同じお店を指しています。
ちなみに「光復市場」という建物があるのですが『極品光復素食包子』はその中にある訳ではなく、いわゆる場外市場にありますので注意。
“素食包子” とは?
『極品光復素食包子』の店名にもなっている “素食” と “包子” について。
台北では街の至るところで “素食” という看板を見かけますが、これは「ベジタリアン」のことです。
ベジタリアンじゃないから関係ないと思う方も多いと思いますが、覚えておいて損はありません。というのも、台湾のB級グルメは肉と油と糖で出来ていると言っても過言ではなく、野菜がなかなか摂れません。野菜を食べたくなった時は”素食”と書いたお店に入りましょう。
次に “包子” ですが、いわゆる「肉まん」や「あんまん」です。が、台湾では具の種類がまた色々とあるのです。
今回ご紹介する “素食包子(野菜まん)” も、日本ではなかなか見かけないものだと思います。
メニュー・価格
以下、2022年8月時点のメニュー・価格です。
野菜まんだからといって1種類だけではなくて、こんなに種類豊富です。
1番下の段は甘い系ですが、台湾では小豆やピーナッツなども肉ではないので“素食” と表現します。
注意点としては、数種類ごとに蒸して販売しているので、タイミングによっては買えない種類もあるかもしれません。
実際に食べてみた
とにかくデカイ
まず見て欲しいのはこの大きさです。
日本のコンビニの普通の肉まんサイズではなく、ちょっと高い特製肉まんみたいなものがあると思いますが、それのさらにひと回り大きいサイズです。
朝食に食べるなら1人1個でお腹いっぱいです。
人気No.1の「雪裡紅包」
▲雪裡紅包(雪菜まん) 25元(90円)
看板メニューである「雪裡紅包(雪菜まん)」はずっと蒸しているので、ほぼいつでも買えると思います。
食べてみると驚くほど具材がぎっしり!
そして野菜だけとは思えない旨味!
うまーーー!
野菜だけでこんなに美味いの?!
2人で1個にしたのですが、あっという間に完食してしまいました。
数々の肉まんを食べてきましたが、『極品光復素食包子』の野菜まんは記憶に残る美味しさでした。
そうは言っても肉まんの方が美味いでしょ?と思う人にこそ、この野菜まんを食べてみてほしいです。
どこで食べる?問題・・・
『極品光復素食包子』はイートインスペースがある訳でもなく、近くに食べられそうなスペースもありません。
隅っこの方で立ち食いするか歩き食いするしかない状態になります。
落ち着いて食べたい!という方にオススメなのは徒歩1分ほどの距離にある忠駝公園です。ここなら近いですし、一応ベンチもあるので座って食べることもできます。
他には、ちょっと遠くなりますが国父紀念館・中山公園まで行くという手もありますし、蒸していないものを持ち帰ることもできます。
アクセス
極品光復素食包子
住所:台北市信義區光復南路419巷95號
営業時間:6時30分~13時30分
月曜定休
公式Facebook:https://www.facebook.com/jipin0287801949/