北門駅から中山駅に向かっていく途中の路地に「碗粿之家」はあります。思いのほか路地の奥にひっそりと佇んでいるので、ちょっと探し辛いかも?
「碗粿」の見た目と美味しさに二度驚く
お店の名物的おじさんが笑顔満点でお出迎え
お店に入ると、こちらも笑っちゃうほどニコニコ笑顔のおじさんが近づいてきました。私の家へようこそ的な感じで座れ座れとウェルカム。なごみます。
とても大きなメニューが壁一面に。1959年からあるなんて、なかなかの老舗です。期待大!
壁に貼られているメニュー(大きすぎて写真2枚に分かれちゃいました。)
運ばれてきたのは…驚きのビジュアル
おじさんに看板メニューの「碗粿」をオーダーしました。おじさんの手さばきがあまりにも早すぎて写真が撮れなかったのですが、運ばれてきたとき、まず「え?」となりました。
写真と全然違うよ!
言い方がアレですが、茶碗にボンドが詰まった、みたいな見た目?夫は「ラードかと思った」って言ってました。とにかく写真と違うものがやってきた。
絵にかくと…
※下手ですみません。
「碗粿之家」の碗粿(40元=約150円)
のっぺりした表面をおじさんが手早くくりぬいて、蜜をかけたのがこちら。
普通はお客さんが自分でやるようですが、我々が初心者だったので、おじさんがやって見せてくれたみたいです。ありがとう、おじさん。
テーブルには調味料と蜜が並ぶ。向かって左のやつはめちゃ辛いです。右のはニンニク。
ちょっとかき混ぜると中身が出てきた!お肉とかシイタケとか卵とか、とにかく色々入って具沢山。
これってメニューにあった…
これなんだよね。そして、
これ、でもあるんだよね。
ようするに、初見がこのメニュー写真だったので、「のっぺり」が運ばれてきたときのサプライズ感がすごかったという小話でした。
「碗粿」は日本のアレに似ている?
しかし、肝心な味は…本当に美味しい!絶対一度は食べたほうが良いです。
蜜の味はみたらし団子の蜜にそっくり。
米粉でできた白い部分は、味も食感も安倍川餅に似てる。
この茶碗のそこに具が入っている形式、茶わん蒸しに似ている。
つまり、日本人の口にとても合うと思います。
フィーチャーされていない「奶茶」もおすすめ
「碗粿之家」の伯爵奶茶(25元=約90円)
これ、おすすめです。ミルクティーです。結構大きいのに安くて美味しい。これだけ買いに来たいくらいコスパ高です。
ちょっとぼやけちゃったのですが、左下にいるキャラクター、たぶん笑顔で出迎えてくれたニコニコおじさんです。かわいい…。
「碗粿」是非一度は食べてみてください。
碗粿之家