台北駅・中山エリア『四海豆漿大王』の台湾朝食「焼餅」が絶品だった

朝食

台湾の定番朝食「焼餅(シャオビン)」の名店との噂を聞きつけ、『四海豆漿大王』にやって来ました。

「焼餅(シャオビン)」とは?
「台湾風の焼きパン」のこと。薄い小麦の生地にたっぷりのごまをかけて、こんがりとパリパリ、サクサクに焼きあげたもの。中に薄い卵焼きや中華圏ではおなじみの細長い揚げパン「油條(ヨウティアオ)」を挟んで食べるのが定番。
妻

まだ、これぞ!という「焼餅(シャオビン)」に出会っていなかったので、『四海豆漿大王』に来るのを楽しみにしてました

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『四海豆漿大王』での注文方法

長い行列に尻込み。でも、実はテイクアウトの列だった

MRT台北駅から徒歩8分ほどだったので、朝の散歩にちょうどいいと思い、ベビーカーを引きながら歩きました。近くまで来るとあきらかに人気店らしき行列が出現。

夫

わ~こんなに並ぶイヤだなぁ…

と思った矢先、「カンコキャク?(観光客?)」と遠くから叫ばれ驚く。

妻

そ、そうですが何か??

確かに、平日で周りが地元の台湾人っぽい方々ばかりだったので、観光客オーラ出てましたかね…。

 

夫

ベビーカー引いて、でかめのカメラ首から提げていれば、当たり前!

まず着席、それから店内で注文

すると、「こっちこっち」と手招きされ、一瞬で店内に誘導される。

なんと、あの道路に続く長い行列は地元民のテイクアウトの列だったのです。

 

妻

平日の朝だし、みんなこれから仕事なのかも

「朝食」の台湾人あるある
台湾人は会社に行く前に朝食店で朝食をテイクアウトして、職場で食べるのが定番らしい。平日の朝食店の行列は台湾ならではの光景です。(日本だと、職場で朝ごはんはなかなか食べづらいかも…)

誘導してくれた店員さんは席まで探してくれて、まず座らせてくれて、さらに注文場所へ誘導してくれました。我々が行ったときは平日でしたし地元民らしき方しかいなかったけど、観光客も多く来るようで、大変慣れてらっしゃいました。

確かに、店内の入口にある注文場所には「內用點餐區(イートインの注文場所)」という文字が。

一方、お店の真ん前の道はテイクアウト専用の注文場所で、完全に分かれていましたので注意です。

 

妻

休日は観光客も多いし、イートインの列の方が長かったりするのかな?

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いざ、実食

人気メニューTOP10は?

周りの席を見回すとせいろで小籠包を食べている人の多さにびっくり。

確かに、お店のメニュー表にあった「人気メニューTOP10」にはこのように書いてありました。

1位:小籠湯包(小籠包)
2位:燒餅+油條(焼きパン+揚げパン)
3位:鹹豆漿(シェントウジャン)
4位:饅頭+蔥蛋+豬排(ねぎ、卵、豚肉入りまん)
5位:燒餅+蔥蛋+豬排(卵、ねぎ、豚肉入り焼きパン)
6位:蘿蔔糕(大根もち)
7位:蛋餅(ダンピン)
8位:蔥蛋(ねぎ卵)
9位:飯糰(台湾おにぎり)
10位:菜包(野菜まん)

台湾の朝食店で小籠包を食べてる地元民、結構いるんですよね。

西門町に住んでいた時、よく近所の朝食の有名店『永和豆漿』に通いましたが、かなりの確率でみんな小籠包を食べてました。

【メニュー大解説】永和豆漿で台湾の定番朝食を食べよう!
朝からこの混雑っぷりの「永和豆漿」は、台湾の定番朝食を提供するお店です。「永和豆漿」で台湾の定番朝食を楽しみたいところですが、メニューが結構多くて、何が何やら分からないという状態になりがちです。そこで、「永和豆漿」のメニューを写真付きで大解...

多くの日本人は、台湾に行ったら小籠包は専門店やレストランで食べるイメージだと思うので、意外ですよね。

そんなこんなで、小籠包に心揺れつつも「焼餅(シャオビン)の名店」との噂を確かめるべく、初志貫徹します。

夫

胃のスペースは有限だ…

今回注文した4品

今回は、人気メニューの2位と3位だった「燒餅+油條(焼きパン+揚げパン)」「鹹豆漿(シェントウジャン)」、あとは飲み物に「溫豆漿(温かい豆乳)」、子供用に「饅頭+蔥蛋(ねぎ、卵入りまん)」の4品を注文。

 

鹹豆漿(シェントウジャン)35元

『四海豆漿大王』は「鹹豆漿(シェントウジャン)」も美味しいと聞いたので、頼もうと決めていました。

鹹豆漿(シェントウジャン)は好きなので、いろんなお店で食べましたが、こちらの鹹豆漿(シェントウジャン)も安定の美味しさでした。

特徴としては、豆漿(豆乳)本来の美味しさを消さないようにか、お酢が弱め。

妻

その分、豆乳のうまみが感じられGOOD

燒餅+油條(焼きパン+揚げパン)44元

こちらが噂の燒餅(焼きパン)。台湾で最もスタンダードな油條(揚げパン)を挟んだ形式でいただきます。

妻

う、うまい!

正直、今まで燒餅+油條(焼きパン+揚げパン)の組み合わせも美味しさも、理解できませんでした。

妻

なぜ、焼いた小麦と揚げた小麦を一緒に食べるのか?たいして味もついてないし…

という感想しか抱けなかった私。

しかし、『四海豆漿大王』の燒餅はパリパリで香ばしく焼かれていて、小麦の味がダイレクトに伝わり、そこに食感の違うジューシーな油條が合わさることにより、2つの食感と小麦の違う風味と油が合わさって絶妙。

夫

パリパリとジューシーの競演

以前、別の店で食べた時は口の中が乾いてしゃーなかったのですが、燒餅油條を食べながら、この店のおいしい溫豆漿(温かい豆乳)を流し込めば、もう非の打ち所がない台湾朝食でした。

夫

かなりおすすめです

饅頭+蔥蛋(ねぎ、卵入りまん)30元

こちらは、うちの子供が食べやすそうなメニューを選びました。

饅頭の生地は、ふわふわもっちりですごく美味しかったです。『四海豆漿大王』は饅頭の種類も多いので、色々試してみたくなります。

 

台北駅や中山エリアに泊まる際はぜひ『四海豆漿大王』で燒餅を食べてみてください。

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アクセス

『四海豆漿大王』

住所:103台北市大同區長安西路29號

MRT中山駅より徒歩4分。台北駅より約600m(徒歩8分)。

営業時間:6時00分~21時00分