台湾グルメ「碗粿(ワングオ)」って何?
台湾人の友人が好きだと言っており、以前から気になっていた台湾グルメ「碗粿」。
その味を確かめに、MRT北門駅と中山駅の中間にある『碗粿之家』に行ってきました。「碗粿」の有名店らしいですが、思いのほか路地の奥にひっそりと佇んでいました。
では、実食レポート開始!
謎の台湾グルメ「碗粿」とは?
『碗粿之家』の様子
お店に入ると、こちらも笑っちゃうほどニコニコ笑顔のおじさんが近づいてきました。
私の家へようこそ的な感じで座りなさいとウェルカム。なごみます。
壁一面にとても大きなメニューが。1959年からある老舗だそうです。
メニュー
台湾ならではのスープメニューも豊富ですね。
「碗粿」驚きのビジュアル!
もちろん、看板メニューの「碗粿」を注文。
おじさんが小さなお椀を運んできたのですが、我々の前に来た瞬間、椀の中身をスピーディーにひっくり返しました。
あまりの早さに写真が撮れなかったのですが、運ばれてきた瞬間「え?」となりました。
写真と全然違うよ?
言い方がアレですが、茶碗にボンドが詰まった、みたいな真っ白な見た目。
茶碗いっぱいのラードかと思った
「碗粿之家」の碗粿(40元=約150円)
のっぺりした表面をおじさんが手早くくりぬいて、蜜をかけたのが上の写真。普通はお客さんが自分でやるようですが、我々が初心者だったので、おじさんがやって見せてくれたみたいです。
テーブルには調味料と蜜が並ぶ。向かって左のやつはめちゃ辛いです。右のはニンニクです。
ちょっとかき混ぜると中身が出てきました。肉、シイタケ、卵など、とにかく色々入って具沢山。
これってメニューにあったこれなんですよね↓
こんな写真もあったけど↓
初見がこのメニュー写真だったので「白いのっぺり」が運ばれてきたときのサプライズ感が、いろんな意味ですごかったです。
「碗粿」は日本のアレに似ている!
しかし、肝心な味は美味しいので、1度は食べたほうが良いです。
蜜の味はみたらし団子の蜜にそっくり。
米粉でできた白い部分は、味も食感も安倍川餅に似てる。
この茶碗の底に具が入っている形式、茶わん蒸しっぽい。
つまり、日本人の口にとても合う可能性を秘めている!
フィーチャーされていない「奶茶」もおすすめ
「碗粿之家」の伯爵奶茶(25元=約90円)
ミルクティーです。
結構大きいのに安くて美味しい。これだけ買いに来たいくらいコスパ高いです。
ちょっとぼやけちゃったのですが、左下にいるキャラクター、たぶん笑顔で出迎えてくれたニコニコおじさんです。かわいい。
不思議な食べ物「碗粿」、是非1度、食べてみてください。
アクセス
碗粿之家
営業時間:7時00分~17時00分(月曜定休)
MRT中山駅より徒歩12分