今回は、台湾人や日本人のインフルエンサーが絶賛してる台北の飲食店『香滿園(シャンマンユェン)』に行ってきました。
みなさん『香満園』の看板メニューである魯肉飯(ルーローファン)を絶賛し、美味しそうに食べていたので期待していたのですが・・・
個人的にはイマイチでした
良いところも、イマイチなところも混在しているお店だと感じましたので、今回は『香満園』を楽しむためのちょっとした注文のコツも交えて、率直にレポートしていきます。
『香満園』とは?
観光に便利な雙連駅前
▲場所はめちゃくちゃ分かりやすいです。MRT雙連駅の2番出口を出てすぐ右隣です。
▲この2番出口出てすぐの赤丸が『香満園』の行列です。
▲ちなみに2番出口を出てすぐ左に、観光客や地元民で賑わう「雙連朝市(シュアンリィエンチャオシー)」もあります。台湾旅行に行ったことがある人なら1度は行くであろう定番観光地です。
何時頃に行くのがおすすめ?
『香満園』は平日の5時30分~13時30分しか営業していないので注意が必要です。
また、日本人ならば、週末に弾丸で台湾旅行する方も多いと思いますが、土日は営業していません!何卒ご注意を。
おすすめコースとしては・・・
→香満園で早めのランチ
→雙連朝市ゆっくり散歩
かといって13:30の閉店直前に行くと、売り切れメニューが続出するという噂もあるので、やはり朝食 OR 早めのランチとして行くのがおすすめです。
メニュー・注文方法
メニュー
▲メニューはこんな感じで張り出されていて、並んでいる最中に見れます。
▲人気メニューはこの5つ!左から
・魚丸湯(魚団子スープ)
・貢丸湯(肉団子スープ)
・金針赤肉湯
(ジンジェンと肉のスープ)
・香菇赤肉羹
(椎茸と肉のとろみスープ)
こんな感じで、魯肉飯(ルーローファン)以外の4つは全部スープ。つまり・・・
魯肉飯はマスト!
あとは好きなスープをお供に。
という店側の強烈なメッセージだと解釈しました。
4つめの金針赤肉湯はユリ科の植物のスープでコリコリとした食感が特徴。比較的珍しいメニューということもあり『香満園』のスープ類では1番人気。
▲こちらはサブメニュー。
日本語翻訳は下記です。
滷鴨蛋(煮卵)
滷豆腐(煮豆腐)
菜盤類(野菜のおかず)
豬皮(豚の皮)
腿庫(豚もも肉)
燒肉(焼き肉)
鷄肉(鶏肉)
鯊魚(サメ肉)
排骨(パイグー)
虱目魚(サバヒー)
白飯便當(白米弁当)
滷肉飯便當(ルーローファン弁当)
主菜便當-白飯(おかず弁当-白米)
主菜便當-滷肉(おかず弁当-ルーロー)
香菇赤肉羹(椎茸と肉のとろみスープ)
金針赤肉湯(ジンジェンと肉のスープ)
魚丸湯(魚団子スープ)
貢丸湯(肉団子スープ)
綜合丸湯(総合団子スープ)
▲こちらは最初に紹介したスープメニューとほぼかぶってますが、最後の「綜合丸湯(総合団子スープ)」だけここにしか書いてなかったです。おそらく、魚団子と肉団子どちらも入っているスープかと思われます。
注文方法
台湾の飲食店では紙に注文を記入する方式が多いですが、『香満園』は口頭注文。ちょっと緊張しますが、心配はいりません!
お店の方は外国人に慣れてますので、片言の「ルーローファン」で通じます。あとは指さしでどうにでもなります。
▲指さしで注文できる野菜系のおかず。種類豊富です。
台湾グルメに夢中になっていると野菜不足に陥りがちなのでありがたいです。
実際に食べてみた
魯肉飯(ルーローファン)
▲魯肉飯(ルーローファン)
30元(約140円)
めちゃくちゃ安いし、ツヤツヤして見るからに美味しそうです。
さっそく一口食べてみました。
味は美味い!
でも、かなり油っぽい・・・
『香満園』の魯肉飯(ルーローファン)、ほとんど豚の脂身。正直めちゃくちゃ油っこいです。
「このウマい油がいいんじゃ!」という人と、私のように赤身肉が好きな人で、完全に意見が分かれる代物。どうしても口の中に油が残ります・・・。
それもこれも、スープをお供に食べろ!というお店側のメッセージ(?)を華麗にスルーし、魯肉飯(ルーローファン)を単体で注文した私に責任があるとも言えます・・・。
口の中が脂身の味で充満し、それをスープで流せないという完全なるトラップにハマりました。この時はペットボトル飲料も何も持っていませんでした。
これは確かに
スープがないとキツいぞ
ただ、甘塩っぱくて、味つけはすごく美味しいです。八角の味はないので、日本人でもかなり食べやすい味付けの魯肉飯(ルーローファン)だと思います。
優秀な脇役たち
添えてある高菜(?)の漬物がさっぱりしてて美味しく、油に襲われていた私はかなり救われました。量も多いし、良いアクセントになります。
あと、テーブルにある辛味調味料も美味いです。後半はそれで味変して食べました。台湾の小吃店のテーブルに置いてある辛い調味料ってなぜか美味しいのが多いので毎回試します。『香満園』のはめちゃくちゃ辛いので少量でOK。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、大人気の『香満園』の全メニューと魯肉飯(ルーローファン)を食べてみた正直な感想をご紹介しました。良い点、イマイチな点を改めて羅列するとこんな感じです。
・観光に便利な立地
・ローカルな雰囲気を味わえる
・八角が苦手な人も食べられる
・店員さんがめちゃ親切
・平日の午前しか営業してない
・魯肉飯(ルーローファン)油っこい
・店が綺麗とは言いがたい
台湾ならではのローカル感が味わえますし、魯肉飯(ルーローファン)の味つけは本当に美味しいので、油っこいガッツリ飯が好きな人には、自信を持っておすすめできるお店です。
「油っこいものは苦手だけど行ってみたい!」という方には、絶対にスープも一緒に注文することをおすすめします!
あとは『香満園』のお惣菜は何でも美味いという口コミも多いので、ルーローファンの他にもおかず系をいくつか試すのもアリかと思います。私は次回行く機会があったら3品選べるお弁当を注文してみようかなと思いました。気になる方は、ぜひお試しあれ!
アクセス
香満園
住所:台北市大同區萬全街8巷口(MRT雙連駅 2番出口を出てすぐ右隣)
営業時間:5時30分~13時30分(土日定休)
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