台湾といえば牛肉麺ですが、今回はひと味違う麺をご紹介!
行ったお店は『龍記搶鍋麺』。
店名にもあるようにその麺は『搶鍋麺(チャングォミェン)』といいます。
狭い路地裏にありながらお昼には行列ができるほどの超人気店で、人気に違わず、とても美味しい麺でした。
牛肉麺が苦手な方は、搶鍋麺を試してみてはいかがでしょうか?
西門町『龍記搶鍋麺』は路地裏にある超人気店
地図で見ても道が分からない!
▲『龍記搶鍋麺』をgoogleマップで見てみると、こんな感じ。
▲この路地裏に入っていくのはなかなか勇気が入りますが、現地の人で溢れかえっている活気のある路地裏なので心配いりません。
西門駅行く場合
▲西門駅側から行くと分かりやすい場所にまず『老王記桃源街牛肉麵店』というお店があります。
この横の路地裏に入っていきます。
▲まっすぐ進むと右手に『李媽媽麵館』というお店が現れます。
このままさらに真っ直ぐ進み、左に曲がると『龍記搶鍋麺』があります。
『龍記搶鍋麺』のメニュー
搶鍋麺とは?
お店の壁には搶鍋麺(チャングォミェン)についての説明がかけてありました。
中国語なので読めませんが「大陸北方的」と書いてあるので、台湾の料理というよりは、大陸(中国)の北方の料理が元になっているものと思われます。
メニューは2種類のみ
メニューは潔く、肉絲麺と芙蓉麺の2種類だけです。
2つの違いは、肉絲麺は細切り肉が乗っており、芙蓉麺はひき肉が乗っているというだけです。他の材料や味は全くといっていいほど同じです。
そしてサイズも2つあり、小が100元(380円)、大が140元(530円)です。
ほとんどの方は小で十分だと思います。
いざ、実食!
麺が来るまで小菜で
麺を待つ間に小菜を取ってきて食べるのが台湾スタイルです。
豆腐と昆布と卵のセット(30元)を食べて待ちました。
搶鍋麺(肉絲麺)
こちらが肉絲麺です。細切り肉が乗っています。
具材は他にトマトとキャベツです。
搶鍋麺(芙蓉麺)
こちらが芙蓉麺です。ひき肉が乗っています。他の具材もスープも肉絲麺と同じです。
味の感想
肝心の味についてですが、
最初にスープを飲んだ時には「うすっ!」と思いました・・・
しかし、ここからのスープの変化がとても面白いです。
まず最初にお肉の甘じょっぱい味がだんだんとスープに溶けていきます。これでスープに味が足されて美味しくなります。
肉絲麺と芙蓉麺に1つだけ違いがあるとすれば、お肉からの味の溶け具合かもしれません。
ひき肉の芙蓉麺の方が味の溶け出しが多いと思います。逆に、細切り肉の肉絲麺は、肉そのものがアクセントになる感じです。
そして、台湾の麺というとふにゃふにゃなのが多いですが、ここの麺はしっかりアルデンテです。
うどんのコシにうるさい日本人でも気に入る麺だと思います。
味変がおすすめ
▲オススメは、テーブルに置いてある薬味・調味料の投入です。
まずはにんにくのみじん切り(右側の入れ物)を入れます。スープにパンチが出てぐっと美味しくなります。
中盤には唐辛子(辣油)を足してピリッとさせ、終盤はお酢を足してスッキリと食べ終わりました。
この味の変化がとても美味しかったです。
牛肉麺とは全く違う麺料理なので、牛肉麺がちょっと微妙だった・・・という方は、『龍記搶鍋麺』も試してみてほしいです。美味しいですよ!