西門駅と北門駅のちょうど中間あたりにあるマンションに住んでいます。
周辺を散策していると、自宅のすぐ近くにブログや書籍にもよく登場する『天天利美食坊』を発見。中途半端な時間だったにもかかわらず、かなり繁盛しているよう。
早速入ってみました。
今回も正直レポート!
常に人だかりの人気店『天天利美食坊』
日本語メニューもあって安心
入り口で注文用のチェックシートとメニューを渡されます。
さすが日本人の間でも有名なだけあって、日本語メニューもあるんですね。
それにしても安い。すべてが10元~60元(約35~220円)。
滷肉飯(ルーローファン)の日本語訳が「豚バラご飯」・・・
『天天利美食坊』に来たら、やはり看板メニューの半熟卵のせ滷肉飯(ルーローファン)は頼まざるを得ません。
店員さんにおすすめを聞いたら、1番上の雞蛋蚵仔煎(牡蠣オムレツ)をすすめられました。その他にも、いくつか適当にオーダーしてみました。
おすすめメニュー6選!
半熟卵+滷肉飯さすがにうまい
滷肉飯加煎蛋 [小](半熟目玉焼きのせルーローファン)35元=約130円
メニューに思いっきり「たまごの煮物」って書いてありましたが…
これは煮卵ではなく目玉焼きだ!
この半熟目玉焼きをのせた滷肉飯(ルーローファン)が『天天利美食坊』の看板メニューです。
台湾の滷肉飯にはだいたい茶色い煮卵が乗っています。しかも、私の知っている限り、どこのお店もしっかりめに火が通っていて固茹でです。
でも『天天利美食坊』の滷肉飯(ルーローファン)の卵は目玉焼きで、かつ、黄身が半熟でトロッと出てきます。
お肉は濃いめの甘辛味で八角の風味はなく、日本人も食べやすそうです。お肉と半熟卵を絡ませるとちょうどいいマイルド具合。とてもよく合います。
The 日本人好み!
雞蛋蚵仔煎 (牡蠣オムレツ)に開眼した
雞蛋蚵仔煎(牡蠣オムレツ)60元=約220円
台湾名物としてよく取り上げられている雞蛋蚵仔煎(牡蠣オムレツ)。
以前、屋台で食べて、う~ん…って感じだったので、避けてましたが『天天利美食坊』のは美味しくて驚きました。牡蠣オムレツの印象が180度変わりました。
生地は卵だけではなく、もっちりした米粉に近い何かが入っていて、もっちり食べ応えあり。ケチャップにうま味を足したような甘酸っぱいソースがよく絡みます。
白菜もたっぷりでもっちりみずみずしい!
前に屋台で食べたのはパサパサしてた
魚団子のスープはやっぱりおいしい
魚丸湯(魚団子スープ)30元=約110円
台湾の魚丸湯(魚団子のスープ)が好きなので注文。優しい味で美味しかったです。
でも、濃い味が好きな人には少し物足りないかもしれません。スープは塩オンリーって感じの風味でした。魚のすり身でできた団子の真ん中には挽肉が入っていて、魚も肉も両方味わえます。
※余談ですが、中華圏の練り物スープはもともと印象が良く、東京の四谷三丁目にある香港麺「新記」というお店の魚団子や練り物が入った麺スープは、出汁が利いてて衝撃の美味しさでした。
他のアジア圏でも魚の練り物で味を出すスープが結構ポピュラーなのかも?
日本にも、練り物で出汁をとる「おでん」があるね
大根餅は「2切れ」って量じゃない!
メニューの蘿蔔糕 2片(大根餅 2切れ)を2皿オーダー。
「2切れ」って一人前くらいに思いますよね?でも、一皿でこの量。
蘿蔔糕 2片(大根餅 2切れ)50元=約185円
中国語の「2片」の概念は分からないけど、これは「2切れ」ではない。なぜ、2皿も頼んでしまったのか。
悔やまれる…笑
同じトラップにはまってる人いそう
でも、サクサクふんわりで美味しかった!タレも濃過ぎずいい感じで、全部平らげました。
スープじゃなくて「おひたし」レベル
青菜湯(野菜スープ)35元=約130円
野菜不足には嬉しい、ホウレンソウたっぷりの健康スープです。
本当におひたしかっていうくらいたっぷりです。揚げニンニクが良いアクセント。スープも優しい味。
台湾の料理は結構油っぽいから、野菜たっぷりで嬉しい
台湾でジャパニーズ「厚揚げの煮物」に出会う
油豆腐(厚揚げの煮物)25元=約95元
試しに頼んでみると、厚揚げの煮物でした。これが非常に日本の味!
日本の味が恋しくなってきた長期滞在者には特にオススメの一品です。
アクセス
天天利美食坊
住所:108台北市萬華區漢中街32巷1號
MRT西門駅より徒歩4分
営業時間:10時30分~22時30分(月曜定休)