台湾人の友人と寧夏夜市に行ったあと、夜の街をブラブラしていた時のこと。
よし。
刮刮樂(グァグァラァ)やろう!
・・・よく分からんが
着いていこうじゃないか!
そして、辿り着いたのはまさかの宝くじ屋!
刮刮樂(グァグァラァ)とは
台湾版スクラッチ宝くじ
のことだったのです!
なんか今日は
当たる気がするのよ・・・
友人は普段からよく刮刮樂(スクラッチくじ)をやっているらしいです。
さすが、レシートまで宝くじになっている台湾。
春節にもみんな必ず宝くじを買うし、生活に根付いているようですね。
そして、私たちはまだ、知るよしもなかったのです。
この後、あんな大金が当たることになろうとは・・・
というわけで今回は、台湾版スクラッチ宝くじでミラクルを起こした貴重な瞬間を、皆さんにシェアしたいと思います!
実は意外と簡単なので、観光客も気軽に参加できます。この記事を参考にして、ぜひチャレンジしてみてください!
刮刮樂(グァグァラァ)とは?
台湾版スクラッチ宝くじ
日本にもよくあるスクラッチ宝くじの台湾版です。
1枚100元(約470円)から買えて、その場で削り、当選だったらすぐに現金がもらえるので、観光客でも気軽楽しめます。
どこでできる?
「公益彩券(ゴンイーツァイチュエン)」という台湾各地にある宝くじ売り場で挑戦できます。
この黄色い目立つ看板、台湾旅行に行ったことがある人なら何度も見かけたことがあるのではないでしょうか?街のそこらじゅうにあります。
実は観光客にもおすすめ
その場で結果が分かるし、ルールも単純、そして1枚100元から購入できるので、実は観光客にもおすすめなんです。
遊び方
▲お店に入ると、スクラッチくじがずら~と並んでいます。
100元、200元、300元、500元、1000元という感じで、安い物であれば100元から選べます。
▲ざっと見たところ200元のスクラッチくじの種類が比較的多かった気がします。
指さしでどれがほしいか伝えれば、店員さんに取ってもらえます。
やり方
▲私たちは、まずは1番安い100元のスクラッチくじをそれぞれ1枚ずつ購入してみました。
その辺のテーブルに削る用の道具があるので、せっせと削りましょう。
上の写真のスクラッチくじは、左のサイコロ(自分のサイコロ)が右のサイコロ(対戦相手のサイコロ)より出た目が大きければ、右端の$に書いてある金額をもらえるというものです。上から計5試合あります。
▲まず1試合目。削ってみました。
左のサイコロ(自分のサイコロ)が「1」。右のサイコロ(対戦相手のサイコロ)が「5」だったので、相手の方が出た目が大きい。ハズレ!もし自分の目の方が大きかったら、右端に書いてある「200元」がもらえていました。
この調子で全部削っていきましたが・・・
▲オールハズレ!残念!
▲こちらは友人の100元スクラッチ。8が出たら下に書いてある金額がもらえるという単純なもの。こちらもハズレ!
▲100元のスクラッチくじ、2人とも外してしまいました。悔しいけどなかなか面白い!
中国語が読めない人でもルールを理解できる?
ちなみに、中国語がわからない人も、ちょっと工夫すればゲームのルールを簡単に理解できます。
おすすめなのはGoogle翻訳アプリ。ここ数年で本当に精度が上がりました。アプリを開いて「カメラ入力」ボタンを押して、くじに書いてある中国語のルール説明にかざすだけで日本語になります。
実際に試しましたが、ちゃんとしたルール理解できる日本語になってました。お試しあれ!
人生最高額、当選!
ついに、ミラクル起きる・・・
くやしい。
最後にもう1枚だけやる!
よーし、いけいけ~
▲今度は思い切って200元のスクラッチを買うという賭けに出た友人。
写真がぼやけてて見づらいですが、このスクラッチくじは、下部のコインの範囲を削っていき、左上の青い範囲の数字と同じだったら削っていくビンゴ形式。
1列揃うと200元、2列揃うと500元・・・という風に当選金額が上がっていきます。
これまでの人生の中でくじ的な物を全てハズしてきた私は、期待せずに仏のような顔でにっこりと見守っていました。
「いけいけ~」なんて言いつつ、心の中では
私のようなアンラッキーガールとスクラッチをやるなんて
ホント申し訳ないね・・・
とさえ思っていました。
しかし、そんなモヤモヤを吹き飛ばす展開が。息をのみながらスクラッチして行く友人がソワソワし始めたのです。
あれ・・・?
あれ・・・また?
オイオイオイ!?
ビンゴ4列!?
・・・に、2000元!?
こんな金額、
人生で初めて当たった・・・
あんたラッキーガールよ!
2列揃った段階で「すご〜い!元は取れたね~ははは」なんて笑ってたのですが、まさか4列もビンゴするとは・・・。
2000元と言えば、日本円にして10,000円近くになります。よくスクラッチ宝くじをやる友人も、人生最高額だったよう。
店員のおばちゃんに当たったスクラッチを手渡すと、バーコードを読み込んで、すぐに現金で2000元渡してくれました。
帰り道は2人で身を寄せ合いながら「何か悪いこと起きたりしないかな・・・」とおどおどしながら帰宅したことは言うまでもありません。
そんなこんなで本当にいい思い出になりました!ちょっとディープな台湾旅プランとして激烈おすすめです。
慣れていなくても、店員さんが優しく教えてくれるはず。気になる方はぜひ勇気を出して飛び込んでみてください!
今回行ったのはココ!
寧夏夜市すぐ
寧夏夜市の北側から夜市の中を進んで、夜市の南側の終点から3分ほどです。
この他にも台北市内を歩いていたらそこらじゅうにあるので、チャレンジしてみたいなと思った方はぜひ気軽に入ってみてください!