台湾式サンドイッチの老舗として有名な『洪瑞珍(ホンレイゼン)』。
2023年に東京の高田馬場に支店を出したことでも話題になりました。
今度はなんと、
タイガーエアの機内食にも登場！
いつもは機内食いらないからその分広い席を予約したい妻ですが▼
今回はせっかくなのでタイガーエアの機内食『洪瑞珍セット』を食べてみることにしました。
というわけで今回は、
・タイガーエア機内食の予約方法
・実際に食べてみた感想
など、写真付きで分かりやすくご紹介したいと思います。
そもそも『洪瑞珍』とは？
台湾式サンドイッチの人気店
参照元：『洪瑞珍』公式FB
『洪瑞珍』は1947 年に台湾中部で創業した老舗サンドイッチ店（もともとは製菓店）。
ここ数年の間に日本人観光客にも大人気のお店となりました。実はお隣の韓国では一足先に人気が爆発しており、300店以上の店舗があるほど人気だそうです。
参照元：『洪瑞珍』公式FB
人気の秘密は？
メニューの一部（参照元：『洪瑞珍』公式FB）
『洪瑞珍』の台湾式サンドイッチといえば、驚くほどフワフワしっとりのパンと普通のサンドイッチとはひと味違う絶妙な甘塩っぱさやシンプルで素朴な味わいが人気。ガイドブック等にもよく取り上げられています。
すべて手作りにこだわり、常温ではなく3～7度で冷蔵することで鮮度を保っているそうです。お店側も自らの商品に絶対的な自信があるようで、「台湾 No.1 サンドイッチ」を掲げています。
店によって味が違う？
『洪瑞珍』に関して、本当によく耳にするのは「お店によってクオリティにばらつきがある」という情報です。
超絶フワフワしっとりパンが売りのひとつでもある『洪瑞珍』ですが、お店によっては時間が経ってしまってパンが若干乾燥しているそう・・・。
実際に食べ比べて、自分でしっかりと確認したわけではないので参考程度にしていただきたいのですが、台北市内でもお店によって鮮度にばらつきがあるようですので、よく調べてから行った方が良さそうです。
もともと台中発祥のお店なので、「台中の店舗のクオリティが1番高い」という声も聞きます。気になる方は確かめてみてください！
▲ちなみに「誠品生活 日本橋」で購入したものは、“普通の食パン”という感じでした。中のジャムやクリームも少なかったです。改善されることを願います！
本当の発音は「ホンルイジェン」
ちなみに、『洪瑞珍』は「ホンレイゼン」とカタカナ表記されているので、この記事でもそのようにしていますが、本当の中国語読みは「ホンルイジェン」または「ホンルイチェン」のほうが近いと思います。「ホンレイゼン」では現地人に確実に通じないと思うので注意です。
タイガーエア機内食「ホンレイゼンセット」とは？
参照元：「タイガーエア」アプリ
▲「ホンレイゼン 台湾味 グルメサンドイッチセット」1,900円
かなり割高に感じますが、機内食なのでこんなものかと思います。
以下、セット内容です。
・デザートサキマ(？)
・太陽餅
・りんごジュース
台中名物「太陽餅」、りんごジュースの他に、「デザートサキマ(？)」という謎の物体が紛れ込んでいますが、写真はナッツのタルト？雷おこし？みたいな見た目です。何が出てくるか楽しみです。
この後、「サキマ」の意味が分かり
妻はアハ体験することに・・・
機内食の予約方法
▲タイガーエアのWebやアプリで航空券の予約を進めていくと、上記のような機内食の選択画面が出てきます。
航空券を予約して、後から追加することも可能です。
1番上、向かって左のタブが行きの便、右のタブが帰りの便ですので選びます。
次に、ホンレイゼンセットをクリック。
▲「購入」をクリックして支払いに進みます。
とても簡単に予約できました。
食べてみた感想
ここからは、実際にタイガーエアに搭乗して「ホンレイゼンセット」を食べてみた様子をレポート！
▲「ホンレイゼン」のサンドイッチは、機内にある機内食メニューの表紙にもなってました。注目度の高いメニューです。
▲離陸して少ししてから運ばれてきましたのがこちらです。紙箱にお行儀良く整列しています。
▲メインのサンドイッチ２種。冷蔵庫に入っていたのか、少し汗かいてます。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』のサンドイッチ（満漢）。
搭乗した日は9/22だったので、２日くらいは賞味期限に余裕があるみたいです。ただ、なるべく早めに食べた方が美味しいので、機内で食べるのがおすすめです。(そもそも持ち込めない？)
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』のサンドイッチ（満漢）。
ふわふわのきめ細かいパンにハムと卵が挟まっています。台湾の甘めのマヨネーズにホイップクリームのような物を混ぜている？ので、全体的に甘塩っぱくて飽きずにペロリと食べてしまいます。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』のサンドイッチ（イチゴ）。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』のサンドイッチ（イチゴ）。
サイドにイチゴジャム、真ん中にチーズと台湾マヨネーズ＆ホイップクリームがたっぷり入っています。こちらも甘塩っぱくてフルーティーでクセになる味。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』の太陽餅。
『洪瑞珍』のロゴが入ってるのでオリジナルっぽいです。『洪瑞珍』が太陽餅を作っているとは知りませんでした。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』の太陽餅。なかなかのカロリーです。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』の太陽餅。
口の水分を奪われる系代表ですが、パイ生地自体が素朴で美味しいので全部食べられました。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』のデザートサキマ（沙琪瑪！)。
問題の「デザートサキマ」という謎メニューです。実際に見てみて・・・
サキマ・・・シャチマ・・・
これ、沙琪瑪(シャーチーマー)じゃん！
というアハ体験をしました。
「沙琪瑪(シャーチーマー)」とは、中華版の雷おこしとも言えるお菓子です。でも、日本の雷おこしよりサックリ軽い食感が特徴。香ばしくて甘くて美味しいお菓子です。台湾のお土産店でもよく見かけます。
▲『洪瑞珍(ホンレイゼン)』のデザートサキマ（沙琪瑪)。
裏にちゃんと「沙琪瑪」と書いてありました。これがサックリ甘くて、軽い食感でどんどん食べ進めてしまいます。非常に美味しかったです。
▲タイガーエアのりんごジュース(オレンジジュース)。
予告のリンゴジュースではなく、オレンジジュースでした。
まとめ
ごちそうさまでした。
いかがでしたか？
今回は、タイガーエアの機内食で話題の『洪瑞珍(ホンレイゼン)セット』を食べてみました。
予約もアプリで簡単にできましたし、満足度も高かったのでおすすめです。
サンドイッチももちろん美味しかったですが、『洪瑞珍(ホンレイゼン)』オリジナルの太陽餅やシャーチーマーの存在は知らず、食べたこともなかったので、面白かったです。ちゃんとクオリティも高く、美味しいのでぜひこの機会に試してみてほしいです。
全体的に甘い味で、食事というよりスイーツセットのような感じです。しっかり食事をしたい方には他の機内食をオススメします。
2024年10月追記：メニューがリニューアル！
2024年10月現在、上記でご紹介したメニューにリニューアルがあったようです。
変更があったメニューは
・サンドイッチ(イチゴ)⇒サンドイッチ(ブルーベリー)
・デザートサキマ(沙其瑪)⇒おそらく変更なし
・太陽餅⇒変更なし
・りんごジュース⇒海塩レモンドリンク
散々イジり倒した「デザートサキマ」が「スウィートハートサチマ」という新たなニュアンスで登場していますが、おそらく同じ「沙其瑪(シャーチーマー)」だと思われます。