台北の超有名店『天厨菜館』に北京ダックを食べに行ってきました。
『天厨菜館』は半身の注文はできず、1羽での注文になります。
北京ダックはとても美味しいですが、2人では量が多すぎて食べきれませんでした。
『天厨菜館』に行くなら少なくとも4人。できれば6人以上が良いと思います。
台北の超有名店『天厨菜館』
アクセス
MRT中山駅の3番出口を出てすぐのところにあります。
入口は普通のオフィスビルみたいな感じですが、エレベーターで3階に上がるとお店があります。
道を渡った向こう側から見るとこんな感じです。
右下の方の入口から入って、エレベーターで3階に上がると広いお店があります。
日本人観光客が多い
『天厨菜館』は超有名店で、特に土日は予約をしておかないと入店できない可能性があります。
僕たちが行ったのは平日夕方でしたが、日本人観光客も多く、皆さん北京ダックを召し上がられていました。
一方で台湾人のテーブルには北京ダックは食べておらず、餃子などの点心や野菜炒め料理などを召し上がっていた印象です。
北京ダックを食べる
注文方法
台北では北京ダックを注文する時に、一吃、二吃、三吃のどれにするか選ぶことができます。
一吃は皮と肉を包んで食べる北京ダックそのもの。二吃はダックの骨でとったスープを追加するもの。三吃はダックを焼いて出て油を使ったもやし炒めを追加するもの。
となります。
『天厨菜館』では、一吃1,200元(4,560円)、二吃1,350元(5,130円)、三吃 1500元(5,700円)です。
これは1羽分の値段で、『天厨菜館』では半身を注文することはできません。
※『天厨菜館』では北京ダックの予約は不要です。
実食レポート
ダックの顔を向けられた動揺で手ブレしてしまいました・・・。
こんがりと焼けた北京ダックを一度席まで見せに来てくれます。それからまた厨房に戻っていってカットされたものが提供されます。(同じダックなのかは確かめようがありませんが・・・)
まず運ばれてくるのが、北京ダックの皮です。
こんがりと焼けて光る皮が食欲をそそります。
そして、荷葉餅という小麦でつくった皮(こっちも皮でややこしい)もやってきます。
この荷葉餅はとても美味しいです。北京ダックの皮がメインではあるものの、こちらの小麦の皮の方も美味しいのが、『天厨菜館』の特徴だと思います。
甜麺醤ベースのタレ、ネギも運ばれてきます。
このタレもとても美味しいです。
北京ダックの材料が揃ったところで、「こうやって食べるんだよ」というデモンストレーションで、店員さんが1人1つ巻いてくれます。
いざ食べてみると、北京ダックの香ばしさと旨み、もちもちした荷葉餅の美味しさ、タレの甘さ、ネギのアクセントが絶妙です。
しばらく北京ダックの皮を味わっていると、今度は北京ダックの肉が運ばれてきました。
肉の皿に、結構乱暴に皮を落として、皮の皿は回収されていきました。
お肉の方ですが、味は肉というよりレバーに近いです。レバーが苦手な人にはこのお肉はキツイと思います。
そんなに美味しいものではないので、やっぱり北京ダックは皮なんだねと変に納得させられます。
ちなみに、北京ダックの頭も割られて付いてきます(ボケてるけど写真左上)。
店員さんに聞いたところ、ダックの脳みそは、台湾人でも食べる人もいるし食べない人もいるとのこと。
食べてみましたが、そんなに旨みがあるわけでもなく、味の薄いレバーのような感じでした。
2人で1羽は厳しい
2人で1羽の北京ダックは食べきれませんでした。
そもそも北京ダックは、2~3包を食べれば十分で、お腹いっぱい食べるような料理ではない気がしました。
酸辣湯もオススメ
実は北京ダックと別に酸辣湯も注文していました。
もともと酸辣湯が好きなのと、北京ダックを食べるにあたってスッキリしたスープが飲みたかったためです。
ここの酸辣湯は相当美味しく、台北に来ていちばんと言っても過言ではありませんでした。
パクチーが効いているので、パクチー好きにもオススメです。
『天厨菜館』は大人数向け
とても美味しい北京ダックを食べられて満足だったものの、量が多すぎたのと、他の料理ももっと試したかったという残念感もありました。
『天厨菜館』で北京ダックを食べるなら少なくとも4人。できれば6人以上が良いと思います。
6人以上のグループで台北旅行をするなら、ぜひ『天厨菜館』で北京ダックを食べてみてはいかがでしょうか。