台北で北京料理を食べるならココ!らしい
という超有名店『天厨菜館』に烤鴨(ローストダック)
いわゆる北京ダックを食べに行ってきました。
正直、北京ダックなら『御鼎香脆皮烤鴨餐廳』のほうが美味しかったな・・・
『天厨菜館』のほうが
店の知名度はあるんだけどね
ちなみに『天厨菜館』はダックの半身の注文はできず、1羽まるごとの注文になります。
そして、2人では量が多すぎて食べきれませんでした。
他の一品料理も結構量が多そうだったので、『天厨菜館』に行くなら少なくとも4人。できれば6人以上がおすすめです。
今回も、正直レポートしていきます。
台北の超有名店『天厨菜館』
アクセス
MRT中山駅の3番出口を出てすぐのところにあります。
入口は普通のオフィスビルみたいな感じですが、エレベーターで3階に上がるとお店があります。
▲道を渡った向こう側から見るとこんな感じです。
▲ここを左に入り、エレベーターで3階に上がると広いお店があります。
日本人観光客も多い
『天厨菜館』は超有名店で、特に土日は予約をしておかないと入店できない可能性があります。
僕たちが行ったのは平日夕方でしたが、日本人観光客も多く、皆さん北京ダックを召し上がられていました。
一方、台湾人も沢山いましたが北京ダックを食べておらず、餃子などの点心や野菜炒めなどの一品料理を召し上がっていた印象。
もしかしたら、ダックより他の料理が美味しいのかも・・・
北京ダックを食べる!
注文方法
台北では北京ダックを注文する時に、一吃、二吃、三吃のどれにするか選ぶことができます。
二吃はダックの骨でとったスープを追加する場合。
三吃はダックを焼いて出た油を使ったもやし炒めを追加する場合。
となります。
『天厨菜館』では、一吃1,200元(4,560円)、二吃1,350元(5,130円)、三吃 1500元(5,700円)です。
これは1羽分の値段で、『天厨菜館』では半身を注文することはできません。
ちなみに、『天厨菜館』では北京ダックの予約は不要です。ダックは予約必須のお店が多い気がするので珍しいです。それだけ注文が多いのかも?
実食レポート
ダックの顔を向けられた動揺で
手ブレしてしまいました
こんがりと焼けた北京ダックを一度席まで見せに来てくれます。
それからまた厨房に戻っていってカットされたものが提供されます。(なので、同じダックなのかは確かめようがありません!)
▲まず運ばれてくるのが、北京ダックの皮。こんがりと焼けて光る皮が食欲をそそります。
▲そして、荷葉餅という小麦でつくった皮(こっちも皮でややこしい)もやってきます。
この荷葉餅はとても美味しいです。
ダックの皮がメインの料理ではあるものの、小麦の皮が美味しいのが、『天厨菜館』の特徴だと思います。
▲甜麺醤ベースのタレ、ネギも運ばれてきます。このタレ、とても美味しいです。
▲北京ダックの材料が揃ったところで、「こうやって食べるんだよ」というデモンストレーションで、店員さんが1人1つ巻いてくれます。
いざ食べてみると、北京ダックの香ばしさと旨み、もちもちした荷葉餅の美味しさ、タレの甘さ、ネギのアクセントが絶妙。
▲しばらく北京ダックの皮を味わっていると、今度は北京ダックの肉が運ばれてきました。
肉の皿に、結構乱暴に残った皮を落として、皮の皿は回収されたので、肉の上に皮が散らばってます。
雑!
お肉の方ですが、味は肉というよりレバーに近いです。
レバーが苦手な人にはこのお肉はキツイと思います
そんなに美味しいものではないので、やっぱり北京ダックは皮なんだねと変に納得させられます。
ちなみに、北京ダックの頭も割られて付いてきます(ボケてるけど写真左上)。
店員さんに聞いたところ、ダックの脳みそは、台湾人でも食べる人もいるし食べない人もいるとのこと。
食べてみましたが、そんなに旨みがあるわけでもなく、味の薄いレバーのような感じでした。
2人で1羽まるごとは厳しい
▲2人で1羽のダックは食べきれませんでした。
そもそも北京ダックは、2~3包を食べれば十分で、お腹いっぱい食べるような料理ではない気がしました。
おすすめの酸辣湯
▲実は北京ダックと別に酸辣湯も注文していました。
もともと酸辣湯が好きなのと、北京ダックを食べるにあたってスッキリしたスープが飲みたかったためです。
ここの酸辣湯は相当美味しく、台北に来ていちばんと言っても過言ではありませんでした。
パクチーが効いているので、パクチー好きにもオススメです。
『天厨菜館』は大人数向け
比較的美味しい北京ダックを食べられて満足したものの、量が多すぎたのと、他の料理ももっと試したかったという残念感もありました。
『天厨菜館』に行くなら少なくとも4人。できれば6人以上が良いと思います。
6人以上のグループで台北旅行をするなら、ぜひ『天厨菜館』で北京ダックを食べてみてはいかがでしょうか。
『御鼎香脆皮烤鴨餐廳』のダックとの違い
個人的には『御鼎香脆皮烤鴨餐廳』のダックは温かくて油がジュワーっと染み出て美味しかった・・・
『天厨菜館』もウマいはウマいけど、作り置きだったのか冷たかった
北京ダックというのは元々「冷菜」扱い?なので、冷たいのが普通なのかもしれません。でも、『御鼎香脆皮烤鴨餐廳』の焼きたての温かいダックの美味しさがやっぱり忘れられませんでした。皮以外のお肉の部分も凄く食べやすくて美味しかったです。
『天厨菜館』は超のつく有名店だけあって、お店の規模も大きいし作り置きも仕方ないのかも?
また、比べてばかりも申し訳ないですが、お店の接客も『御鼎香脆皮烤鴨餐廳』のほうがすばらしかったです。
ただ、日本語がほぼ通じないので『天厨菜館』のほうが観光客にとっては安心感はあるかもしれません。