小籠包の美味しいお店としてガイドブックにもよく取り上げられている『明月湯包(ミンユエタンバオ)』。
今回は、台湾人の友人におすすめされたこともあって行ってみることにしました。彼女は台北の某有名ホテルに勤務していたこともあり、フロントで美味しいお店を尋ねられた時に『明月湯包』をオススメしていたそうです。
実際に行ってみると、日本人観光客はもちろん、欧米人や地元の台湾人まで、幅広い客層でした。しかも、お目当ての小籠包以外のメニューも美味しく、お店も清潔。万人にウケるお店だと思います。
ということで今回は、『明月湯包』の小籠包やその他のおすすめメニューについてご紹介！
『明月湯包』とは？
行き方はタクシーが便利かも
台北では地下鉄(MRT)か徒歩で移動する僕たちですが、『明月湯包』に行くときには珍しくタクシーを使いました。
地下鉄の最寄りは六張犁駅というちょっとマイナーな駅で、そこから徒歩7分なので、地下鉄＋徒歩でも行けるとは思います。
ただ、僕たちは象山に登った帰りに『明月湯包』に行くことにしたので、そこから歩くのは遠すぎるということでタクシーを使いました。同じように、台北101からもタクシーをオススメします。
タクシーの運転手に『明月湯包』の店名を見せると、すぐに分かってくれました。そして、勝手に新しくて綺麗な支店の前まで行ってくれました。
支店と本店どっちがおすすめ？
『明月湯包』はすぐ近くに本店と支店があります。
※クリック拡大可※
本店：昔からある。台湾らしい店構えで地元客が多い。大通り(基隆路二段)に面している。
支店：新しい。ガラス張りの店構えで綺麗なので観光客が多い。路地(通化街171巷)に入ってすぐ。
僕たちは支店に行きましたが、観光客対応には慣れていそうだったし、綺麗だったので支店のほうが無難だと思います。支店は日本人観光客、欧米人、地元の台湾人で満席状態でした。
支店のほうの看板。(暗くて分かり辛いですが・・・)
台湾人のおすすめ
最初にも書きましたが、『明月湯包』に行ったきっかけは、台湾人の友人のおすすめだったからです。ホテルのフロント勤めだった彼女は、お客さんに美味しいお店を尋ねられると必ず『明月湯包』を紹介していたそうです。
『明月湯包』の店主はその道40年のキャリアをもち、観光客だけでなく地元客からも支持も厚いとのこと。有名店は観光客ばかりになりがちですが、地元民にも人気があるというのが『明月湯包』の信頼できるところだと思います。
ちなみに、小籠包といえば『鼎泰豊』ですが、かなり並ぶし高いし、場合によってはあまりおすすめしないとのことでした。
『明月湯包』人気メニュー
『明月湯包』で特に人気のメニューをご紹介！
・明月湯包
お店の名前を冠した1番オーソドックスな豚肉入り小籠包。
・蟹黄湯包
カニみそ入り小籠包。2番目に人気の小籠包。
・蝦仁絲瓜湯包
エビとヘチマ入り小龍包。台湾の定番です。
・招牌鍋貼
お店自慢の羽根つき餃子。
・蔥油餅
人気の台湾料理「ネギ餅」。
実際に食べてみた
小籠包
▲明月湯包(8個) 130元(480円)
お店の名前を冠したいちばんオーソドックスな豚肉入り小籠包です。
まずはこの「明月湯包」を注文して、もっと食べられるようなら「エビとヘチマ入り小籠包」などの変わり種を追加すると良いと思います。
肝心の味ですが、
たぶん美味しいです・・・
というのも、僕たちは夫婦そろって、なんで日本人って小籠包がそんなに好きなの？と思っているほど、小籠包萌えがありません。普通に美味しいとは思いますが、他店と比べてどうこう言えるほどの経験はありませんでした。
実は、小籠包より
水餃子のほうが好き
周りに合わせているけど、実は小籠包に萌えない人もいますよね？
小籠包を食べに『明月湯包』へ行こう！と盛り上がる人に水をさせないという、そこのあなた！
安心してください。『明月湯包』は小籠包以外も美味しいです！
「小籠包」以外も美味い
▲エビ卵チャーハン 160元(590円)
中華料理らしからぬ、油控えめ、塩分控えめのあっさりチャーハンに仕上がっています。
実は台湾でチャーハンを食べると「これなら日本のお店のほうが美味しいかも？」と思うことが多かったりするのですが、『明月湯包』のチャーハンはすごく美味しかったです。
▲涼拌白菜心 180元(670円)
白菜とピーナッツのサラダです。
『六品小館』のが美味すぎて好きになった料理ですが、それには劣るものの『明月湯包』の涼拌白菜心もすごく美味しかったです。
青菜炒めも人気メニューなのだそうですが、あっさり系が好きならこちらをオススメします。
まとめ
いかがでしたか？
実際に『明月湯包』に行ってみて、何を食べてもハズレがなく、万人におすすめできるお店だと感じました。支店のほうはお店も綺麗ですし、観光客も入りやすい雰囲気です。台湾初心者にもおすすめ。
今回、実はあまりおなかが空いておらず、数品しか食べれなかったのが悔やまれます・・・。次回はおなかを空かせて、もっといろんな品を試してみたいです。
アクセス
明月湯包(ミンユエタンバオ)
下記の地図は今回行った支店のほうを示しています。
住所：台北市大安區通化街171巷40號1樓
MRT六張犁駅より徒歩7分
営業時間：
11時00分～14時00分
17時00分～21時00分（無休）