台南の名物グルメの1つである「蝦仁飯(シャーレンファン)」。
日本人観光客には「エビ飯(えびめし)」と呼ばれています。新鮮な小エビとだしが染みこんだご飯は台南のソウルフード!
今回は、台南の有名店『集品蝦仁飯』で初めてエビ飯を食べてみることにしました。
結果から言うと
実は好みが分かれるグルメかも?
妻はエビ好きなので美味しい!と満足していましたが、僕はエビの匂いがキツイ(悪く言えば、生臭い)と感じて、1度でいいかな~と思ってしまいました。
エビ飯がメインのお店ですが、なぜかスープ系のメニューが豊富で、しかもめちゃくちゃウマい。個人的にはスープの方が断然おすすめです。
では、早速ご紹介したいと思います!
『集品蝦仁飯』とは?
アクセス
▲結構な広さの道路脇に飲食店が並んでおり、その中の1つに『集品蝦仁飯』があります。
イメージ的には、日本の地方都市の幹線道路脇といった感じです。
▲お店はこんな感じで満席。台南人から非常に愛されている様子です。
店内にもテーブルはありますが、半数以上は屋根付きの野外で開放的です。
メニュー
▲お店に掲げてあるメニューです。以下、日本語翻訳です。
・蝦仁飯(エビ飯)
・肉絲飯(細切り豚肉ご飯)
・蝦仁肉絲飯(エビと細切り豚肉ご飯)
・蝦仁飯加蝦(エビ飯 [エビ多め])
・蝦仁鴨蛋湯(エビとアヒルの卵スープ)
・蛤仔湯(はまぐりスープ)
・鴨蛋湯(アヒルの卵スープ)
・貢丸湯(肉団子スープ)
・魚丸湯(魚団子スープ)
・紫菜湯(海苔スープ)
・味增湯(味噌汁)
・荷包蛋(目玉焼き)
看板メニューはもちろん「蝦仁飯(エビ飯)」。エビ好きはみなさん「蝦仁飯加蝦(エビ飯 [エビ多め])」を頼むみたいです。
そして、なぜかスープの種類がめちゃくちゃ豊富。特に人気なのは「蝦仁鴨蛋湯(エビとアヒルの卵スープ)」のようです。
注文票
▲こちらが注文票です。
飯類、湯類などと分類されていて分かりやすいです。
これに数を書き込んで店員さんに渡すという注文方法でカンタンです。
いざ、実食!
蝦仁飯(エビ飯)
▲定番のエビ飯、55元(200円)です。
エビ飯は、日本の普通サイズのお茶碗に、出汁で炊いたご飯と小指くらいのエビが乗っています。小さめなので1人1椀ペロリといけます。
だしが染みこんだご飯&エビ、ウマい
と、エビ好きの妻は満足そうに食べていましたが、普段からエビへの魅力をそこまで感じていない僕は、半分くらいで飽きてしまい、最後まで楽しめませんでした。
▲テーブルの上には、日本人にお馴染みの黄色のたくわんが。
箸が乗っているのでこれを使って自分の茶碗に取りました。
▲ご飯に何でも乗せて食べるというのは台湾らしくて好きです。
黄色たくわんによって見た目も良くなり、味も飽きないようになります。
たくわん必須、ゼッタイ!
鴨蛋湯(アヒルの卵スープ)
アヒルの卵スープ、エビが入ってないシンプルな方です。25元(90円)。
エビ飯と卵スープが定番の組み合わせのようで、確かによく合います。
アヒルの卵だと言われないと分からない、普通の卵のような味です。
台湾の卵スープって卵臭いことも多いけど、臭みが全くない
鰹のだしも効いてて美味しい
紫菜湯(海苔スープ)
海苔のスープです。20元(70円)です。
海苔の旨味が効いていて、こちらのスープも美味しいです。
台湾でいくつか海苔スープを食べましたが、日本食に近いからか、日本食を思い出す美味しさです。
まとめ
名物だけど好みは分かれるかも?
台南名物で、お店は大繁盛していましたが、エビ飯は好みが分かれるというのが感想です。
個人的には少なくとも1回食べれば十分かな~と思いました。かなりリーズナブルではあるので、小腹が空いた時にサクッと食べるのにちょうど良いです。
また、後から知ったのですが、エビ飯に「荷包蛋(目玉焼き)」をのっけて食べるのをオススメしている人がかなり多かったです。
半熟で美味しいらしい!
悔やまれる・・・
気になる人はぜひ試してみてください!
『集品蝦仁飯』アクセス
住所:台南市中西區海安路一段107號
営業時間:9時30分~20時00分