2019年の今、台北で最も人気のある麺店の1つ『大師兄銷魂麺舗(ダーシーションシャオフンミェンプゥ)』に行ってきました。
1食1,000円以上は台北ではちょっと高めですが、麺もスープも付け合せも全てレベルが高かったです。台北の若者で連日行列になっているのも頷ける美味しさでした。
スープとまぜそばをセットで提供していて、一瞬
つけ麺・・・?
と思うビジュアルですが違います!別々に食べるのです・・・。
ということで、今回は『大師兄銷魂麺舗』に行ってきましたので詳しくご紹介!
『大師兄銷魂麺舗』とは?
台北に4店舗 ※2024年更新
『大師兄銷魂麺舗(ダーシーションシャオフンミェンプゥ)』は本格的で美味しい麺料理とオシャレさがウケて、台北の若者を中心に人気を呼び、現在台北市内に4店舗を展開しています。
・遠東SOGO台北忠孝店(忠孝復興駅)
・中山店(中山駅)
・微風北車店(台北駅)
どれもアクセスしやすくて観光客も行きやすい立地です。※( )内はMRTの最寄り駅です。
インスタント麺は台湾土産としても人気
▲最近では『大師兄銷魂麺舗』のインスタント麺も台湾土産として人気急上昇しています。
『誠品書店』の人気のインスタント麺を集めた棚でも販売していました。
『大師兄銷魂麺舗』忠孝店に行ってみた
MRT国父紀念館駅すぐ
今回は『大師兄銷魂麺舗』の忠孝店に行ってみることにしました。
最寄りのMRT国父紀念館駅からは徒歩3分、MRT忠孝敦化駅からも徒歩5分ほどで行ける便利な立地です。たばこ工場をリノベした人気のおしゃれスポット『松山文創園区』からも徒歩10分ほどで行けます。
▲ちょっと小汚い裏道にありながら、お店は大きなガラス張りで清潔。カフェ風のおしゃれな佇まいです。行列ができると聞いていたので、ランチ時は外して2時過ぎに訪れました。
行列は無かったものの、その時間でも店内は満席。店内利用は50分制限があるほどの人気ぶりでした。
メニュー
セットメニュー4種
▲メインのまぜそばのセットメニューはこの4種。
とはいえ、銷魂麵(煮卵付きまぜそば)と麻辣鴨血(ピリ辛な鴨の血)は4つとも共通なので、単にスープを4種類から選ぶだけです。
スープは、辛い「麻辣(マーラー)」が2種、辛くない「清燉(チンドゥン)」が2種で、下記の計4種となっています。
(牛すじと牛肉の激辛スープ+まぜそば)
(牛肉の激辛スープ+まぜそば)
(牛すじと牛肉のスープ+まぜそば)
(牛肉のスープ+まぜそば)
スープの具材が牛すじ&牛肉なら280元(1,040円)、牛肉のみなら230元(850円)です。
日本のラーメン屋さんくらいの価格ですが、台湾にしてはお高めだと思います。
サイドメニュー
▲小菜(サイドメニュー)や飲み物も充実。
私たちは「推!」と書かれたおすすめメニューの小黃瓜(きゅうり漬け)をオーダーしてみました。もう1つの「推!」は麻辣老豆腐(激辛豆腐煮込み)。よく火鍋に入っている茶色く煮込まれた豆腐です。
実際に食べてみた
麻辣半筋半肉湯+銷魂麺
▲麻辣半筋半肉湯+銷魂麺(牛すじと牛肉の激辛スープ+まぜそば)
▲小黃瓜(きゅうり漬け)
お店の看板メニューのまぜそばの呼称であり、店名にもなっている「銷魂麺」は「魂を奪われるほどの麺」という意味だそうです。
日本人からすると、こうしてスープと汁なし麺が出てくると「つけ麺?」と思って、スープに浸したくなりますが、食べ方としてはあくまで、スープはスープ、麺は麺で分けて食べます。
▲銷魂麺(まぜそば)
麺自体に味が付いており、日本の油そばよりも油感が少なめでサッパリしています。
台湾にある麺はどこか安っぽい感じのものも多いですが、ここの麺は名前負けしないほど美味しく、日本の有名ラーメン店も顔負けのクオリティです。
▲麻辣半筋半肉湯(牛すじと牛肉の激辛スープ)
一方のスープはしっかり台湾の火鍋味。
麺にも辛味があるので、麻辣湯の方にすると、食べている間にどっちも辛い!となります。結構しっかりめの味付けですが、お肉につける用のタレも付属しています。
具材(牛すじと牛肉)はかなりのボリュームがあり、男性でも大満足、女性だとちょっと多いかもしれません。牛すじはコラーゲンの塊みたいな感じ(しかも量が多い)なので、苦手な人は牛肉オンリーの方をオススメします。
精燉牛肉湯+銷魂麺
▲清燉牛肉湯+銷魂麵(牛肉のスープ+まぜそば)
こちらは辛くないスープに牛肉のみです。まぜそばは同じものです。
▲清燉牛肉湯(牛肉のスープ)
白湯スープのような色ですが、おそらく牛骨からとったスープだと思われます。
まぜそばが辛いので、麻辣スープよりもこちらのスープの方が麺と合うと思います。こちらのスープはあっさりめなので、牛肉を付属のタレにつけて食べる食べ方がちょうど良いです。
麻辣鴨血が美味い!
▲すべてのセットメニューに付いてくる麻辣鴨血です。
台湾では火鍋によく入っている具材で、アヒルの血を固めたもの。レバーほどしつこくはなく、見た目や名前から受ける印象ほどのクセはありません。
僕は元から好きだったのですが、妻は苦手であまり食べませんでした。ところが『大師兄銷魂麺舗』の鴨血を恐る恐る食べ・・・
うまー!
と、なぜかまぜそばやスープよりも、鴨血を気に入っていました。
苦手な人も多そうな鴨血ですが『大師兄銷魂麺舗』のものはすごく美味しいので、ぜひ試してみてほしいです!
まとめ
美味しさはさることながら、男性の僕でもお腹いっぱいになるボリューム、しっかりとした味付け。店内は気が利いたおしゃれな雰囲気で、居心地も良いです。どうりで若者に大人気なわけだ~と納得しました。
スープも麺も付け合わせも、すべてのレベルが高いお店なので、気になる方はぜひ!
ちなみに、前述した『大師兄銷魂麺舗』オリジナルのインスタント麺はお店でも買えるそうです。『大師兄銷魂麺舗』のまぜそばが気に入ったら、帰りにお土産として買ってみるのも良さそうです。
アクセス
大師兄銷魂麺舗(忠孝店)
住所:106台北市大安區延吉街137巷6-1號
営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00(無休)
国父紀念館駅から徒歩3分、忠孝敦化駅から徒歩5分。人気のおしゃれスポット「松山文創園区」からも徒歩10分で行けます。
公式Facebook:https://www.facebook.com/masterspicynoodle02