台湾朝食「蒸包(ジェンバオ)」というものを食べに『圓山老崔蒸包(ユェンシャンラオツイジェンバオ)』へ行ってみました。
朝6:30~昼13:00のみの営業で、ユニークな台湾朝食を食べたい人におすすめです。
台湾では肉まん、小籠包、餃子などはよく見かけますが、それらとはちょっと違う「蒸包(ジェンバオ)」も一度は食べてみてほしいです。
ということで、朝食に「蒸包」を提供する老舗『圓山老崔蒸包』をご紹介します。
裏路地にある人気店
1963年創業の老舗
『圓山老崔蒸包』は中山國小駅近くの裏路地にあり、1963年創業というなかなかの老舗です。
地元民に愛され続けているそうで、私たちが行ったときも観光客は自分たちだけで、あとは地元民の方々が続々と来店していました。
閑静な住宅街という立地で、裏路地なこともあり、とても静か。台北の涼しい朝に、静かで落ち着いた場所で台湾朝食を食べられる、この雰囲気がすごく良かったです。
作り立て(蒸したて)を提供
お店の入口では店員さん(家族経営っぽい)がせっせと蒸包を作って蒸しています。
この蒸し立てが食べられるというのがまた良いです。
後から実物写真も掲載していますが、上の写真に写っている蒸籠ごと席に持ってきてくれます。
メニュー
メニューは超シンプル。
- 蒸包(10個入り) 85元
- 酸辣湯 25元
の2つです。
後から知ったのですが、蒸包は豚肉と牛肉のものがあるそうで、デフォルトは豚肉ですが、牛肉にも変更できるとか。
どんどん食べ歩きしたい観光客の人であれば、「蒸包」は2人で1籠(10個)で十分だと思います。
ちなみに、地元民は1人1籠を注文している場合がほとんどのようでした。
『圓山老崔蒸包』の蒸包と酸辣湯
蒸包
▲蒸包(10個入り) 85元(310円)
注文してしばらく待っていると、やってきました蒸し立ての蒸包!
1個2口サイズの大きさです。
形はずいぶん雑な感じで、握った指の跡?がそのまま残っています。
待っている間に用意しておいたタレにつけて食べます。
酢醤油のようなタレと、アクセントに辣醤です。
食べた感じは、肉まんとも小籠包とも餃子とも違います。
いちばん近いのは肉まんですが、肉まんよりは餡も皮もプリッとしている感じで、やさしい薄味が朝食にぴったりです。この食感は初体験でした。
地元民に愛され続けているのが納得できる、シンプルだからこそ飽きない美味しさです。
酸辣湯
▲酸辣湯 25元(90円)
蒸包と同じく酸辣湯もやさしい薄味・・・の割に胡椒が効きまくっているのが特徴的です。
ダシや酸味は弱めなので、そんなに美味しい酸辣湯というわけではありませんが、朝食なのでこれくらいが良いのかもしれません。
アクセス
圓山老崔蒸包
住所:104台北市中山區中山北路二段137巷33號
営業時間:6:30~13:00(月曜定休)
最寄りの中山國小駅から徒歩3分、雙連駅からも徒歩11分です。