台北に来て思ったのが、「台湾人どんだけ鍋好きなんだよ!」です。
それほどまでに街中には鍋のお店が溢れており、どこもかしこも人気のようです。
そして今回ご紹介するのは『三媽臭臭鍋』です。店名からして臭いがヤバそうなのですが、勇気を振り絞って食べに行ってみました。
台湾全土に広がるチェーン店『三媽臭臭鍋』
実はすごかった
西門町で見かけて入ってみた『三媽臭臭鍋』ですが、調べてみると台北はもちろんのこと、台中、台南、高雄、花連など主要都市には多くの店舗を持つ巨大チェーン店でした。
日本人からすると、臭い臭い鍋って・・・と店名を見て絶句することと思いますが、その分、観光客は寄り付かず、地元民が溢れるお店となっております。
西門町店
『三媽臭臭鍋』西門町店は、西門駅の6番出口から徒歩3分ほどです。
観光客がいっぱいの有名店『西門金鋒魯肉飯』の隣の隣です。
▼『西門金鋒魯肉飯』についてはコチラ

『西門金鋒魯肉飯』が行列で入れない・・・なんて時には、そんな有名店になんか行かずに、『三媽臭臭鍋』に挑戦してみては?!
個人的には『三媽臭臭鍋』の方がオススメです。
『西門金鋒魯肉飯』が観光客で行列なのに対して、『三媽臭臭鍋』は地元民で行列です。
店頭で鍋を調理しており、その横のイスで待つことができます。
『三媽臭臭鍋』の1人鍋
1人鍋メニュー
店名の『三媽臭臭鍋』から分かるように、何を隠そう店内は臭いです。
それは臭豆腐入りの鍋である「大腸臭臭鍋」です。
でも、心配無用です。
他の鍋には臭豆腐は入っていません。
僕たちも臭豆腐はちょっと食べられませんし、周りも見回しても台湾地元民だって臭豆腐鍋を食べている人は少数派でした。
それぞれの鍋に何が入っているのかもメニューに書いてあります。
- 左上:大腸臭臭鍋
- 中上:海鮮豆腐鍋
- 右上:泡菜鍋(キムチ鍋)
- 左下:麻辣鍋
- 中下:沙茶魚頭鍋
- 右下:南瓜元賓鍋
- 最右下:素食鍋(ベジタリアン)
僕たちは、泡菜鍋(キムチ鍋)と麻辣鍋を注文しました。
具材を加えることもできます。
外帯白飯が10元なので、ご飯を別に頼まないといけないのかな?と思いましたが、店内で食べる分にはご飯がついてきます。
鍋以外はセルフで
鍋を注文したら、他のものをセルフで用意しましょう。
飲み物は、超薄いオレンジジュースと超甘い冬瓜茶でした。
タレは醤油やお酢や味噌などが置いてあるので、自分で好きなようにブレンドできます。
箸とスプーンも自分で持ってきます。
1人鍋は激熱なまま食べられる
席には1人鍋用のコンロが置いてあります。
これに火をつけて1人鍋を置いてくれるので、鍋は温かいままというより激熱なまま食べられます。
泡菜鍋(キムチ鍋)
泡菜鍋130元(490円)です。
豚肉、キムチ、ソーセージ、キャベツ、アサリ、豆腐、卵などが入っています。
味は日本人がイメージするキムチ鍋とほとんど違いはないと思います。キムチ鍋が美味しくないわけがありません。
麻辣鍋
麻辣鍋150元(570円)です。
豚肉、鴨血、キクラゲ、アサリ、うどんなどが入っています。
安い割にしっかりと麻辣鍋の味がします。うどんが入ってきたのが意外でしたが、日本の冷凍うどんのような感じで美味しかったです。
僕たちは2人ともキムチ鍋よりこちらの麻辣鍋の方が美味しいという意見で一致しました。
コスパ良しの1人鍋
500円くらいの値段で普通に美味しい1人鍋を食べられるのはかなりコスパが良いと思います。
このコスパの良さが台湾全土にチェーン展開できている理由なのでしょう。
地元民にまぎれての1人鍋は大満足でした。