台北『冰讃(ピンザン)』のマンゴーかき氷をオススメしない3つの理由

冰讃 ピンザン マンゴーかき氷 グルメ

台北のマンゴーかき氷の超有名店冰讃(ピンザン)へ行ってきました。

このお店はあらゆるガイドブックやブログに掲載されており、どれもベタ褒めするような内容ばかりです。

僕が実際に行って、マンゴーかき氷を食べてみて思った感想は、こうでした。

夫

そんなにベタ褒めする必要ある?

ですので今回は、皆さんがあえて書かない(?)、

『冰讃』のマンゴーかき氷をオススメしない3つの理由

をご紹介しとようと思います。

『冰讃』に行ったことがない方には、正直で率直な感想の方が絶対に役に立つと信じて・・・。
では、お届けしていきます!

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『冰讃』のマンゴーかき氷

台北で1、2を争う有名かき氷店

冰讃 ピンザン

もはや有名店すぎて『冰讃』について今更書くことはないくらいなのですが、まずは実際に行ってみた様子をレポートしたいと思います。

『冰讃』は人気の観光地である雙連駅寧夏夜市の近くにあり、この可愛らしい雪だるまの看板が目印です。

冰讃 ピンザン

『冰讃』はマンゴーが旬の時期(4月中旬~10月末)のみ開店しています。営業時間は11:00~22:30。

ちなみに、マンゴーがない季節は火鍋店になっているらしいです。

夜でも行列

冰讃 ピンザン

寧夏夜市を満喫した後、夜9時くらいに『冰讃』を訪れましたがが、15人ほどの行列ができていました。

待ち時間は大体30分くらいでした。

閉店の22:30間際まで行列が途切れることはなく、さすが大人気店といった感じです。

メニュー

冰讃 ピンザン メニュー

※クリック拡大可※

人気No.1マンゴーかき氷(160元)です。

他にもチョコレートやバナナやスイカなどのかき氷もあるのですが、ほとんどのお客さんはマンゴーかき氷を注文していました。

人気No.1 マンゴーかき氷

冰讃 ピンザン マンゴーかき氷

▲芒果雪花冰 160元(600円)

“雪花冰(シュエファービン)”というのは、ふわふわのかき氷です。

その上にマンゴー(おそらく1個分)とマンゴーソースと練乳がかかっています。

もう1つ、「芒果牛奶冰(マングォーニウナイビン)」というメニューもあり、こちらは普通のガリガリとしたかき氷になっています。こちらは、ちょっと安めの140元です。

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『冰讃』のマンゴーかき氷をオススメしない3つの理由

①地元民はおらず日本人だらけ

冰讃 ピンザン

日本人に大人気というレベルではなく、お客さんのほとんどが日本人観光客です。

台北にいるはずなのに、周りは全員日本人で、みんな小声の日本語で会話しているという状況です。皆が日本人は自分たちだけだと必死に思い込もうとしているような異様な雰囲気すらあります。

せっかくの海外旅行で日本語は聞きたくない!
地元民に人気のお店に行きたい!

という方には絶対にオススメできません

また、Googleマップのクチコミを見てみた限り、多くの日本人が絶賛コメントをする中、台湾人のコメントは不評なものが多いです。

特にお店側の態度について言及するコメントが多く、お金を簡単に落としてくれる日本人には優しい一方で、台湾人には冷たいようです。

これが地元民が来なくなった原因の1つであるようです。

②どんどん上がり続ける値段

地元のお客さんがいなくなったもう1つの原因は値上げです。

マンゴーかき氷は数年前まで90元だったようですが、2019年に僕が行ったときは160元まで値上がりしていました。

それでも日本人が行列をなして食べに来ているので、今後も毎年値上げが続くのではないかと思います。

日本でマンゴーかき氷を食べると1,500円(約400元)くらいはしますので、まだまだ安いと言えば安いのですが、あまり高くなるようなら、他のお店に行ったり、他の台湾スイーツ(豆花など)を食べたほうがいいのでは・・・?と思ってしまいます。

2023年追記現在はさらに値上げして下記の価格となっています。

・芒果雪花冰 180元
・芒果牛奶冰 160元

③マンゴーかき氷が甘すぎる

冰讃 ピンザン マンゴーかき氷

最後に肝心のマンゴーかき氷の味についてです。

実は、僕も妻も上の写真くらいまで食べたところでマンゴーかき氷に飽きました

確かにマンゴーは甘くて美味しいのですが、それは最初の2~3口だけです。特に台北のような熱い地域では、甘いだけの果物よりも、ほどよい甘さと酸味のバランスが重要だと思います。

『冰讃』のマンゴーかき氷はただ甘いだけで、酸味が全く無く、最後まで飽きずに食べることはできませんでした。たくさんかかったマンゴーソースと練乳も甘いです。

ちなみに、以前に台中で食べた『美村點頭冰』のマンゴーかき氷は、ちゃんと酸味もあってフレッシュで、最後まで美味しくたべることができました。

▼『美村點頭冰』のマンゴーかき氷についてはコチラ

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それでも『冰讃』に行きますか?

日本人向けのガイドブックやブログではベタ褒めされている『冰讃』ですが、僕はもう行かないと思います。

上に書いたオススメしない3つの理由が引っかかる方は『冰讃』ではなくて、もう少しマイナーな地元民にもちゃんと人気があるお店を探して行った方が満足できると思います。

ただし、僕の感想とは逆で、

日本人だらけで何が悪いの?
マンゴーかき氷は甘ければ甘いほど良いじゃん!

という方なら、『冰讃』は普通にオススメです。

アクセスも良いですし、値上げが続いてるとは言ってもまだ安いですから、台北でマンゴーかき氷を初体験するには良いお店だと思います。

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アクセス

冰讃(ピンザン)

住所:台北市大同區雙連街2號

営業時間:11:00~22:30(無休)

雙連駅から徒歩2分です。

いつも行列なので30分ほどは待ち時間を考えておいた方がよいかと思います。