台北の永康街はマンゴーかき氷の有名店や小籠包の有名店である『鼎泰豊』などもあって日本人だらけですが、観光地だけあって清潔で美味しい飲食店が多いです。
今回は、そんな永康街びあり、ガイドブックにもよく掲載されている台湾家庭料理の『豊盛食堂』に行ってきました。
ここの料理は特に野菜が美味しいので、野菜好きにはオススメです!
『豊盛食堂』とは?
アクセス
『豊盛食堂』は東門駅から歩いて2分ほど。永康街と呼ばれる地区にあります。
営業時間は毎日11:30~14:00と17:00~21:00の2部構成です。
ガイドブックに載る超有名店
▲『豊盛食堂』は観光地の永康街にあり、台湾家庭料理が食べられることもあって、観光客に人気があり、ガイドブック等でもよく紹介されています。
店頭はこんな感じで、看板はとてもシンプルでこぢんまりとしています。
▲掲載されているガイドブックが窓に貼ってありました。
台湾観光イメージキャラクターの長澤まさみです。
▲長澤まさみの写真と同じような(当たり前だけど)店内。
可愛らしい台湾の花布の壁紙もそのままです。
店内はとても清潔で落ち着いており、丁寧に使い古されたテーブルと椅子がオシャレです。
メニュー
▲『豊盛食堂』の変わっているところは、紙のメニューがなく、厨房の前まで行って食材を見ながら料理を注文するところです。
見るからに新鮮そうな野菜や魚が並んでいます。
▲こちらが食材の上に掛けられているメニュー。
これの他に、画像付きでお店のおすすめメニューが貼ってあったりもするので、選んで指差しで注文できます。
台湾家庭料理を味わう
サービス品
▲まず最初に、サービスの玉ねぎサラダが届きます。
台湾ではあまり生野菜のサラダを見かけることがないので嬉しいです。
ちなみに、デザートとして最後にグァバもサービスで出てきました。
過猫菜
▲過猫というワラビのような野菜の料理です。上に乗っているのは高菜の煮物です。
よくかき混ぜてから食べてねと店員さん。
過猫は見た目も味もワラビによく似ていて、少しトロッとした食感です。見た目から想像するより薄味でさっぱりしているので飽きません。
山菜好きの方にはオススメです。
菜乾肉
▲豚の角煮です。
お肉よりも感動したのがカリフラワーの美味しさです。
日本人の多く(僕もです)は、カリフラワーの存在意義を理解できていないのではないでしょうか?
僕はこの料理に出会ってカリフラワーの存在意義を認めました
干しカリフラワーを使っているので旨みが凝縮されている上に角煮のダシも染み込んで、しかも歯ごたえはしっかり残っていて、驚きの美味しさです。
台湾式生春巻
▲生春巻きと言っているのに焼いてあることにビックリしました。
表面の皮は焼いてあるのですが、中にもライスペーパーが入っています。
表面は香ばしく、中は生春巻きな感じもして、これはこれで美味しいと思いました。
野菜スープ
▲過猫菜や干しカリフラワーでも思いましたが、このスープを食べて、
『豊盛食堂』の野菜はめちゃくちゃく美味い!
と確信しました。
野菜そのものの味もするし、スープが染みた味もする、だけど野菜のシャキシャキ感は残っている。という感じで、これどうやって作っているんだろう?と不思議に思わずにはいられません。
相当の技と手間暇をかけているのではないかと思います。
意外な具材としてリンゴが入っていました。スープにもほのかにリンゴの甘さが溶け出ているような気もしました。
『豊盛食堂』の感想
とにかく野菜が美味い!
の一言です。
台湾家庭料理というのはなかなか食べられませんし、店内は清潔で申し分ないですし、観光客に人気なのも頷けます。
値段的には2人で800元(3,000円)ほどと、台湾外食としてはお高めですが、日本の物価に置き換えれば安いです。店内の清潔さや料理の美味しさは値段に見合っていると思います。
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