タクシーに乗るなら
絶対ウーバーがいいよ!
以前、台湾旅行中にタクシーを呼ぶタイミングで台湾人の友人にこう言われました。
彼女はささっとスマホを出して「Uber Taxi(ウーバータクシー)」のアプリを開き、瞬く間にタクシーを呼んでくれました。
台湾と言えば、どこにでも黄色い流しのタクシーが走っていて便利ですが、最近ではタクシー配車アプリ「Uber Taxi」の利用がとても増えているそうです。
私も実際に台湾でUber Taxiを使ってみてこう思いました。
今後、タクシーを呼ぶときは
Uber Taxi 一択!
その理由はざっくり下記です。
・車内が清潔/タバコ臭なし
・口頭で目的地を伝える必要なし
・ドライバーさんが親切
・現地タクシーと料金が同じ
・忘れ物をしても安心
・アプリが日本語対応している
記事内でもっと詳しく説明していきます。
Uber Taxiアプリは世界共通で利用可能なので、出国前に日本で事前にアプリをダウンロードして、個人情報やクレジットカード情報を入力しておけば、台湾現地ですぐに使えて便利です。
今回は、台湾旅行でぜひおすすめしたいUber Taxiの利用方法を、実際に台湾旅行で利用した様子も交えて詳しくご紹介したいと思います。
他の国でも、Uber Taxi対応地域であれば登録方法・利用方法は同じだと思いますので、ぜひご参考にしてください。
メリットだらけのUber Taxi
普通のタクシーのデメリット
私も今まで何度も台湾で流しのタクシーを拾って乗車してきました。
台湾のタクシードライバーさんは親切でユーモアのある人が多く、ほとんどの場合は良い思い出です。しかし、何度も乗っていると不快な経験をすることもありました。
過去に自分が経験して嫌だったこと、他の人に聞いた話としては、以下などがあります。▼
・わざと遠回りされた
・ドライバーの運転が荒い
・車内が汚い/タバコ臭い
・現金支払いしかできない
・口頭で目的地を伝える必要がある
ドライバーさんに問題がなくても「現金支払いしかできない(クレカ支払い不可)」なのは、流しのタクシーではよくあることです。
「口頭で目的地を伝える必要がある」に関しては、今はGoogleマップを見せると大体分かってくれるのでそこまで不便ではないと思いますが、多少のコミュニケーションは発生します。あくまで私個人の経験上の話ですが、台湾で英語のわかるタクシー運転手さんはそこまで多くなかったと思います。
Uber Taxiのメリット
逆に、今回Uber Taxiを使ってみて、流しのタクシーを拾うのと比べてメリットしかないと感じました。具体的には以下です。
・普通タクシーと料金が同じ
・クレジットカードで自動支払いできる
・ドライバー評価システムがある
・車内が清潔/タバコ臭なし
・目的地を伝える必要なし
・忘れ物をしたタクシーを特定できる
・アプリが日本語対応している
まず、アプリ内の表記はすべて日本語です。台湾国内に入ったからと行って突然中国語表記になったりはしません。
料金・ルートは事前に提示され、ドライバー情報もきちんと記録されているので安心。また、ドライバーと乗客が互いに評価しあうシステムなので、ドライバーさんはみんな親切で運転も丁寧。車内環境にも気を配っているのでかなり清潔です。
乗車料金は台湾現地の流しのタクシーと同じです。日本で事前にアプリ登録したからと言って、もちろん日本の乗車料金(台湾よりだいぶ高い!)が適用されるわけではありません。
乗車地・目的地を事前に設定してからタクシーを呼ぶので、目的地を伝える必要もなし。万が一、車内に忘れ物をしても乗車したタクシーを特定できるので安心です。
実際に乗ってみて
本当にストレスフリーでした
実際にUber Taxiを体験してみて「コレは台湾人も日本人観光客もUber Taxiを使うよね!」と心底納得しました。
というわけで、ここからは実際の登録方法~乗車方法までを解説していきたいと思います。
登録方法
まずはアプリをダウンロード
▲まずはスマホにUber Taxiのアプリをダウンロードしましょう。
Uber Taxi アプリをダウンロード [Android]
▲アプリをダウンロードしたタイミングで、位置情報の設定画面が出る人と出ない人がいるみたいですが、出たら「許可」をクリック。
個人情報の登録
▲電話番号、Google、メールアドレス、Facebookなどから登録方法を選びます。
電話番号での登録がおすすめです。すぐにSMSに認証番号4桁が送られてきてスムーズに登録を完了できます。
登録時にすでに台湾にいる場合は、電話番号以外の登録方法がおすすめ。(海外の電話番号がないとSMSで認証番号が受け取れないため) ただ、実際にタクシーを利用する段階で電話番号(日本で利用している番号でOK)の入力が必要になるそうです。
※②の補足※ すでに台湾にいる場合も台湾旅行のために購入したSIMカードに付属している電話番号で登録することは可能ですが、SIMの電話番号は短期間に使いまわされている可能性が高く「こちらの番号は既に使用されているため登録できません」等のアラートが出て先に進めなくなるケースが多発しているようです。
日本にいる間に自分の電話番号で
登録完了させておくのが安心!
と言いつつ、「もう台湾に来ちゃった!どうしよう・・・」という人に向けて、今回はあえてメールアドレスでの登録を例に進めてみます。日本で電話番号で登録する場合も、そこまで違いはないので参考にしてみてください。
▲メールアドレスを入力します。
▲メールを開いて、4桁の番号が送られてきたことを確認。
▲メールに送られてきた4桁の認証番号を入力します。
▲ここでアカウントの復旧のために電話番号の入力を求められますが、任意なので「スキップ」してOK。
▲本名を入力します。
▲利用規約に同意した方は「同意」にチェックを入れます。
▲プッシュ通知を設定して「次へ」をクリック。(プッシュ通知はオフでも大丈夫です)
支払い方法の登録
ここからは支払方法の登録に進みます。
▲右下の「アカウント」をクリック。
▲「お支払い方法」をクリック。
▲「お支払い方法を追加する」をクリック。
▲お支払い方法を選択します。
楽天ペイやPayPayアプリを端末にインストール(およびログイン)している場合はこのように表示されます。アプリがない場合は「クレジットカードまたはデビットカード」のみが表示されます。
※ちなみに、楽天ペイやPayPayアプリがインストールされているにもかかわらず表示されない場合は、アプリや端末を更新することで表示される可能性があります。
クレジットカード(またはデビットカード)には海外旅行保険が付帯している場合が多いので、Uber Taxiを海外で利用する場合はクレジットカードでの登録がおすすめです。
海外旅行保険には “付帯条件” というものがあります。自動付帯の場合▶そのクレカを所持しているだけで保険が適用されます。
利用付帯の場合▶旅行代金の支払いをしなければ保険が適用されません。主に電車、飛行機、バス、タクシーなどの公共交通で利用することが付帯条件になっていることが多いので、Uber Taxiなどの交通手段にクレカを紐付けるのがおすすめ!
でも、台湾の電車とバスには
悠遊カードを使うからな・・・
だから私の場合は
JCBで航空券を購入して
VISAをUber Taxiに紐付けてるよ
というわけで、クレジットカード選択して登録していきます。
▲クレジットカード情報を入力して「保存」をクリック。
▲右下の「アカウント」をクリック。
▲「お支払方法」をクリック。
▲クレジットカードが登録されていることを確認。これで完了です!
乗車方法
ここからは、実際に台湾でUber Taxiに乗車してみた模様をお届け!
▲「行き先を入力」をクリック。
▲目的地を入力し、行き先を確定します。
▲タクシーを選びます。
乗車料金・乗車ルートはこの時点で表示されるので安心です。
「○分の距離」とは、「約○分後にタクシーが現在地に到着できる」という意味です。
下にある「Uber Green」というのは環境に配慮した電気自動車で少し割高です。どちらを選んでもOK。この時は上の通常のタクシーを選びました。
タクシーを選んで「uber TAXIを選択」をクリック。
▲乗車位置を確定します。しっかり確認して「乗車場所を確定」をクリック。
GPSがずれている場合もありますが、地図をタップしてカンタンに修正できます。
例のように台北駅から乗る場合は
自分のいるゲートをよく確認!
台北駅は広いからね
最後に「コミュニティの安全確保に協力する」という画面が出るので、注意事項を読んで「同意して乗車する」をクリックします。
▲配車依頼完了です。
▲自動的に乗車するタクシーが決定され、今どこにタクシーがいるかが表示されます。
▲ドライバーの詳細情報も表示されます。
赤枠が到着予定のタクシーのナンバーですので、それらしきタクシーが来たら、ナンバープレートを確認しましょう。(車種まで表記されてます。台湾のタクシーはトヨタ車が多い気がします)
それらしきタクシーが到着したら、Uber Taxiアプリに表示されているタクシーのナンバーとナンバープレートが一致しているか確認して、タクシーに乗り込みましょう。
目的地は事前に設定されているので伝える必要がなく、本当に、ただ乗り込むだけです。
ただ、稀なケースとして話しかけられることもあります。私は台北駅に向かう際に1度だけ「桃園空港に行くの?」と中国語で聞かれたことがあります。よくよく聞いてみると、桃園空港に行くMRTに乗るのに1番便利な降車場で下ろしてくれようとして親切心で聞いてくれていました。そのおかげか、めちゃくちゃベストな降車場で下ろしてくれて感謝した覚えがあります。
でも、たとえ会話できなくても
目的地設定してあるので安心!
乗車後
▲降車後すぐにメールアドレスにこのような利用明細が届きます。ここからドライバーを評価したり、チップをあげることもできます。領収書(PDF)のダウンロードも可能です。
▲ちなみに、台湾で利用した場合は後日、カード明細に「UBER FORMOSA CO LTD」という表記で記載されていました。(それにしても、日本に比べてタクシー安い!)
海外でプロモーションを利用できる?
Uber Taxiの「プロモーション」要するに「割引」が海外で利用できるかについてです。
タイミングによっては「お支払い方法」ページの「プロモーション(割引クーポンなど)」が配布されていることがあります。
▲プロモーションが配布されている場合は数字がでるのでクリック。
▲こちらは日本にいるときに閲覧した画面で「あと○回乗車できます・日本」と記載があります。これは日本国内でしか利用できないプロモーション。Uber TaxiではGPSで利用者の位置を検知し、配車依頼時に適用できるプロモーションのみが表示される仕組みだそうです。
台湾で使えればいいなと思ったのですが、おそらく台湾国内に入ったら消える仕様だと思われます。
まとめ
いかがでしたか?
Uber Taxiはドライバーの評価が悪いとドライバー契約を解除するらしいです。そういった厳しいシステムの中でドライバーできる方々のタクシーなので、流しのタクシーを拾うよりも安心・安全です。
実際に、Uber Taxiのドライバーさんは今のところ、私にとっては百発百中で「清潔感あり」「優しい」「親切」です。
乗車料金やルートが事前に表示されるのも、変な心配をする必要がなく、乗る側としては精神的負担がかなり減ります。台湾旅行の際はぜひ、Uber Taxiを利用して安心・安全な旅を楽しんでください。