西門町に長期間部屋を借りた我々の日課は、西門駅周辺散策。
いつものように散策していると、交差点の角にひときわ目立つ『三代肉焿魯肉飯』の看板。
見たところ、なかなかの繁盛店!
台北は飲食店だらけで、どこに入ろうか悩みますが、人の入り具合や行列を信用するのが1番だと思います。
いざ、実食レポート!
『三代肉焿魯肉飯』とは?
看板メニューは「肉焿」と「魯肉飯」
看板メニューは店名にあるとおり「肉焿(ロウガン)」と「魯肉飯(ルーローファン)」。
「肉焿(ロウガン)」とは台湾の伝統料理で、肉と魚のすり身&とろみスープのことです。
三代肉焿麺 55元
肉焿(ロウガン)に麺が入った「肉焿麺(ロウガン麺)」。
油が浮いているスープじゃなくて、こういうのが飲みたかったのです。そして文句なく美味い。
油を感じない優しいとろみスープ。そして、ほのかに甘いうま味。
豚肉と白菜たっぷりですが、豚肉の油は湯通ししてあるのか、全然脂っこくない。丁寧な仕事ぶりを感じます。
台湾滞在数日にして、すでに油を感じすぎている私には嬉しい1杯・・・
写真だとちょっとわかり辛いのですが、ものすごく細いもずく?のようなものが所々に浮いていました。
海藻の類だと思うのですが…それがきっと、このほのかに甘いうま味を出しているような気がします。
魯肉飯 [小]+魯蛋(煮卵)35元
魯肉飯(ルーローファン)&煮卵、普通に美味しい。
ここの魯肉飯(ルーローファン)の良さは「つゆだく」なところです。でも、決してしつこくないです。牛丼屋でいつもつゆだくの人は、ここの魯肉飯(ルーローファン)は好きかもしれません。
正直、肉焿(ロウガン)のほうが美味しかった
でも、十分美味しいのでセットで注文しちゃいましょう。
三代肉焿米粉 55元
「米粉」とはビーフンのこと
「肉焿米粉(ロウガンミーフェン)」とは、先ほど紹介した「肉焿麺(ロウガン麺)」の麺がビーフンになったバージョンです。あっつあつなのでやけどに注意しながら食べましょう。
めちゃくちゃほそ~いビーフン。糸みたい。
こ、これ、1番うまい…!!
スープのとろみと細麺が良く絡む。普通の麺よりビーフンの方が断然美味しかったです。
スープが優しいので、ほそ~いビーフンとの調和感がすごい!
調味料も足してみた
前回は目もくれなかった調味料もちょい足ししてみました。
置いてあったのは、お醤油とウスターソースの間みたいな黒い液体と胡椒と辛味。
味を変えるのもなかなかイケます。でも、スープが美味しすぎるので、個人的にはなんにも入れなくて十分かな。お好みで。
燙青菜 30元
「燙青菜(ゆで野菜)」です。(卵は魯肉飯の煮卵です。なぜか青菜と同じ皿にいました)
この季節の旬はレタスなのでしょうか。シャキシャキして美味しいです。
いま、台湾の飲食店で「青菜」を頼むとレタスの率が高い気がします。
「青菜」を頼めば、常に旬の野菜が出てくるシステムいいね
まとめ
いかがでしたか?
すべて美味しかったですが、激細ビーフンのロウガン「三代肉焿米粉(ロウガンミーフェン)」が1番おすすめです!
『三代肉焿魯肉飯』は全体的に油控えめなので、毎日食べてもしつこくありませんでした。日常通い出来るお店が家の近くにあるなんて、長い滞在の我々には本当にありがたかったです。
アクセス
三代肉焿魯肉飯
住所:100台北市中正區寶慶路61號(MRT西門駅より徒歩1分)
営業時間:10時00分~22時30分