台湾旅行に行ったら多くの方が楽しみにしているのが台湾の朝食だと思います。
観光客向けの有名店は数あれど・・・
ローカルな台湾人が
日常使いする店ってドコ?
と思ったことはありませんか?
今回はそんな疑問にお答えすべく、
超ローカルな朝食チェーン店
個人的に1番美味しかったメニュー
をご紹介したいと思います!
朝食チェーン『JSP 呷尚宝』とは?
偽アンパンマンの店?
台湾人が日常使いする一大朝食チェーン店といえば、日本人なら必ず看板を2度見する『JSP 呷尚宝』です。
看板にはでっかくマッチョな偽アンパンマンが描かれています。
思わずツッコミを入れてしまう
ビジュアル
よく見るとアンパンではなく
ハンバーガーです
台湾随一の店舗数
この『JSP 呷尚宝』ですが、台湾を歩いているとコンビニと同じくらい遭遇すると言っても過言ではありません。
実は、台北に数ヶ月間暮らしていたとき、家のすぐ近くに『JSP 呷尚宝』があり、毎朝すごく繁盛していることに気がつきました。
最初は偽アンパンマンの変な店だと毎日スルーしていたものの、さすがに無視できないくらいの人気。試しに『JSP 呷尚宝』で朝ごはんを食べてみたら美味しくて通うようになりました。
『JSP 呷尚宝』萬華區艋舺店に行ってみた
サンドイッチ食べたい
ということで、今回宿泊した龍山寺のホテルのすぐ近くにも『JSP 呷尚宝』があったので行ってみました。
サンドイッチは早くも売り切れ
龍山寺の『JSP 呷尚宝』もかなり繁盛しており、店員さんがスゴイスピードで注文を処理していきます。
初心者には注文のタイミングがつかみづらいですが、店前にある注文シートにチェックをつけて渡すだけでOK。
ただ、サンドイッチに関してはカウンターに作り置きしてあり、それを直接「ください」と指さしで買う方式だったはず。(少なくとも西門の店舗ではそうでした)
普段はこんな感じで並べてあるよね▼
しかし、朝8時前にも関わらず、サンドイッチらしき物は見当たらず。
もしや…と思い、店員さんに聞くと「売り切れた」とのこと。
待たなくていいから、
作り置きサンドイッチは人気!
しかし、親切な店員さんが「トーストサンドなら作れるよ」と案内してくれました。
せっかくなので、トーストしたサンドイッチを注文することに。
食べてみた
卵&ハム入りトーストサンド
▲烤吐司+蛋&火腿(卵&ハム入りトーストサンド) 35元
良くも悪くも、超普通の味です。
台湾の伝統的な朝ごはんの味に飽きた人は『JSP 呷尚宝』でトーストサンドを頼めば、日本で慣れ親しんだ味のサンドイッチを食べられると思います。
蛋餅(ダンピン)&豆漿(トウジャン)
▲蛋餅(ダンピン)35元
▲豆漿(トウジャン)25元
もちろん、伝統的な朝ごはんも豊富に揃っています。
トーストサンドだけだと足りないので、「起司蛋餅(チーズ入りダンピン)」と「豆漿(トウジャン)」も注文しました。
これらも、良くも悪くも本当に普通の味。
驚きはないですが、ほっとする味で、十分満足できます。
人気の秘密は?
リーズナブルな価格
味は本当に、良くも悪くも普通ですが・・・
・起司蛋餅(チーズ入りダンピン)35元
・豆漿(トウジャン)」中サイズ 20元
と、かなりリーズナブル。2023年4月時点のレートで合計400円ほど。
円安前はさらに安かったけどね…涙
台湾の多くの人々は仕事前に朝ごはんをテイクアウトするのが日課なので、『JSP 呷尚宝』の人気はこの価格によるところも大きいと思います。普段使いに最適の朝ごはん屋さんですね。
『JSP 呷尚宝』で1番美味しいメニューは?
ここで、『JSP 呷尚宝』で朝食を食べてみて、個人的に1番美味しかったメニューを紹介したいと思います。
定番のセットメニュー
まずは「經典套餐(定番セットメニュー)」をご紹介。公式サイトによると、下記の8種だそうです。
お気づきでしょうか…
朝食としては
かなりヘヴィーな大盛り麺
があることに…
そう、この大盛り麺こそが、我々が1番おすすめしたいメニューです。
みんな大好き!スパイシー鐵板麵
『JSP 呷尚宝』の「鐵板麵(てっぱんめん)」との出会いは西門町に住んでいた頃。
いま気づいたけど、
『JSP 呷尚宝』のお客さん、
みんな大盛り麺食べてない?
この時、お客さん全員が鐵板麵を食べているという奇怪な光景が目に飛び込んできました。
種類も豊富で鐵板麵の味は5種類あります。
みなさんが食べていたのが「黒胡椒」だったので、我々も食べてみることに。
そして、これがとても美味しかったのです!
うまっ。
黒胡椒好きにはたまらない味
かなりスパイシーでクセになる
やさしめの味が多い台湾ですが『JSP 呷尚宝』の鐵板麵(黒胡椒)はかなりパンチのある味で、超スパイシー。日本でも食べたことがない味でした。例えるなら、「和風ミートソースに黒胡椒増し増し」という味。
日本人男性にもすごくウケそうな味だったので、ぜひ試してみて欲しいです。
「肉鬆サンドイッチ」もおすすめ
『JSP 呷尚宝』でオススメしたいメニューがもう一つ。それは、台湾ならではのサンドイッチです。
レタスや卵などのスタンダードな具材とともに、台湾で親しまれている肉でんぶ「肉鬆(ロウソン)」が挟まっているサンドイッチ。甘塩っぱくて癖になる味わいにハマっていました。
「肉鬆(ロウソン)」は台湾の伝統的な肉でんぶ。「台湾式ふりかけ」と言う表現がぴったりかもしれません。甘塩っぱくてご飯ともパンとも合います。よく分からない見た目なので、最初は難色を示す日本人も多いですが、次第にこの癖になる味にハマっていく日本人多数。台湾の朝の定番である豆乳「豆漿(トウジャン)」との相性も抜群です。
ちなみに、『JSP 呷尚宝』以外でも、台湾ではどこのパン屋に入っても「肉鬆パン」や「肉鬆サンドイッチ」が売っているので、ぜひ試して欲しいです。
おまけ
インパクトがすごい『JSP 呷尚宝』のCM
どことなくサイケ感漂うCMです