悠遊カードは残高がマイナスでも改札を出て帰国できる!【台北駅~桃園空港は68元でOK】

トラベルハック

台湾の公共交通機関を使う際に便利なのが悠遊カード(Easy Card)です。

今回の旅でも最初から最後までお世話になりました。

この悠遊カードですが・・・

 

夫

実は、残高がマイナスでも改札を出られるって知ってました?

今回は、帰りの飛行機に乗るために台北駅~桃園国際空港までMRTで移動する際、残高が足りなくても行けるかどうか?実証実験してみました。

妻

果たしてどうなったのか・・・!?

先に答えを言います。ズバリ、

台北駅~桃園国際空港のMRT運賃は128元なのにも関わらず、乗車の際に悠遊カード残高が68元以上あれば改札を出られます。

なぜ、このような事ができるのか? 以下で詳しく解説していきます。

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悠遊カードは残高マイナスまで使える

悠遊カードは100元を先払いしている

昔は悠遊カードの発行時に、デポジット(一時預かり金)100元を支払っていました。

デポジットなのでカードを返却すると返ってくるお金です。

つまり、100元を先払いしていることになるので、残高がマイナスでも改札を出られたそうです。例えば残高がマイナス30元の状態でカードを返却したら、70元だけ返ってくるということだったと思われます。

今では悠遊カードは買い取りになり、カード代として100元を支払っています。

つまり、この100元は返ってこないお金です。

それでもデポジットだった頃の名残なのか、残高がマイナスでも改札を出ることができます。

いくらまでマイナスにできる?

夫

ズバリ、

マイナス60元までOKです!

例えば、改札に入るときに残高40元の場合、100元の乗車区間を経て改札を出ると、ギリギリのマイナス60元で改札を出られます。

次回のチャージで補填

もちろん、マイナスのままでは次から改札に入れません。

マイナス60元になっている悠遊カードに100元チャージすると、マイナスが補填されて、残高40元となります。

こうすれば当然ですが、また改札に入れるようになります。

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実証実験!

運賃が足りない状態で乗車してみた

旅の最後、空港に向かうために台北駅~桃園国際空港までMRTに乗る際に、夫婦2人とも運賃に対して悠遊カードの残高が足りない状態になっていました。

台北駅~桃園国際空港までの運賃は、通常は160元、悠遊カードなら128元が必要です。

桃園国際空港までの運賃は結構高いので、悠遊カードの残高が足りない場合も多いと思います。

 

その時の2人の残高は・・・

夫

残高103元

妻

40元しか無い・・・

2人とも運賃128元には足りていない残高でした。

当時は、残高がマイナスになっても改札を出られること自体は知っていたのですが、どれくらいまでマイナスに出来るのかは知りませんでした。

最初に100元払っているから、マイナス100元までは大丈夫なんじゃないか・・・?

と思って、そのままMRTに乗って台北駅から桃園国際空港まで行ってみることにしました。

恐る恐る、改札を出てみる・・・

そして桃園国際空港に着いた我々は、緊張の面持ちで改札を出てみました。

夫

出られた!

やっぱりマイナスでも大丈夫だ!

バタン!(改札が閉じる音)

妻

出れないっ!!

計算上は、改札を出たところで、僕がマイナス25元、妻がマイナス88元になりますが、僕は改札を出られたのに、妻は出られませんでした

その後、妻は改札内にある機械でチャージして改札を出ました。

残高を確認してみた

easycard 悠遊カード

僕の残高は、計算通りマイナス25元でした。

ここで例えば100元をチャージすると、マイナスが補填されて残高75元になる訳です。

つまり、桃園国際空港までは68元あれば足りる!

悠遊カードの残高はマイナス60元までいけるそうなので、運賃128元である台北駅~桃園国際空港まで乗る際には、残高が68元あれば足りるということになります。

つまり、残高が68元以上であれば、128元未満でもわざわざチャージする必要はないということです。

これを知っていれば100元を節約できるかもしれません。

悠遊カードの使用期間は無期限

残高がマイナスになった僕の悠遊カードですが、そのまま日本へ持ち帰りました。

悠遊カードの使用期間は無期限なので、また台湾に行くときにはこの悠遊カードを持っていきます。

新しい悠遊カードを買うと100元かかってしまうことを考えると、マイナス25元になっていてもこの悠遊カードを持っていく方が良いのです。

ということは結局、マイナス分はいつか補填することになりますね・・・。

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まとめ

悠遊カードは残高がマイナスでも改札を出られると知って、実際に台北駅~桃園国際空港のMRTに乗ったときにいくら必要かを実験してみました。

確かに、残高がマイナスでも改札を出ることができ、そのまま帰国できました。

残高のマイナスは60元までだそうで、それ以上にマイナスだった妻は改札を出ることができず、結局チャージする必要がありました。

ということは、台北駅~桃園国際空港のMRT運賃は128元(悠遊カードの場合)なので、残高が68元以上であれば改札を出られるという計算になります。

これを知っていれば旅の最後で100元を節約できるかもしれませんね。

と言っても、次に台湾に来た際には、マイナスの悠遊カードにチャージして補填しちゃうのですが・・・。

夫

悠遊カードの使用期間は無期限なので、大切に保管しておきましょう!