ある日、散策中にちょっと小腹が空いたので、近くの『秦家餅店(チンジャービンディエン)』に行ってみました。
『秦家餅店』は中国山東省の餅類(日本でいう「餅」ではなく、小麦で作った生地を焼いたもの)が美味しいと日本でも雑誌などで取り上げられている有名店です。
実際に食べてみるとシンプルなおいしさで、だからこそ飽きのこない味。間食にぴったりでした。
ということで今回は、『秦家餅店』についてご紹介します。
『秦家餅店』とは?
テイクアウト専門店
そもそも『秦家餅店(チンジャービンディエン)』はテイクアウト専門店です。
店内に椅子はありますが、イートイン用ではなく、注文している間に待っているための椅子という感じです。
お店の前で食べるもよし、歩きながら食べるもよし、ホテルに持ち帰って食べるもよしです。
メニューについて
メニュー・価格 ※2024年更新
・韭菜盒 60元
・豆腐捲 60元
・單餅 60元
・紅燒牛腱 230元
台湾でよく見かける定番の蔥油餅(ネギ入り餅)。
逆に『秦家餅店』にしかないというのが豆腐捲です。豆腐捲は豆腐・春雨・切り干し大根・ネギ・干しエビが入っていて具だくさんだそうです。
そして、小麦粉生地だけのものが單餅。中にニラ・卵・春雨・干しエビを入れたのが韭菜盒だそう。
となると・・・俄然気になるのが『秦家餅店』にしかないという豆腐捲。やはり人気商品で、残念ながら売り切れでした。豆腐捲を食べたい場合はお昼前に行った方が良さそうです。
ということで、今回は韭菜盒を注文してみました。
ちなみに、ほかにも豆腐を発酵させた豆腐乳(台湾では定番の調味料)を販売しており、美味しいと評判だそうです。いくつかブログにも取り上げられていましたので、気になる方はググってみてください。
冷めても美味しい
韭菜盒はセイロの中にあり、半分にカットして紙に包んでくれました。
最初は「保温してるのかな?」と思ったのですが、写真を見て分かる通り温めているわけでもなく。
それもそのはず、『秦家餅店』の餅類は冷めても美味しいのが特徴だそうです。
実際に食べてみた感想
韭菜盒(ジウツァイフー)
韭菜盒 60元
中身はニラ・卵・春雨・干しエビで、外側の小麦部分はチャパティみたいな感じです。
もらった時点で既に冷めていたのですが、シンプルな小麦の生地に、ニラのシャキシャキ感とエビの旨み、そして適度な塩気が完璧なバランスで調和します。
確かに、
冷めてもうまい!
と、2人で一気食いでした。小腹が減ったときにはちょうどいいおやつだと思います。かなりおすすめです。
アクセス
秦家餅店
住所:台北市大安區四維路6巷12號
営業時間:11時00分~19時00分
MRTの最寄り駅について:
ブルーラインの忠孝復興駅および忠孝敦化駅
レッドラインの大安駅および信義安和駅
どの駅から行っても徒歩10分ちょっとです。
公式Facebook:https://www.facebook.com/27057255.com.tw