2019年春の台北旅行で最も印象に残ったお店が『大稻埕米粉湯(ダーダオチャンミーフェンタン)』です。
端的に言うと、モツ好きには堪らないお店です。
逆に、モツ嫌い、見るのも嫌!という方は、写真のインパクトも結構あるので、この記事は読まないことをオススメします。
それではモツ天国『大稻埕米粉湯』をご紹介します。
『大稻埕米粉湯』とは?
お店を知ったきっかけ
雑誌「POPEYE」の台湾特集でみかけたのがきっかけです。
この雑誌の中で、台湾の若者が朝ごはんに訪れていたお店が『大稻埕米粉湯』でした。
店名の通りビーフン(米粉)がメインのようでしたが、サイドメニューの豚モツが美味しそうだったのでモツ好きな僕は一瞬で気になりました。
次に台北行ったら、
絶対ココに行く!
台北駅の北側の裏路地にある
台北駅の北側と言えばいいのか、北門駅近くと言えばいいのか・・・その裏路地に『大稻埕米粉湯』はありました。
ほぼほぼ屋台でローカル感満載なので、初見でここに座って注文できる人はなかなかいないと思います。
僕たちはこの店を目当てにやってきたので、たじろぎながらも着席しました。
メニュー
お店に貼られているメニューは
- 米粉湯(ビーフン) 40元
- 鹹粥(塩粥) 40元
の2つだけ。
モツのお値段は分かりませんでしたが、お会計をしてみたところ1皿40元でした。
威勢の良い店員さんは、日本語・英語を話せないようでしたが、身振り手振りで説明してくれる感じで優しかったです。
お店の常連っぽい人も美味しいメニューを教えてくれたりと、ローカルなお店ならではの良さがありました。
新鮮な豚モツとビーフン
豚モツの大釜
▲屋台の真ん中で、豚の臓器がでっかい釜で煮込まれている状況はインパクト大!です。
この野性味は日本では味わえないダイナミックさ。炭火で炊き上げているそうです。
下処理(下茹で)されたモツやスープが目の前で追加されていきます。お客さんはこの釜の中から選んで注文します。
▲こんな感じでスープが追加されます。
正直に言って、見ただけではどの臓器なのか分かりませんでした。
店員さんが身振り手振りで教えてくれ、肺と心臓(ハツ)と思われるものを注文しました。
注文すると店員さんがそのモツを取り上げて包丁で一口サイズに切り、タレと生姜とネギをかけて渡してくれます。
超新鮮な豚モツ
▼これがたぶん肺。
豚モツ(肺) 40元(150円)
めちゃくちゃ新鮮なのだと思いますが、全く臭みが無く、食べやすかったです。
いかにも低脂肪高タンパクという感じで、プリプリした食感で、これを食べたら元気になれそうと思うモツでした。
▼これがたぶん心臓(ハツ)。
豚モツ(ハツ) 40元(150円)
店員さんオススメのハツです。
ハツはレバーよりプリッとして固めという印象でしたが、このお店のものは本当に柔らかく煮込まれています。
辛みのあるタレがまた美味い
これは感動的なウマさだ
ビーフンはイマイチ
ビーフン 40元(150円)
これは正直イマイチでした。
ビーフンというと細い麺という印象だったのですが、こちらのビーフンは太くて短いタイプ。
麺というよりマカロニみたいなものに近いです。
今回は塩粥の方は食べていませんが、次行ったときはビーフンではなく塩粥にしたいと思っています。
ただし、このスープは美味い!
モツを煮込んでいるスープを使っているので、モツから出た旨味がたっぷりのなんとも言えない深みのある味です。
まとめ
モツ好きの人に激烈おすすめ
写真を見ただけでテンションの上がってしまったモツ好きの方は、台北に行ったら『大稻埕米粉湯』へぜひ行ってみてください。
言葉は通じないと思いますが、おそらくどのモツを食べても美味いので、思い切って釜の中の臓物のどれかを指差し注文してみましょう。
モツの天国を知るはずです。
激烈にオススメ!
アクセス
大稻埕米粉湯
住所:台北市大同區重慶北路一段26巷15號
営業時間:8:30~16:30(日曜定休)
桃園線の台北駅から徒歩3分、北門駅から徒歩7分です。