国立台湾大学は、“台湾の東大” とも言える大学です。
日本統治時代に7番目の帝国大学として作られ、今も台湾の最高学府として台湾のエリート達を輩出しています。
そんな国立台湾大学には自由に入ることができ、見て回れる観光スポットでもあります。
まさに東大を散歩するかのように、国立台湾大学も散歩できますのでご紹介します。
国立台湾大学とは?
7番目の帝国大学
現在も「旧帝大」という言葉が残っていますが、明治時代に東京を皮切りとして帝国大学が次々と設置されていきました。
その7番目が台北帝国大学であり、現在の国立台湾大学です。
ちなみに帝国大学は以下の順で作られ、現在も存続しています。
- 帝国大学(東京帝国大学)
- 京都帝国大学
- 東北帝国大学
- 九州帝国大学
- 北海道帝国大学
- 京城帝国大学 → 現在のソウル大学校に建物を流用
- 台北帝国大学 → 現在の国立台湾大学
- 大阪帝国大学
- 名古屋帝国大学
台湾のエリート達を輩出
国立台湾大学は、元中華民国総統である李登輝、陳水扁、馬英九、そして現在の総統・蔡英文や、ノーベル化学賞を受賞した李遠哲をはじめとして、各界で活躍する人材を輩出しています。
最寄りは公館駅
国立台湾大学の最寄りは公館駅です。
この駅で電車を降りるのはメガネの賢そうな人たちばかりに感じるのが不思議です。
国立台湾大学内を散歩してみた
広い大学内はサイクリングがオススメ
国立台湾大学内はめちゃくちゃ広い(東京ドーム4個分ほどあるらしい)ので、公館駅前でYouBikeを借りていくことをオススメします。
▼YouBikeの利用方法
歩きの場合はそんなにまわれないと思いますので、まっすぐ池まで行って戻るくらいが良いのではないでしょうか。
大学内の風景
▲大学内は道が広く車はあまりいませんのでサイクリングに最適です。
緑が豊富にあり、古い建物(校舎)と相まって、まさに東大と同じような印象です。
不覚にも建物(校舎)の写真は撮りそびれていました・・・
▲こちらは学食です。
学食というと安そうな印象ですが、そもそも台湾はそこら中の食堂が安いのもあって、ここの学食でも値段は変わらないようでした。
▲ベルギーワッフルをクレープ屋みたいに売っていました。
ここは大人気で行列ができていました。
▲大学内に銀行がありました。
▲いかにも大学っぽい案内板。
醉月湖
▲大学内にある湖というか池です。
台湾の大学には大体池があるし、池にまつわる怪奇話もある・・・
▲この池、鳥がたくさんいます。さながらバードウォッチング。
ブラック・スワン?!
▲緑色の脚の鳥。
▲なんか怖い鳥。
▲泳ぐカモ。
売店でオリジナル文房具を買える
大学内に生協のような文房具屋があったので入ってみました。
1階はコンビニのようになっていて、地下に文房具が置いてあります。
気になったのはコチラ。
▲国立台湾大学のノートです。
デザイン違い、サイズ違い、枚数違い、色違いで、結構な種類があります。
渋いデザインが気に入ったのが妻が5冊くらい爆買いしてました。
東京大学ノートを使うのは少し恥ずかしいですが、国立台湾大学ノートなら日本で使っているとちょっと洒落ていて良いのではないでしょうか?
国立台湾大学の周辺グルメ
この後、近くのお店へ台湾スイーツとご飯を食べに行きました。
国立台湾大学の西側の区域にはお店が結構たくさんあるので、そちらにも行ってみることをオススメします。
▼台湾スイーツについてはコチラ
▼ご飯についてはコチラ