ローカルでグルメな夜市としても知られる「寧夏夜市(ニンシャーイエシー)」では、テイクアウトして、その辺でテキトーに歩き食べすることも多いです。それはそれで楽しいですが、座ってしっかりめに食事をしたい!という方もいらっしゃるはず。
そんな方にオススメしたいのが『方家鶏肉飯(ファンジャージーローファン)』です。
台湾グルメと言えば「魯肉飯(ルーローファン)」ですが、そのお仲間の「鶏肉飯(ジーローファン)」が看板メニューのお店です。連日、たくさんの観光客や台北人が夕飯を食べています。
ミシュラン・ビブグルマンにも選出された有名店!
というわけで、今回は鶏肉飯(ジーローファン)などの台湾の定番グルメを座って食べられる『方家鶏肉飯』をご紹介します。
寧夏夜市でしっかりめの食事なら『方家鶏肉飯』
寧夏夜市の混雑具合
「台湾で夜市に行ったら、あれもこれも屋台で買って食べ歩きたい!」と思っている方は多いと思いますが、上の写真のように激混みな中で食べ歩きは、現実的にかなりツライものがあります・・・。
お目当ての食べ物をテイクアウトして、路上や階段に座って食べるという感じになりますが、観光客的にはどこで食べてよいものやら困ってしまいます。
ちゃんと座れるお店もある
夜市というと屋台で買って食べ歩きばかりかと思ってしまいますが、実はちゃんと席に座れるお店もあります。
座席のあるお店の1つが今回ご紹介する『方家鶏肉飯(ファンジャージーローファン)』です。
夜市の雰囲気を味わいつつ、座ってしっかりめの食事をしたい!
という方には最適だと思います。
しかも、たくさんの台北人も夕飯を食べていて、美味い・安い・早いの揃った庶民的な人気店です。
ちなみに、士林夜市でも、テイクアウトして立ち食いするよりも、地下美食区(フードコート)で座って食べることをオススメしています。▼
メニュー
メニューはとてもシンプルで、ごはん、おかず、スープの3種類です。
看板メニューは鶏肉飯(ジーローファン)ですが、魯肉飯(ルーローファン)もあります。
鶏肉飯(ジーローファン)は50元と書いてある感じにも見えますが、魯肉飯(ルーローファン)と同じく30元です。
おかずは右から3種類、その続きでスープは5種類です。
英語と日本語の訳まで付いているので説明不要でしょう。
あと、台湾では珍しいことに、わざわざ持ち込み飲食や飲酒はご遠慮くださいと書いてあります。ご注意を!
『方家鶏肉飯』の鶏肉飯と青菜炒め
鶏肉飯(ジーローファン)
鶏肉飯(ジーローファン) 30元(110円)
メニューの写真を見ると50元と書いてある気もするのですが、30元です。
台北の中でも美味しい鶏肉飯(ジーローファン)として紹介されることも多く、少なくとも台北ベスト10には入るのだと思います。
しっとり鶏肉と特製タレが確かに美味しいので、鶏肉飯はマストです!
台北には他にも鶏肉飯(ジーローファン)の美味しいお店はあるので、食べ比べてみると面白いです。
炒青菜(青菜炒め)
炒青菜(青菜炒め) 40元(150円)
正直これの半分くらいの大きさを予想していたのですが、大ボリュームでした。
これで40元というのはかなり安い方なのではないでしょうか。
おそらく空芯菜だと思いますが、味的には大したことはなく、普通です。
ちょっと油っこいのと、炒めすぎ(茹ですぎ?)なのか、シャキシャキ感というよりベットリ感がある感じでした・・・。
台湾に来ると野菜不足なのでこういうのを頼んでしまいましたが、青菜炒めよりもスープの方にすれば良かったかも。
アクセス
方家鶏肉飯
住所:台北市大同區寧夏路060攤位
営業時間:18時00分~23時00分(月曜定休)
Googleマップに掲載されている位置は不正確で、もう少し南の方にあります。
こちらの写真は北側を向いて撮影しているのですが、左手に『客家放山鶏』というお店の看板が見えるかと思います。
なので、寧夏夜市を南から北に向かって左手の通路を歩き、『客家放山鶏』のお店の看板があるあたりを探すと『方家鶏肉飯』も見つかります。