1人旅で宿泊したホテルが
良かったので紹介します!
今回は、日本人にも人気のホテルが多い雙連・中山エリアにあり、台北観光にもとても便利な立地にある『amba台北中山(アンバ タイペイ ヂョンシャン)』に宿泊してきました。
率直な感想としては・・・
・清掃が行き届いている
・落ち着いたデザイン
・寝具のクオリティが高い
・アメニティのクオリティが高い
・水まわりがしっかりしている
・窓が大きくて開放的
などなど。かゆいところにも手が届く、文句の付けようがないホテルでした。
お値段は大体1泊あたり15,000円前後で “低価格帯” とは言えませんが、その分クオリティが高く、最近の台北市内の宿泊費の高騰を考えると、コスパ的には非常に良い選択でした。
では、実際に宿泊した時の様子を詳しくレポートしていきます!
『amba台北中山』とは?
アクセス
住所:台北市中山北路二段57-1號
地下鉄(MRT)の雙連駅と中山駅のちょうど間にあり、どちらからも徒歩8分ほどです。
▲『amba台北中山』がある大通り(中山北路二段)は、街路樹で綺麗に整備されていてオシャレで落ち着いた雰囲気です。
『amba台北中山』から、この大通りを徒歩3分ほど行くと、有名な5つ星ホテル『リージェント・タイペイ(台北晶華酒店)』もあります。
この辺りは外国人観光客に人気のホテルも多く、台北で1番と言ってもいいほど安心で安全な立地です。
『amba』というホテルブランド
▲『amba台北中山』は『amba(アンバ)』というホテルブランド系列です。
今回ご紹介する中山の『amba台北中山』以外に、
・amba台北西門町 (西門駅)
・amba台北松山 (松山駅)
があり、台北市内に計3つのホテルを展開しています。
▲実は、台北の老舗有名ホテル『國賓大飯店(台北アンバサダーホテル)』で知られるアンバサダーホテルグループの創立50周年を祝して、2012年に誕生した新しいホテルブランドが『amba(アンバ)』なんです。
有名ホテルが手がけているという点でも、信頼・安心できるホテルだと思います。
ホテル名の表記がバラバラ
『amba台北中山』をいざ予約しようと検索すると、中国語、日本語、英語、それらが混ざった表記・・・と、いろんな表記が出現。
・台北中山意舎酒店
・amba TAIPEI ZHONGSHAN
・アンバ台北中山ホテル
・アンバ タイペイ ゾンシャン
などなど・・・。
予約時に戸惑うかもしれませんが、全部同じ『amba台北中山』です。
宿泊レポ
ここからは、実際に宿泊した様子をレポート!
チェックイン方法、ルームツアー、アメニティ詳細など、詳しくお届けします。
ホテルに到着
▲『amba台北中山』の建物に到着。
壁のタイポグラフィ的なものが目立つのですぐ分かります。22:30頃だったのですが、大通り沿いということもあって街灯も明るいです。
▲ちなみに、昼間はこんな感じです。
▲壁のタイポグラフィも昼間の方が目立ちます。
▲『amba台北中山』の正面玄関の左側に「Buttermilk」というアメリカンダイナーがあり、朝から賑わっています。この右側に『amba台北中山』のフロントがあります。
チェックイン
▲「Buttermilk」というレストランが左側、右側に『amba台北中山』のチェックインカウンターがあります。
私が到着した時は男性が2人いました。
チェックインはパスポートを見せるだけですんなりカードキーをもらえました。
▲チェックインカウンターのすぐ右側にあるエレベーター。
部屋がある3階へ向かいます。カードキーをかざすと動くタイプのエレベーターです。
▲3階に到着。フリースペースにテーブルと椅子が複数あり。
大人数で泊まる場合も、ここに集合できて便利そうですね。
部屋へ
▲部屋に到着。
▲この英語のメッセージは部屋ごとに違うみたいです。
▲カードキーをかざして中へ。
ホテル名の「amba(アンバ)」にかけて「開吧(カイバ)」。中国語で「開けちゃいな」みたいな意味です。
▲室内の電気もカードキーを差し込むタイプです。
ルームツアー
ここからは、宿泊した「ミディアムクイーンルーム(Medium Queen Room)」をご紹介します。
今回は1人旅なので、1番コンパクトでお手頃な「スマートルーム (Smart Room)」でも全然良かったのですが、残念ながら空いていなかったのでこの部屋にしました。
・ミディアムクイーンルーム
・クイーンベッド or ダブルベッド 1台
・部屋のサイズ: 24 m²
洗面
▲部屋に入ってすぐ洗面台があります。鏡がめちゃくちゃ大きくて広いです。
化粧道具なども広げられて、かなり使いやすかったです。
▲逆から見るとこんな感じ。本当に部屋に入ってすぐ横にあります。
▲洗面台の逆サイドにはオープンクローゼットがあります。
ベッド周り
▲奥にはデスクとベッド。
▲窓のスクリーンが降りてますが、窓はめちゃくちゃ大きいです。
夜の写真なので良く分からないと思いますが・・・(次の写真へ↓)
▲朝バージョン。
一面すべて窓で、明るくて開放感があります。おしゃれな大通り(中山北路二段)の街路樹がとても綺麗です。
▲広々ベッド。(ダブル or クイーンみたいです)
1人で寝るには十分な広さ。人によりますが、2人でも全然問題ないかと思います。
▲朝バージョン。(ベッドにのっちゃったのでシーツがシワ)
窓が大きくて清々しい朝を迎えられそうです。
▲ベッドとデスクの間が仕切られている形ですが、窓はベッド側にもデスク側にもあります。
▲窓には写真のように目隠しスクリーンが付いてます。
この奥にちゃんとした遮光スクリーンも付いているので、遮光スクリーンのほうを下げれば光はしっかり遮る事ができます。昼寝も快適。
▲ベッドの真ん前にはテレビ。
台湾旅ではローカルなテレビ番組を流し見するのも密かな楽しみです。
デスク周り
▲ベッドの頭側にあるデスク。
結構ちゃんとした椅子で座り心地が良いです。
▲左から、電話、メモ帳、謎のモニタ、Wifiの機器、ライト。
右奥に、普通のコンセント2穴+USB充電1穴があって便利です。
ちなみに、台湾ではコンセントの変換プラグは不要です。
バスルーム
▲ベッドの左隣すぐにバスルームの扉があります。
この扉を開けるとすぐにトイレの便器が現れます。
▲開けると即トイレ。
このように、ベッドのすぐ隣がトイレなので、初々しいカップルの場合はちょっと恥ずかしいかもしれません。
▲TOTOのウォシュレット付き。
台湾はトイレットペーパーは基本的に流さずにゴミ箱に捨てますが、コチラのホテルも「ほんの少量なら流せますが、基本的にはゴミ箱へ捨ててください」とのことでした。右にある銀の入れ物がゴミ箱です。
▲トイレの横にシャワールームがあります。浴槽はありません。
▲レインシャワーと普通のシャワーが両方付いてます。
シャワーの水圧も温度もいうことなし。ちゃんと熱いお湯が強めに出てくれます。これ、重要。
アメニティ類
1人宿泊でしたが、本来2人用の部屋のせいか、バスローブ、タオル類、ペットボトルの水などは、2人分セットされていました。では、細かく見ていきましょう。
▲洗面台のアメニティ。
ハンドタオル、ティッシュ、ボディーローション、綿棒、コットン、シャワーキャップ。
嬉しかったのが、ティッシュの品質がちゃんとしてたことです。たまにガッサガサのティッシュで肌が痛くなったりするのですが、ちゃんと柔らかいティッシュでした。
▲左から、綿棒、コットン、シャワーキャップ、ボディーローション。
▲ハンドソープもあります。
▲ちなみに、歯ブラシがなかったのでフロントに行ったら、申告制らしく、フロントでもらいました。歯ブラシがない方はフロントへ行ってもらってください。
そして、この歯ブラシについて。
毛の部分の面積が大きく、毛も硬すぎなくて歯茎を傷つけ辛く、とても良い歯ブラシでした。
ホテルの歯ブラシにここまで満足できたのは初めてかも・・・
▲バスルームにあったアメニティです。
左から、シャワージェル、コンディショナー、シャンプー。
ホテルあるあるですが、コンディショナーは潤いが若干弱めなので、オイルトリートメントを持参するのをおすすめします。
ちなみに私はホテル泊ではいつも下記を1粒持参しています。小さくて使い切りで便利です。
▲洗面台の下には湯沸かしケトル、金庫、タオル類。
▲パナソニックのドライヤー。
▲バスローブ2着と荷物置き。
バスローブもバスタオルも分厚くて品質が良く、よく吸い取ります。そういった細かい部分が満足度につながります。
▲『amba』オリジナルサンダル。
1人での宿泊でしたが、大きいのと小さいとで2足ありました。
このサンダルは自由に持ち帰りできるのが売りで、かなり人気のアメニティらしいです。
ただ、実際に使ってみた感想としては、親指と人差し指の間に花緒があるせいで靴下のままだとうまく履けず、冷え性で常に靴下を履いていたい私にとっては微妙でした。寒い時期にまた泊まる機会があったら、使い捨てのスリッパを持っていくかも・・・でも、夏であれば全然問題ないと思います。
▲かわいいデザインですよね。
「アンバ」にかけて「玩吧(ワンバ)」と書いてあります。意味は「遊んじゃえ」みたいな感じ。ビーチなんかで使いたいですね。
ただ、今回は帰りの荷物が多すぎて、持ち帰るのは諦めました・・・。
ドリンク類
▲飲み物類です。
お水×2本、ティーバッグ×2個、ドリップコーヒー×2個、コーヒー用の砂糖とミルクです。
▲ティーバッグとドリップコーヒーです。
ティーバッグは台湾茶の有名ブランド「京盛宇」のものです。花のような華やかな香りのする台湾茶でとても美味しかったです。なくなったら、ちゃんと清掃時に補充してくれていました。
ユニークな小物
▲カードキーは「amba(アンバ)」にかけて「開吧(カイバ)」。「開けちゃえ」的な意味。
▲メモ帳は「寫吧(シエバ)」で「書いちゃえ」的な意味。
▲「掃把(サオバ)」で「掃除しちゃえ」。
「閃吧(シャンバ)」は「よけてって」とか「ほっといて」的な意味かな・・・ちょっと自信ないです。
▲「省吧(シェンバ)」は本来は「節約しよう」的な意味だと思いますが、このサインだと「エコだっ」みたいに意訳できる?
amba台北中山のココがおすすめ
『amba台北中山』に宿泊してみて、特に良かった点は下記です。
・清掃が行き届いている
・落ち着いたデザイン
・寝具のクオリティが高い
・アメニティのクオリティが高い
・水まわりがしっかりしている
・窓が大きくて開放的
などなど。3泊4日の台湾旅行を心から快適に過ごせました。
下記で詳しく見ていきます。
アクセスと周辺環境が良い
『amba台北中山』は台北駅からタクシーで5分ほどの立地です。重い荷物を持っていても、タクシーで一瞬でホテルまで到着できます。
また、地下鉄(MRT)の雙連駅と中山駅のちょうど中間で、どちらからも徒歩8分ほど。
雙連朝市や寧夏夜市も近く、気の利いた台湾土産を購入できるおしゃれなショップや人気の飲食店が多数密集する地域。ホテルを起点にして観光するのにとても便利です。
▲『amba台北中山』目の前にはYouBikeステーションがあり、これもめちゃくちゃ便利でした。旅の間、これで移動しまくりました。交通費ほとんどかからず。
周辺環境も抜群です。『amba台北中山』がある通りは街路樹で整備され、オシャレで落ち着いた雰囲気。すぐそこに5つ星ホテル『リージェント・タイペイ(台北晶華酒店)』もあり、台北で1番と行ってもいいほど安心で安全な立地です。
ちなみに、大通りに面しているということで騒音が心配でしたが、建物自体がしっかりしているせいか静か。ほかの部屋の音も聞こえません。もちろん車の走行音は多少聞こえますが、気になるほどではないです。
一点だけ、電気をつけるためのカードキーを抜かないと、冷蔵庫の音みたいのが気になったので、寝る時に抜きました。(抜けば全く問題ありません)
清掃が行き届いている
清掃のレベルは個人的に最も重要視している点でした。
清掃レベルというのは予約サイトで写真を見ても最も判断しづらい点だと思います。
でも『amba台北中山』は予約サイトの写真も綺麗で、実際に泊まってみて、少々潔癖の私から見ても、素晴らしく行き届いた清掃レベルでした。
ちなみに、台湾のホテルでありがちなのが・・・
・シーツが湿っぽい(ダニがいる)
・窓が汚い
・ホコリや髪の毛
・カーペットのシミ
など。カビとかダニは、湿度の高い台北ならではの悩みですね。
以前、龍山寺の5つ星ホテルに泊まった際は上記5つに加え、使用済みコップをそのまま放置、トイレットペーパーがない(入室時点で0個)など、掃除レベルが冗談かと思うくらい酷すぎてトラウマになりました。中には良い口コミもあったので、私の時だけ偶然だったと信じたいです・・・。
一方、『amba台北中山』はホコリや汚れ等は一切なく、シーツはカラッとして、寝具もクッションもへたっておらず、非常に清掃・点検レベルが高かったです。
落ち着いたデザイン
たまに変な柄の壁紙で落ち着かないホテルも多いのですが『amba台北中山』は白を基調にした落ち着いた空間。無駄なものがなく、でも殺風景でもなく、1番ちょうどよく落ち着ける空間でした。
寝具のクオリティが高い
ベッドマットのブランドの詳細は分かりませんが、寝心地が最高でした。
普段、家でもベッドマットには結構こだわっているので、ホテルのマットの質が悪いと全く眠れないのですが、本当にぐっすりでした。
アンバサダーホテルグループなので、やっぱり『國賓大飯店(台北アンバサダーホテル)』と同じベッドマットなんですかね?
清掃レベルも高いのでシーツもカラッと仕上げてあり、睡眠環境も申し分ありませんでした。
アメニティのクオリティが高い
▲『amba台北中山』の歯ブラシには特に感動しました。毛の部分の面積が大きく、毛も硬すぎなくて歯茎を傷つけ辛く、とても良い歯ブラシでした。ホテルの歯ブラシにここまで満足できたのは初めてかもしれません。
また、備え付けのティーバッグは台湾茶の有名ブランド「京盛宇」のもの。単価は安くないと思いますが、なくなったらちゃんと清掃時に補充してくれていました。
▲持ち帰りOKなオリジナルサンダルもしっかり分厚くて安っぽくなかったです。
水まわりがしっかりしている
トイレはTOTOのウォシュレット付きで水の流れも良く、バスルームにはレインシャワーと普通のシャワーが両方付いており、シャワーの水圧も温度もいうことなし。ちゃんと熱いお湯が強めに出てくれます。
台湾は古い建物を内部だけリノベしたホテルも多く、部屋の中は綺麗なのですが、どうしても水まわり(水道管)が古くなっている建物が多い気がします。ちょっと変な匂いがしたり、水の勢いも悪いホテルはすごく多いです。
窓が大きくて開放的
一面窓でとにかく明るい部屋でした。窓も綺麗に清掃されています。広い部屋がより一層広く感じられ、開放感抜群でした。遮光スクリーンもあるので、昼寝時も安心です。
今回泊まった部屋は「ミディアムクイーンルーム(Medium Queen Room)」でしたが、1番コンパクトでお手頃な「スマートルーム (Smart Room)」でも十分窓が大きくて開放感を味わえるというクチコミも。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、雙連・中山にある『amba台北中山(アンバ タイペイ ヂョンシャン)』の宿泊レポートをお届けしました。正直、自信を持っておすすめできるホテルです。1人旅でもグループ旅行でも使い勝手の良いホテルだと感じました。
ちなみに、朝食付きプランはちょっとお高めではありますが、お隣にある「Buttermilk」というアメリカンダイナーで朝食を食べれるようです。フライドチキンやステーキなどの肉料理が美味しくて人気のようです。
アクセス・宿泊予約
住所:台北市中山北路二段57-1號 (雙連駅・中山駅より徒歩8分)