まさか台北に来ておでんを食べることになるとは・・・
西門町のはずれにある『賽門鄧普拉』の前を通ると、いつもおでんの香りが漂っています。
日本が懐かしくなって、おでんを食べてみることにしました。
『賽門鄧普拉』西門町本店
西門駅より徒歩7分
MRT西門駅からは徒歩7分ほど。西門駅と北門駅のちょうど間くらいにあります。
『賽門鄧普拉』西門町本店は、西門町の繁華街の外れの「臺北市立福星國小学校」の目の前にあります。
我々の住むマンションから目と鼻の先で、西門町の喧噪から少し外れた落ち着いた立地です。
あまり目立ちませんが看板はこれです。
店の近くを歩くと、この看板よりも、おでんの香りにまず反応してしまうと思います。
台北各地に展開
『賽門鄧普拉』をWEBで調べてみると、人気店のようで、台北各地に店舗を展開していました。
店舗は以下の6つあるようです。
- 台北西門總店
- SOGO復興店
- 統一時代台北店
- 環球南港駅店
- 中壢sogo店
- 興安店
- 雨農店
コレが「台湾式おでん」だっ!
台湾式おでん=「てんぷら」?
実は、台湾では台湾式おでんはポピュラーな料理です。
しかも、台湾中国語で「甜不辣(ティエンブラー)」=「てんぷら」と呼びます。
そして、甜不辣を直訳すると「甘くて辛くない」。
ちょっと頭がこんがらがるんだよな・・・
日本統治時代には日本食文化が大量に流入したはずですが、なぜこういう呼び名になったのかはよくわかりません。
しかも、日本のおでんとはちょっと違うという・・・どんなものなのでしょうか?
味噌、乗せすぎ問題
『賽門鄧普拉』西門町本店で台北おでんをテイクアウトしてみました。
おでんはタネを自分で1つずつ選ぶのではなく、1通りセットになっています。
こちらは大70元(270円)です。
大根や練り物をカップに詰めていき、最後にドンと味噌を乗せられました。
味噌でなんも見えねぇ・・・
入れ過ぎでは・・・と思いましたが
この甘い味噌、結構ハマります
調べてみると、台湾式おでんは練り物にこのように大量の味噌がのっており、スープは別皿で出てくるのがポピュラーらしいです。
具の正体はよく分からない
おでんのタネ(具)をブログで紹介しよう!
と思って食べてみたのですが、正直に言って何かよく分かりませんでした。
ほとんどの具は、揚げ物のような練り物のようなもので、そもそも材料は何なのか分かりません。
何か分かりませんが、不味くはないです。
むしろ、普通に美味しいです。
▲こちらは厚揚げのような、揚げ豆腐のような具です。
▲コレだけは普通に分かる大根です。
ほぼイメージ通り、おでんの大根で美味しい。
味噌はカップのフタに取り出して、具に味噌をつけながら食べたのですが、最後には味噌がなくなりました。
あんなに乗せすぎだと思ったのに・・・
不覚にも全部食べてしまった
ちょっとディープな「台湾式おでん」
台北に来てまで、おでんを食べるような観光客はほとんどいないと思いますが、結構面白い台湾文化です。
穴場中の穴場として、「台湾式おでん」食べてみてはいかがでしょうか?!
アクセス
賽門鄧普拉
MRT西門駅から徒歩7分
営業時間:11時00分~21時00分