台湾人が絶賛するパイナップルケーキ『小潘蛋糕坊』【行き方・台北市内での購入方法・食べてみた感想・おすすめ商品】

おみやげ

台湾土産の定番と言えばパイナップルケーキですよね。

以前、日本人に人気のパイナップルケーキ8選を食べ比べ&ランキング形式で特集しました。

実はこの時、8選に入れられなくて1番悔しかったのが小潘蛋糕坊』のパイナップルケーキです。

というのも、私の経験上

妻

1番好きなパイナップルケーキは?

と聞いたら、大体の台北人が

台湾の友人
台湾の友人

小潘蛋糕坊佳德糕餅

と答えるほどの超有名店だからです!

佳德糕餅(Chia Te)』のパイナップルケーキについては、こちらに詳しく書いています▼

今回はそんな、台湾人が大絶賛するパイナップルケーキの名店小潘蛋糕坊を詳しく解説していきたいと思います。

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『小潘蛋糕坊』とは?

台湾人が絶賛するパイナップルケーキの名店

『小潘蛋糕坊』は、台湾人から絶大な人気を誇るパイナップルケーキの名店。台湾人の友人からも、お土産に何度もいただきました。

日本人よりも地元の台湾人に人気のローカルな店という雰囲気が強かったのですが、あまりにも人気すぎて、ここ数年で台湾好き日本人にはかなり浸透したお店かと思います。

『小潘蛋糕坊』は、中国語読みで「シャオパンダンガオファン」。台湾人日本人共に、通称シャオパンと呼んでいる人が多いです。

 

卵黄入りパイナップルケーキが人気

『小潘蛋糕坊』ブランドロゴのパイナップル(参照元:公式FB)

『小潘蛋糕坊』には2種類のパイナップルケーキがあります。

ズバリ、中に卵黄が入っているもの卵黄が入っていないものです。

『小潘蛋糕坊』の卵黄入りパイナップルケーキ

夫

お菓子に卵黄・・・?

と、イメージしにくい日本人もいるかもしれませんが、中華圏では「鹹蛋黄(シェンダンファン)」という塩漬け卵黄を使用したお菓子がとても多いです。

▲特に、中秋節(お月見)の時期によく食べられる「蛋黃酥(ダンファンスー)」が有名。

子どもの頃から『小潘蛋糕坊』の近所に住んでいる友人に聞いてみましたが、地元民に人気なのも卵黄入りパイナップルケーキだそう。日本人の台湾通の方々も、卵黄入り好きが多い気がします。

『小潘蛋糕坊』の卵黄入りパイナップルケーキは、100%パイナップル餡の『サニーヒルズ』等の鮮烈なフルーツ感があるパイナップルケーキとは一線を画す優しい味と口溶け

パイナップル感はないものの卵黄のまろやかさが美味しい逸品です。日本人でもなぜか懐かしさを感じる味で、比較的低価格なのも売りです。

好みは分かれるかもしれませんが『小潘蛋糕坊』ならではのパイナップルケーキを買うなら、卵黄入りがおすすめです。

 

商品展開(メニュー・価格)

『小潘蛋糕坊』の商品&価格です。

鳳凰酥(卵黄入りパイナップルケーキ)
10個・・・230元(約1,035円)
12個・・・275元(約1,240円)
18個・・・415元(約1,870円)
鳳梨酥(卵黄なしパイナップルケーキ)
10個・・・220元(約990円)
12個・・・265元(約1,190円)
18個・・・395元(約1,780円)
土鳳梨酥(純パイナップルケーキ)
10個・・・350元(約1,575円)
12個・・・420元(約1,890円)
18個・・・630元(約2,835円)
鳳凰酥 6個+鳳梨酥 6個+土鳳梨酥 6個 (計18個)・・・480元(約2,160円)

普通のパイナップルケーキが1個あたり100円前後と、全体的にかなりリーズナブルです。

卵黄入りでもない、卵黄なしでもない「土鳳梨酥(純パイナップルケーキ)」は、よりパイナップル感の強いパイナップルケーキです。

台湾では餡に冬瓜を混ぜているパイナップルケーキが多いですが、土鳳梨酥は基本的にパイナップル餡だけで作られ、繊維もしっかり残っています。

ちなみに『小潘蛋糕坊』では、個包装じゃない商品(裸の状態で箱に詰められている)は少しだけ割安になります。(1個あたり4~5元程安い)

お土産に個包装なしを購入することはないかと思いますが、個包装なしのほうが出来たてで美味しいという声もあります。

 

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購入できる場所

店舗は台北市のお隣「新北市」

台湾人は『小潘蛋糕坊』と『佳德糕餅』のパイナップルケーキが大好き!とお伝えしましたが、台北市内に本店がある『佳德糕餅』と比べて、『小潘蛋糕坊』が日本人に浸透するのに時間がかかっている理由として、お店の立地が関係していると思います。

『小潘蛋糕坊』の店舗は台北市のお隣、新北市です。

中正店(本店)和平店(支店)がありますが、どちらも新北市にあります。

とは言え、台北駅から30分以内で行ける場所なので、わざわざ買いに行く日本人も少しづつ増えている印象です。

『小潘蛋糕坊』中正店(本店) 行き方
・台北駅⇒板橋駅(MRT 約12分)
板橋駅⇒中正店(徒歩 約13分)
『小潘蛋糕坊』和平店(支店) 行き方
・台北駅⇒板橋駅(MRT 約12分)
板橋駅⇒和平店(タクシー 約11分)
「午前中に行かないと売り切れる」なんてクチコミも多いですが、近所に住んでいる友人によると、平日は意外と空いているそうです。タイミングにもよりそうです。
絶対に避けた方がいい時期は、中秋月の時期(9月前半~後半)。この時期は台湾人がお菓子を求めて押し寄せ、冗談じゃないくらい混雑するそうですのでご注意を!

実は、台北市内で買える!

妻

とはいえ、これだけを目的に行くには遠い・・・

そんな方にとって、台北市内でサクッと購入できたら嬉しいですよね。

実は、台北駅台北市内の一部コンビニ三越などでも取り扱っています!

台北駅

▲台北駅の1階。有名な白黒タイル広場の周囲に、セブンイレブンファミマ(全家)がいくつか点在しています。

▲台北駅構内の東1門すぐのファミマに行ってみました。

▲ここでなんと、台湾人が大好きな2大パイナップルケーキ『小潘蛋糕坊』&『佳德糕餅のポップを発見!

・・・とはいえ、私が行った時は『小潘蛋糕坊』の商品は棚にありませんでした。

12個入380元(約1,700円)。(おそらく卵黄入りの方じゃないかなぁ・・・と思います。)新北市の店舗で買うより約100元(約450円)ほど高いですね。

人気のため売り切れ?まだ入荷時間じゃない?・・・真相は分かりませんが、台北駅のコンビニで買ったよ!という人も多数。タイミングが良ければ手に入るかも知れません。

 

一部コンビニ

▲日本人に人気のホテルが密集する中山エリアセブンイレブンで発見!

ここには在庫がたくさんありました。

鳳凰酥(卵黄入りのパイナップルケーキ)12個入388元(約1,750円)。こちらは台北駅よりもさらに若干高いです。

 

その他

そのほかでは、三越のお土産売り場や空港にも置いてるようです。

 

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1番おすすめしたい商品

個人的おすすめは「蛋黄酥」

先ほどもご紹介した、中秋節(お月見)の時期に台湾でよく食べられる蛋黃酥(ダンファンスー)ですが、『小潘蛋糕坊』でも販売しており、かなりの人気商品

中秋節の時期には、この絶品蛋黃酥を求める地元民で、いつもに増して大行列になるそうです。

妻

実は私も『小潘蛋糕坊』の蛋黃酥の大ファン

もちろん、鳳凰酥(卵黄入りのパイナップルケーキ)も非常に美味しいのですが、『小潘蛋糕坊』の蛋黃酥を初めて食べた時の衝撃がスゴすぎました。

▲『小潘蛋糕坊』本店の蛋黃酥。高級感のあるしっかりとした箱。

蛋黃酥の個数・価格
6個・・・240元(約1,080円)
10個・・・400元(約1,800円)
12個・・・480元(約2,160円)
15個・・・600元(約2,700円)

※残念ながら蛋黃酥の個包装はなく、箱を空けるとそのままずらっと裸で並んでいます。

▲まず手に持ったときの1個の重量感がスゴイです。ずっしり。

餡の甘さは控えめで、塩漬けの卵黄と合わさって甘塩っぱウマい!

外側の皮もしっかりしており、バターの香りが濃厚。しっとりとサクサクのちょうど間のような絶妙な食感です。

あまりにも美味しすぎて、大事に食べました。

『小潘蛋糕坊』本店に行ったら、人気の卵黄入りのパイナップルケーキ(鳳凰酥)と一緒に、ぜひ試してみてください!心の底から、おすすめです。

 

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、卵黄入りパイナップルケーキが大人気の『小潘蛋糕坊』についてご紹介しました。

余談ですが、私のまわりには「パイナップルケーキより蛋黄酥が好き」という台湾人が比較的多い気がします。

台湾土産の定番のパイナップルケーキはもちろんのこと、台湾人が大好きな蛋黄酥もオススメできる名店です。