台湾旅行で楽しみなのがお土産選び。
パイナップルケーキ、台湾茶、ドライフルーツ、漁師網バッグなどは定番かと思います。
しかし、台湾土産のマンネリ化を感じている台湾リピーターの方もいるのでは?
そこで今回は、買って良かった個性的な台湾土産6つをご紹介
定番の台湾土産に飽きた方は、よろしければ参考にしてみてください!
定番インスタント麺に飽きたら『老媽拌麵』の「麻辣鴨血寬粉」
定番は担担麺だけど・・・
最初にご紹介するのは、台湾のちょっとお高めの美味しいインスタント麺ブランド『老媽拌麵』の「麻辣鴨血寬粉」。
『老媽拌麵』といえば担担麺が有名です。
「マツコの知らない世界」でも紹介されたまぜそばで、お土産の定番。台湾でも大人気の商品です。100年続く伝統的な天日干し製法で作られた特徴的な麺で防腐剤不使用。
スーパーなどで上記のパッケージを見たことある方も多いのでは?台湾の有名歌手A-Linさんが目を惹きます。台湾の大ヒット映画『悲しみより、もっと悲しい物語』で知った日本人も多いかも?
おすすめはモチモチの「麻辣鴨血寬粉」
しかし、今回オススメしたいのは定番の担担麺ではなく、『老媽拌麵』の「麻辣鴨血寬粉(マーラーヤーシエクワンフェン)」。
「麻辣鴨血(マーラーヤーシエ)」とは、辛い鴨血のこと。香辛料のきいた本格的なウマ辛スープが染みこんだプリプリの鴨血が絶品です。鴨血は、100%純鴨血で品質にもこだわって作られています。
さらに、ジャガイモのでんぷんが原料の春雨「寛粉(クワンフェン)」が入っています。この寛粉がすごい弾力で、とにかく食べ応えがあります。中華圏ではよく火鍋に入れます。この麺にもスープが染みてこれまたウマい!
めちゃくちゃ辛い
鴨血と寛粉が相性抜群!
鴨血は肉類ですが、レトルトパウチ(高温滅菌処理済)なので帰国時に持込可能です
お好みの野菜や豆腐を入れるのが『老媽拌麵』公式のおすすめの食べ方。紹介動画ではブロッコリーとネギでした。
インスタント麺に飽きた方で、鴨血好き、辛いもの好きの方にもおすすめのお土産です。
購入できる場所
念のため『老媽拌麵』さんに直接確認しましたら、現在は実店舗といくつかのスーパーで「麻辣鴨血寬粉」の取り扱いがあるそうです。
・大潤發(RT-Mart)
・愛買(a.mart)
また、店頭の在庫が心配な方は公式サイトで前もって予約すれば、ホテル近くのスーパーやコンビニで支払い&商品の受け取りができるそうです。便利!
パイナップルケーキに飽きたら『小潘蛋糕坊』の「蛋黃酥」
台湾人は「鳳梨酥」より「蛋黃酥」派?
「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」は日本人の台湾土産のド定番ですが・・・
僕は「鳳梨酥」より「蛋黃酥」派!
と言う台湾人が私の周りには多く、ある時、台湾の友人がお土産に買ってきてくれたのが『小潘蛋糕坊』の「蛋黃酥(ダンファンスー)」でした。
「蛋黃酥」とは、卵黄の塩漬けが入ったお菓子のこと。
友人が「蛋黃酥」を購入した『小潘蛋糕坊』は台北のお隣、新北市の大人気店で店の外まで続く長~い行列が有名です。
めっちゃくちゃ並んで買ったよ!
卵黄の塩漬けが、甘塩っぱウマい!
餡が甘さ控えめで、塩漬けの卵黄と合わさって甘塩っぱウマすぎる!
文句なしにウマい
この時「蛋黃酥」を初めて食べましたが、美味しすぎて今まで知らなかったことが悔やまれました…。
外側の皮もしっかりしており、バターの香りが濃厚で、しっとりとサクサクのちょうど間のような絶妙な食感。超人気店だけあって本当に美味しかったです。
看板商品は卵黄入りパイナップルケーキ
『小潘蛋糕坊』の看板商品は、卵黄入りパイナップルケーキ「鳳凰酥(フォンファンスー)」で、お土産に買う方も多いです。
パイナップル感は控えめですが、口溶けが良くて優しい味です。
購入できる場所
『小潘蛋糕坊』は、台北市のお隣、新北市に2店舗あります。
「蛋黃酥」を購入するならば、本店(中正店)が確実です。支店(和平店)で販売しているかは未確認なので、事前確認をお願いします。
定番の台湾雑貨に飽きたら台湾発『Empty Cones』の「デザイン靴下」
高雄の「MLD台鋁(MLD台湾アルミニウム)」で発見して、すごく気に入ったおみやげです
こちらの台湾発の靴下ブランド『Empty Cones(空的控)』は、台湾の女性2人組が2018年に立ち上げたそう。友人同士だった2人が世界中を旅して見た風景やアートをモチーフとしたユニークなデザイン靴下を中心に製造・販売しています。
色使いや構図などユニークでおしゃれなデザインが多く、女性サイズだけでなく男性サイズも豊富です。
購入できる場所
・[台中]望好選物goods/OneShoe望秀好商號
・[彰化]豪所在(豪咖啡)
・[高雄]MLD台鋁文具館(2F)
・[屏東]望秀好勝利商號(勝利星村)
台北なら、あの有名な「朋丁」で取り扱いあり。台湾の北から南まで取扱店舗があるので購入しやすそうです。ちなみに、日本からネットでも購入できます。
台湾の定番「ドリンクホルダー」も台湾らしいデザインを選ぼう
台湾の雑貨屋でよく目にするドリンクホルダー。
ドリンクスタンドが乱立する台湾では誰もが持っている定番小物。「もはや定番土産じゃん!」と思われる台湾フリークもいらっしゃるかもしれませんが、個人的には日本だとまだちょいちょい見かける程度かなぁと感じます。
日本でコーヒーを買った時も役立つ!
腕にかけれるのが便利
▲スタバのグランデサイズカップを入れてみた図。大きいカップも余裕で入るし安定感もある。
▲たたむとめちゃくちゃ小さくなるので、いつもバッグに忍ばせています。
もっとカラフルなデザインも沢山ありましたが、台湾ならではの柄で日本でも普段使いしやすいシックなモノクロを選びました。台湾の小吃が沢山描かれており、愛着がわきます。
購入できる場所
台湾ならどこの雑貨屋でもよく目にしますが、掲載画像のものは高雄の新しいランドマーク「大港橋」を渡ってすぐの倉庫群をリノベした「大港倉410」の雑貨屋さんで購入しました。まだできたばかりの商業施設で、フードコートや雑貨、衣料品などがありました。
台湾ならではのデザインの雑貨がたくさんあっておすすめ
また、お土産購入の定番スーパー「家樂福(カルフール)」でも売ってました。私は西門町の大型カルフールで見つけました。
▲カルフールの雑貨コーナー。
▲私が購入したデザインと全く同じ物もありました(左から3番目)。価格は130元(約585円)。
▲お気に入りのデザインを見つけてください。
ドリンクホルダーは台北駅周辺でも気軽に買えますし、旅の途中に購入しやすいところで。
“台湾の東大”台湾大学の「オリジナル文具」
国立台湾大学と言えば、台湾で最も優秀な生徒が集まる日本の東大のような大学。台北のMRT公館駅が最寄りです。
都会にありながら自然がいっぱい。散策に最適!
▲湖も。野鳥や亀などもいて癒やされます。
台湾大学でゆったり散策しがてら偶然見つけたのが大学内にある購買のようなところ。台湾大学のオリジナル文具がたくさん売っており、宝物を探し当てたような気分でした。
購入できる場所
▲台湾大学内の『金興発生活百貨』で購入できます。1階はコンビニのような雰囲気で、地下に文房具が置いてあります。
ノート類はデザイン違い、サイズ違い、枚数違い、色違いで、結構な種類あり。渋いデザインが◎。
書き味は日本の大手メーカーの物に比べると良いとは言えませんが、台湾好きの方にはきっと喜ばれる個性的なお土産だと思います。
安いので爆買いし中国語の勉強に使ってました。モチベup!!!
台湾華語学習者に嬉しい「繁体字の書籍」
台湾中国語(=台湾華語)を勉強している場合は、台湾の書店で繁体字の書籍を買うのもオススメ。
中国語には簡体字と繁体字がありますが、中国大陸で使用される簡体字の書籍に比べて、繁体字の書籍はまだまだ日本には少ないです。
以前、台湾人の友人が台湾で最も著名な絵本作家・幾米さんの絵本を買ってきてくれたことがきっかけで、自分で書籍を買うようになりました。
幾米さんの絵本はちょっとポエティックなので言葉として難しめですが、子供用の絵本や漫画など、自分のレベルに併せて選ぶと言語学習の助けにとても有効です。
日本版と台湾版のセット購入もおすすめ
幾米さんの絵本、向かって左は台湾中国語版、右は日本語版です。
タイトルからして全然違う!
プロの対訳を見ながら勉強すると、発見がめちゃくちゃ多くて面白いです。
大好きな「深夜食堂」はドラマがアジア圏でも人気で中国版も制作されました。(監督は台湾人だそう)
向かって左が日本語版、右が台湾中国語版。装丁の色も微妙に違います。
「深夜食堂」は料理のメニュー名がたくさん出てくるし、日常会話が多いのでとても勉強になりました。
ミュージアムショップや独立系書店にお宝があるかも?
新竹の映像ミュージアム『影像博物館』に行った際に、日本ではお目にかかれない超レアなエドワード・ヤンの書籍を発見して歓喜しました。
映画やアートが好きで中国語がわかる方であれば、ミュージアムショップや独立系書店などに行くと、よりディープでレアなお宝書籍に巡り会えるかもしれません。
まとめ
以上、いかがでしたか?
今まで購入したことのある、定番以外のちょっと個性的なお土産6つをご紹介してみました。
興味がある方は是非、次回の台湾旅行で買ってみてください。