入国カードは事前にネットで簡単に提出できる!飛行機や空港で書くのは面倒です【書き方・記入例】

トラベルハック
妻

もうすぐ台湾に着く!

という飛行機の中で、CAさんがおもむろに配りだすのが「入国カード(ARRIVAL CARD)」。

2023年10月渡航時に実際に配られた入国カード

貰ったはいいけど、ボールペンを持っていなかったり、パスポートを鞄の奥底にしまっていて番号が分からなかったり・・・と入国カードを書くのに四苦八苦する方も多いです。

空港に着いてから入国審査の直前に書くこともできますが、その分、大切な旅行の時間が削られていきます

夫

とにかく、入国カードを飛行機や空港で書くのは面倒!

ということで、絶対オススメしたいのが入国カードを事前にネットで提出しておくこと。

書き方や記入例も解説しますので、今のうちにネットで入国カードを提出しちゃいましょう!

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入国カードを事前にネットで提出するメリット

2015年7月から運用が開始されたオンライン入国カードですが、非常に便利なので絶対にオススメです。

入国カードを事前にネットで提出しておくことには、次のようなメリットがあります。

  • 飛行機や空港で慌てなくていい
  • 落ち着いてゆっくり書けるので記入ミスを防げる
  • 署名不要なので全員分を1人で記入できる

それぞれ詳しく説明していきます。

飛行機や空港で慌てなくていい

桃園空港の入国審査場は大混雑

紙の入国カードは、機内でCAさんが配ってくれたり、入国審査場に置いてあったりするのですが、慌ててしまう方も多いと思います。

なぜかというと、記入項目としてパスポート番号飛行機の便名などが必要になってくるので、パスポートチケットを取り出して確認しなければならないからです。

機内では荷物の中にしまっていたり、入国審査場で荷物を開けてゴソゴソするのも大変です。

また、台湾はまだ漢字が使えるのでマシかもしれませんが、基本的には英語で記入するのでスペルが分からないとまた慌てます

滞在するホテルの名前英語のスペルを正確に思い出せるでしょうか?

事前にネットで入国カードを提出すれば、パスポートやチケットを手元に用意できますし、英語のスペルも検索すればOKなので、とても簡単です。

落ち着いてゆっくり書けるので記入ミスを防げる

上記の通り、オンライン入国カードであれば、慌てることなく時間をかけて記入できるので、ミスが防げます

紙の入国カードを提出して、未記入やミスがあった場合には、不本意ながら入国審査が厳しくなったり、時間がかかってしまったりします。

しかし、オンライン入国カードなら未記入は機械的にエラーが出ますし、もし間違いに後から気がついたとしても再提出すればいいだけです。

夫

修正や破棄の必要なし!

単純に再提出でOK!

署名不要なので全員分を1人で記入できる

忘れがちなのですが、紙の入国カードには署名(サイン)を書くところがあり、各人がパスポートと同じ署名をする必要があります。

家族のひとりひとりが入国カードを記入する場合、子どもや高齢者の面倒を見るのに時間がかかったりします。

しかし、オンライン入国カードなら、電子的に(スマホやパソコンで)記入するので署名不要であり、全員分を1人で次々に記入・提出できるので、簡単です。

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台湾の入国カードの書き方・記入例

いつからいつまでに提出すればOK?

台湾への航空券とホテル予約が完了したら、もう記入項目を満たせるので、オンライン入国カードを記入・提出することができます。

締め切りは、入国審査までに記入・提出すればいいので、出発する(日本の)空港の待ち時間でも良いですし、到着した(台湾の)空港でも良いです。

▼実際、桃園国際空港に到着して入国審査の長い列に並んでいる時に、こんな張り紙がありました。左のQRコードをスキャンすれば、入国カードをネットで記入できるページに飛びます。

入力項目と記入例

台湾の入国管理を行っている「中華民國内政部移民署」のページから入国カードをオンラインで提出できます

例を見ながら記入した方がいいのでパソコンでの記入がおすすめ。

オンライン入国カードは全5ページ。意外と簡単です。

夫

下記の見本を見ながらやってみましょう!

扉ページ

※クリックで拡大※

登録に進む前に出てくる扉ページです。「日本語」を選択すると詳細を読めます。

「Next」をクリック。

▼1ページ目

※クリックで拡大※

English Family Name

名字です。

パスポートの大文字のローマ字表記と同じものを使用してください。

English Given Name

名前です。

パスポートの大文字のローマ字と同じものを使用してください。

Chinese Name

記入不要です。

Date of Birth

生年月日です。

Gender

性別です。

Male=男性 Female=女性

Place of birth Country

出生地です。

大体の方がJapanを選択するかと思います。

City/State or Province

記入不要です。

 

▼2ページ目

※クリックで拡大※

Nationality

国籍です。

日本人ならJapanを選択します。

Passport No.

パスポート番号です。

Visa Type

観光目的で90日以内の滞在であればビザは不要なので「免簽證 Visa-Exempt」を選択します。

Entry Permit/Visa No.

記入不要です。

 

▼3ページ目

※クリックで拡大※

Expect Arrival Flight/Vessel No.

行きの飛行機の便名です。

予約情報やチケットを確認してください。

Expect Arrival Date

台湾への入国日です。

Intended departure Date

台湾からの出国日です。

Intended departure Flight/Vessel No.

帰りの飛行機の便名です。

予約情報やチケットを確認してください。

Purpose of Visit

旅行の目的です。

観光なら「3.觀光 Sightseeing」を選択します。

Occupation

自分の職業です。

紙の入国カードの場合は何を書けばいいのか迷いがちですが、オンライン入国カードであれば選択肢から選べるようになっています。

普通の会社員は
「職員/CLERK/EMPLOYEE/STAFF
を選びます。

それ以外によく使われるものとしては、

  • IT系なら「資訊人員/IT」
  • 公務員なら
    「公務員/GOVERNMENT OFFICER」
  • 学生なら
    「學生/STUDENT/SCHOLAR/PUPIL」
  • 主婦なら「家庭主婦/HOUSEWIFE」

あたりでしょうか。

 

▼4ページ目

※クリックで拡大※

Home Address

現住所です。

日本に住んでいるなら国名「Japan」を選択します。

下段は記入不要です。

Residential Address or Hotel Name in Taiwan

台湾での滞在先です。

  • Airbnb友人宅に宿泊する場合
    • Residential Address」にチェック
    • 都市(臺北市 Taipei City)などを選択
    • 住所を記入
  • ホテルに宿泊する場合
    • Hotel Name」にチェック
    • 都市(臺北市 Taipei City)などを選択
    • ホテル名を記入
  • 日帰りの場合
    • 「Hotel Name」にチェック(どちらでもOK
    • 都市(臺北市 Taipei City)などを選択
    • Day Trip」と記入(帰りのFlight No.も書いておくとスムーズ)

記入は中国語または英語です。

複数のホテルに宿泊する場合でも、入国日に泊まるホテルだけでOKです。

Cell Phone Number

携帯番号です。

Email Address

メールアドレスです。

 

▼5ページ目

※クリックで拡大※

Verification Code

内容を確認し、右横に書かれている4桁の数字を記入します。

妻

これで完了!

内容をしっかり確認してから「CONFIRM」をクリック!

完了ページ

※クリックで拡大※

登録が完了すると上記のような画面が出ます。

すぐにメールアドレスに登録内容が添付されたメールが届きます。

心配な方は、右下の「Export File」をクリックすると、登録内容のExcelをダウンロードできます。

入国審査での申告方法

台湾の空港に到着し、入国審査(イミグレーション)の段階になったら、パスポートのみを提出すればOK。

パスポートには、オンラインで既に入国カードを提出した情報が紐付けられているので問題ありません。

もし係員に何か言われたら「Internet(インターネット)」または「Online(オンライン)」と答えれば気付いてくれます。

 

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まとめ

何かと面倒な入国カードですが、事前にネットで記入・提出しておけば、当日に慌てなくて済むので絶対にオススメです。

航空券とホテルの予約ができたらすぐにオンライン入国カードを提出してしまいましょう。

自分の分だけでなく、同行者(家族)の分も1人ずつ提出することをお忘れなく!

当日の入国審査ではパスポートのみを出せばOK!

海外旅行は時間が大切ですので、入国審査(イミグレ)はさっさと済ませて、台湾を満喫しに行きましょう!