台湾モバイルでプリペイドSIMを購入し、SIMフリーのタブレットに挿入してインターネットを使っていました。
▼プリペイドSIMの購入について
プリペイドSIMを購入した際には、計量型の1.2GBプランで300元でした。
この1.2GBは2週間ほどで使い果たしてしまったので、インターネットでチャージしてみることにしました。
嬉しい誤算あり、困ったことありだったので、チャージする方法とあわせてご紹介します。
プリペイドSIMをチャージする方法
手順1:台湾モバイルのWEBサイトへ
台湾モバイルの英語版WEBサイトへ行きます。
というのも、理由は2つあります。
- 中国語よりも英語の方が理解しやすい(語学力の理由)
- 中国語版WEBサイトは更新が多く、手順解説が分かりにくくなる(整合性の問題)
語学力の問題ですが、中国語は漢字だから分かりやすいと思ったら大間違いで、英語の方がよっぽど分かりやすいです。中学・高校英語で十分です。
次に整合性の問題ですが、当然ながら台湾モバイルの本家WEBサイトは中国語版であり、このサイトは更新が多いため、手順を解説しているWEBサイトとは見た目が異なってしまうことが多々あります。一方で、英語版WEBサイトは簡易な作りで修正もあまり行われないので、以下で解説する手順が長く役立つと思います。
ということで、英語版WEBサイトがこちら。
Product & Service → Prepaid Service → Internet Packagesと進みます。
すると、インターネットでチャージできるパッケージプランが表示されます。
後から分かるのですが、これはプランの基本パッケージであり、他におまけがつくプランもあるので、ここで悩んでもあまり意味はありません。
一応、上から順に説明しますと、250MB/50元、1.2GB/180元、2.2GB/300元、5GB/699元、8GB/1,000元というプランになっています。
手順2:e-storeにログインする
上記のプランの説明の右端にあるe-storeをクリックします。
どこをクリックしても同じです。
するとログイン画面になります。
電話番号とパスポート番号でログインする仕組みです。Security Codeとは下に出ている数字を入力すればOKです。
ここで困った問題が発生。電話番号が分からない・・・。
プリペイドSIMを購入してタブレットにセットしてもらいましたが、その他には何も渡されなかったのでSIMの電話番号が分かりませんでした。
タブレットの設定や、メニュー0というアプリで調べても不明。
結局、タブレットから日本のSIMの入ったスマホに電話をかけることで解決しました。
手順3:プランを選択する
ログインすると、まず1番上に現在のSIMの状況が記載されています。
Free Airtimeは電話料金の残りです。上の画像ではもはや0.0172元しか残っていないので実質的に電話はできません。
The Remaining Data Usageはデータ量の残りです。上の画像では約2GB(2,000MB)が残っており、2018年の4月11日まで使うことができます。
こちらがプランです。
ログイン前と比べて明らかにプランが多いです。おまけのついたプランもあります。
上の区切りから順番に説明します。
Special OffersはDouble Packageとなっていて、電話とデータの両方をチャージできるプランです。
VoiceはCall Costsとなっていて、電話のみをチャージできるプランです。
Dataは2種類になっていて、Volume Plansは計量型でデータのみをチャージできるプランです。また、Day Plansは計日型でデータのみをチャージできるプランです。
計量型とはデータ量を使い切るまで使えるプランであり、計日型とはデータ量は無制限で日数が経過するまで使えるプランです。
OthersとしてIntra-Networkプランがあります。これは台湾モバイル同士の通話に使えるプランです。
嬉しい誤算として、DataのVolume Plansには追加でデータ量がもらえる、おまけつきプランがあります。
例えば、2.2GB/300元のプランには追加で1GBのデータ量がもらえます。つまり、合計すると3.2GB/300元プランとなります。
手順4:クレジットカードで決済
プランを選んだらクレジットカードの情報を入力して決済します。
その際には、確認メールを受け取るためにEmailを入力しておきます。
Electronic Receiptは宝くじつきのレシート発行の選択です。Citizen Digital Certificateは市民番号なので我々日本人には入力できません。Mobile Certificateは電話番号認証なので選択できるのかも?よく分かりません。ということで、Donate=寄付を選択しておきました。
決済が完了するとメールが届き、プリペイドSIMが選択したプランによってチャージされます。
これにてプリペイドSIMをチャージする手順は完了です。
長期滞在にお得な料金プランは?
それでは次に、長期滞在にお得な料金プランについて考えてみたいと思います。データ利用量や電話利用料は人によって変わると思いますが、1例としてご参考にしてください。
プリペイドSIMの購入
プリペイドSIMの購入については別記事に詳しく記載しましたが、1週間未満の滞在であれば計日型プラン(データ利用量は無制限で日数によって料金が異なるプラン)でOKだと思います。
一方で、1週間以上の滞在であれば計量型プラン(データ利用量によって料金が異なるプラン)にした方がお得です。
▼プリペイドSIMの購入について
僕の場合、1.2GB/300元プラン(電話10分付き)で、2週間ほど使うことができました。ブラウジングやGoogle Mapが主な利用です。
2週間以上の長期滞在となると、最初によりデータ量の多いプランでSIMを購入するか、インターネットでチャージする必要があります。
インターネットでチャージする方がお得
プリペイドSIM購入時に選択できるプランと、インターネットでチャージするプランは異なるのが悩みどころです。
プランを表にまとめてみます。チャージ時に選択できるプランについては、お得なおまけつきプランのみを記載しています。
プランを選択できる時 | 内容 | 金額 | 1GB単価 |
購入時 | 1.2GB | 300元 | 250元 |
2.2GB | 500元 | 227元 | |
8.0GB | 1,000元 | 125元 | |
チャージ時 | 1.5GB | 180元 | 120元 |
3.2GB | 300元 | 94元 | |
8.0GB | 699元 | 87元 | |
13.0GB | 1,000元 | 77元 | |
20.0GB | 1,399元 | 70元 |
まとめると、
- SIM購入時に選択できるプランは電話料金も込なので、データ量だけで見ると割高になる
- データ量が大きいプランになるほど、データ量単価が安くなる
ことが分かります。
オススメのプリペイドSIMプラン
電話を使わない場合、データ量だけで考えると、SIM購入時は最も安い1.2GB/300元にしておき、利用状況に応じて必要なデータ量をチャージするとお得だと考えられます。
そして、僕の場合では、1.2GBは2週間ほどで利用し尽しました。
これらの検討から、プリペイドSIMプランは以下の内容がオススメできます。
滞在期間 | SIM購入時プラン | チャージ時プラン |
1週間未満 | 計日型プラン | ー |
1週間 | 1.2GB/300元 | ー |
2週間 | 1.2GB/300元 | ー |
1ヶ月 | 1.2GB/300元 | 1.5GB/180元 |
2ヶ月 | 1.2GB/300元 | ①3.2GB/300元 ②1.5GB/180元 |
3ヶ月 | 1.2GB/300元 | ①3.2GB/300元 ②3.2GB/300元 または 8.0GB/699元 |
※①:1回目のチャージ、②:2回めのチャージ
プリペイドSIMを購入して利用状況をみながらチャージする!
オススメのプランはあくまで、1.2GBを2週間で消費する場合の試算です。
人によってインターネットの利用状況は異なると思いますので、SIM購入時のプランを1.2GB/300元にしておき、その1.2GBがどれくらいで消費するか利用状況を確認しておきましょう。
そしてその消費日数と、滞在残り日数から、次にチャージするプランを決めれば良いと思います。
台湾モバイルのプリペイドSIMをお得に利用して、台湾でも快適なインターネット環境を使いましょう!