台湾旅行の際、飛行機の時刻によっては深夜や早朝に台湾の空港に到着することも多いかと思います。
今回、私たちは夜8時頃に空港到着予定で、2歳の子どもを連れての旅行だったので早く寝かせてあげたく、空港に1番近い個室のホテル『ノボテル台北桃園国際空港』に泊まることにしました。
▲1番印象に残ったのは、ホテルの部屋からの眺めがいいこと!
圧巻の空港ビューでした
というわけで今回は、桃園空港から1番近い個室のホテル『ノボテル台北桃園国際空港』に泊まった感想や宿泊の際の注意点をご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。
桃園空港から近いホテル4つ
特に深夜便や早朝便を使う旅行者にとって、空港から近いホテルはとても重要かと思います。
桃園空港から近いホテルは主に上記画像の4つです。
オレンジが通常の個室のホテル、黄色がカプセルホテル・ドミトリー形式のホテルです。
個室ホテル
カプセルホテル・ドミトリー
『CHO Stay 町.草休行館』は桃園空港内にあるカプセルホテルで、新しくてアクセスが良いので人気です。しかし、カプセルホテルの割に1人1泊8,000~10,000円前後とかなり高いです。
『バックパッカーズ ホステル』はドミトリールームがあるホテルですが個室もあります。ドミトリールームが1人1泊4,000~5,000円前後で、個室が1泊8,000~9,000円前後です。
今回は1番近い個室のホテル『ノボテル』に泊まったので、細かくレポートしていきます
『ノボテル台北桃園国際空港』への行き方
送迎シャトルバス or MRT(地下鉄)
桃園空港から『ノボテル台北桃園国際空港』までの行き方は主に2種類です。
・MRT(地下鉄)
正直、どちらの行き方でも大した違いはないと思います。
専用の送迎シャトルバスは当然ホテルの目の前まで行ってくれますし、MRTの駅(機場旅館駅[空港ホテル駅])もホテルの目の前なので、そこまで歩かずに到着できます。
料金的には送迎シャトルバスが無料だし、1番歩かなくてよいので、荷物が重い人には特にシャトルバスがおすすめです。
ただ、後で詳しく説明しますがシャトルバスもMRTも、ド深夜には運行していないので、そこだけ注意。その場合はタクシーしかないと思います。
というわけで、我々は1番便利そうなシャトルバスを使ってみることにしました。
シャトルバスの乗り方
私たちは桃園空港の第1ターミナル到着だったのですが、公式サイトを見てもロビーのどの扉から出ればいいのかよく分からず、結局ロビーのスタッフさんに聞いてやっとバス停にたどり着けました。解説します。
▲1階到着ロビーの図。
写真右側の赤い矢印のように進みます。郵便局のあたりから出て横断歩道を渡り、8番のバス停に行きます。
タイミングがよければ、「NOVOTEL」ロゴが入ったバスが見えるので、それに乗車してください。
シャトルバスの時刻表
▲ノボテル⇔桃園空港のシャトルバス時刻表です。バスは30分おきに出ているようです。ただ、深夜には運行していません。
・ノボテル→桃園空港:朝4時~夜12時
上記の時間帯しか運行していないので注意。
ちなみにMRT(地下鉄)も同様で、朝6時~夜12時の運行なのでご注意を!
『ノボテル台北桃園国際空港』宿泊レポート
ロビー(ラウンジ)
▲ホテル入ってすぐの1階ロビーです。広々として綺麗で豪華な雰囲気。
▲飛行機の模型いっぱい。飛行機が好きな人には嬉しいです。
▲チャイナエアラインの模型も。
▲写真左はパソコンスペースで、Macが3台ありました。20分間無料で使えるそうです。
奥ではコーヒーやお菓子・パンを販売しています。
▲ノボテルのオリジナルパイナップルケーキも販売していました。紅茶と烏龍茶のフレーバーがあるようです。
設備としては他にも、レストラン、キッズルーム、プール、ジムなどがあるようでしたが今回は時間がなくて利用しませんでした。
お部屋
▲お手頃な「スタンダード ツインルーム」に泊まりました。
予約時にベビーベッドを要望していましたが、なんと子供用に大きなエキストラベッドを無料で用意してくれていました。(写真奥)
おそらく、通常であればエクストラベッドの位置にソファーがあるはずです。エクストラベッドがあるので写真では狭く感じますが、実際は十分な広さでした。
浴室・トイレ
▲シャワールーム&洗面所。シャンプー、コンディショナー、ボディソープあり。ちなみにこの部屋は浴槽なしタイプです。
あれ? シャワールームと洗面所の間に扉がない!
▲これ、扉を開けてるわけじゃなく、左のシャワールームと右の洗面所の間に仕切りがないんです・・・。
水浸しにならないように、シャワーの向きに気をつける必要があります。
あと、写真奥のシャワールームのすりガラスの向こうはすぐベッドなので、半分透けるというか、体のシルエットがモヤッと映るセクシーな感じになります。泊まる相手によっては気まずい感じになるのでご注意を・・・。
また、レインフォールシャワーと普通のシャワーがついていますが、切り替えが若干難しく、ミスると冷たい水を浴びて驚きますので気をつけてください!
▲トイレです。綺麗です。可もなく不可もなく。
備品・アメニティ
▲冷蔵庫と電気ポットとお水が2本。
▲コーヒー、お茶、豆菓子。このオリジナルパッケージの豆菓子が意外と美味しいので食べてほしいです。
ちなみに、アメニティに関しては2023年2月10日以降は環境保護の一環として使い捨てアメニティの積極的な提供はしていないそうです。
一応、チェックイン時にフロントに言えば、歯ブラシ、シャワーキャップ、カミソリ、コームなどはもらえます。ホテルとしては、できるだけ自分で持参してくださいとのことでした。
部屋から空港ビューを楽しめる。気になる騒音は?
この眺めだけで泊まる価値あり
このホテルの最大のポイント!
部屋からは綺麗な空港ビューが堪能できます。
位置的にはエバー航空の飛行機がよく見えました。何機も何機も飛んで行きます。“飛行機好きに刺さるホテル”ということは間違いなさそうです。
かなり近くで飛行機が飛び交うので騒音が酷いかと思いきや、思ったほどではありませんでした。防音対策はしっかりしているのかもしれません。
ただ、騒音の感じ方は人それぞれなので、気になる方は耳栓を持参するのをお忘れなく!
▲夜遅かったので早々に寝てしまったのですが、朝起きて、窓を開けてビックリ。子どもと寝っ転がりながら行き交う飛行機を眺めました。
▲飛行機に夢中な我が子は、飽きずにずっと眺めていました。
私たちはただ空港近くのホテルを予約するのが目的だったので、たまたま“空港ビュー”の部屋に泊まれてラッキーでしたが、実は逆サイドの部屋になると、“チャイナエアラインのオフィスビルビュー”になるそうです。
ですので、絶対にお部屋から空港ビューを楽しみたい!という方は、予約時に飛行機が見える部屋を希望した方がよさそうです。ご注意を。
宿泊時の注意点まとめ
ここからは、実際に『ノボテル台北桃園国際空港』に宿泊してみて、注意した方が良いと思った点を箇条書きでまとめました。(前述したことも含みます)
・シャワールームの扉がない
・シャワールームが半透明
・シャワーの切り替えをミスると水を浴びる
・アメニティはフロントで受け取る
・ゴミ箱が少ない(1つ)
・コンセントの穴がゆるい(たまたま?)
・飛行機の騒音は多少ある?
・周囲に飲食店やコンビニがない
・電子レンジがない
・予約時に空港ビューを希望しないとオフィスビルビューになる可能性あり
上記の「周囲に飲食店やコンビニがない」についてですが、基本的に『ノボテル台北桃園国際空港』の周囲には飲食店もコンビニも何もありません。
ですので今回、私たちは空港に着くなり、空港のフードコートで夕飯を食べて、空港のコンビニで朝食や飲み物を買ってからホテルに向かいました。
そして、地味に不便だったのがホテル内に「電子レンジがない」ことです。
私たちは台湾旅行の際には現地の朝食店に行くために基本的には朝食付きの宿泊予約はしません。
そして、今回はたまたま空港のコンビニで翌日の朝食用に温め必須な台湾おにぎりを買って行ったのですが、朝になってホテルに電子レンジがないことが判明・・・。
スタッフさんに詳しく尋ねたのですが、部屋にはもちろん、レストランにもフロントのバックヤードにもないと言われました。ですので、子供用にどうしても離乳食などを温めたいという方には不向きなホテルだと思います。
『ノボテル台北桃園国際空港』に宿泊する際に限っては朝食を付けるべきだったな~と、少し後悔しました。(朝、冷たいサンドイッチ等でもOKな方はお部屋に冷蔵庫もありますし、問題ないかと思います。)
まとめ
いかがでしたか?
今回は『ノボテル台北桃園国際空港』に宿泊した感想や注意点などを詳しくまとめてみました。
予め注意点を抑えておけば、アクセスも良くてかなり使えるホテルだと思います。
特に、飛行機好きの方にはぜひオススメしたいホテルですので、気になった方はぜひ泊まってみてください。
アクセス
ノボテル 台北桃園国際空港(台北諾富特華航桃園機場飯店)
住所:337041桃園市大園區航站南路1-1號