今回は、台湾のスーパー&コンビニで買って美味しかった台湾の定番人気お菓子12選をご紹介。
個人的に美味しかった順に12商品をランキング形式で発表したいと思います。
大体どこのスーパーやコンビニでも購入できて、間違いなく美味しいので、台湾に行った際にはぜひ気軽に試してみてください。
台湾の国民的お菓子12商品
今回は台湾人の友人たちに事前にアンケートをとりました。

台湾人なら誰でも知ってる
定番お菓子が知りたい!

これと、これと・・・
絶対食べてみて!
と、リストアップされてきたお菓子は、日本の森永やカルビー的な大手菓子メーカーの『ポッキー』『じゃがりこ』級のお菓子の台湾verとも言える、国民的定番お菓子ばかり。
そんなこんなで、おすすめされた台湾定番お菓子を一通り食べてみましたが、昔から台湾の老若男女に愛される定番お菓子だけあって、美味しいお菓子が非常に多かったです。

日本人も好きな味だと思いました
では早速、おすすめ順に12商品を発表していきます!
第1位:鹹蛋黃餅
第1位は『鹹蛋黃餅(シェンダンファンビン)』というサクサクのパイクッキーです。
台湾では月餅の中などによく入っている「鹹蛋(シェンダン)」を使った台湾ならではのお菓子。
「鹹蛋」とは塩漬け卵のことで、その卵黄の濃厚なコクと塩味が特徴です。
個人的には『リッツ』に少しチーズのようなコクを足したような味だと感じました。
『リッツ』自体が甘塩っぱくて香ばしくて既に美味しいと思うのですが、それに鹹蛋のコクとパイ生地のサクサクした歯触りがドッキングされたような、非の打ち所のないウマさ!
パイのような生地が何層にも重なっています。
甘いけど甘すぎず、塩気とコクもあるので、ワイン等のお酒にも合いそうです。
台湾のスーパーに行くと小さい箱や大袋など、様々なサイズ展開があって便利です。
第2位:孔雀捲心餅
第2位は『孔雀捲心餅(コンチュエジュエンシンビン)』です。日本人にもファンが多く、日本語では「ワッフルロール」と呼ばれています。
味は、チョコ、ピーナッツ、コーヒー、プリン、イチゴ等がありますが、イチオシはカラメルっぽい風味と苦みが効いた「珈琲口味(コーヒー味)」。
周りの生地がサクサクでしっかりしており、中のコーヒー味のクリームと生地の相性が良く、甘すぎず飽きない味。もちろんコーヒーとの相性も抜群です。
パッケージには氷の絵と「越冰越好吃(冷やせば冷やすほど美味しい)」という文字が書かれており、気温が高い台湾ではみんな冷蔵庫や冷凍庫に入れておいて冷やして食べるそうです。
凍らせると中のクリームがアイスのように固くなって美味しいのでおすすめです。
第3位:義美小泡芙
第3位『義美小泡芙(イーメイシャオパオフー)』は、日本で例えると『ポッキー』級にメジャーな人気お菓子。
サクサクで軽い食感のシュー生地の中に濃厚なチョコクリームが入っています。
昔、日本で販売していた『ポポロン』に似ていますが、シュー生地の食感は違う気がします。意外と固くてサクサクとした食べ応えがありハマる食感。チョコクリームも濃厚です。
フレーバーがたくさんあって、チョコ、ダークチョコ、ミルク、イチゴ、ミルクティーあたりは定番。他にも、レモン、プリン、コーヒーなどもあるそうです。
個人的には、甘さ控えめ「黑可可(ダークチョコ)」と濃厚な「牛奶(ミルク)」がおすすめです。
第4位:冬筍餅
第4位は『冬筍餅(ドンスゥンビン)』。台湾人の友人の一人によると、神様へのお供えのお菓子として見かけることが多く、小さい頃によく食べた懐かしい味だそうです。
日本語では「タケノコクラッカー」と呼ばれ、いろんなメーカーのものがありますが、写真のオレンジのパッケージの『日香食品』のものは最もポピュラーな商品の一つだそうです。
『冬筍餅』の最大の特徴は食感です。パリパリサクサクで、言い表すのが難しいですが、クセになる食感です。
味は筍かと言われると謎ですが、タマネギの香ばしさを感じる味で、ほんのり甘塩っぱくて食べ飽きません。一気食い注意です。
第5位:孔雀香酥脆
第5位はパッケージのイラストのパンチが強めのスナック菓子『孔雀香酥脆(コンチュエシャンスーツイ)』。
最大の特徴は「ノンフライ」。そう聞くとなんだか物足りなそうに感じますが、このお菓子は違います。ノンフライならではの軽~いサクサク食感がクセになる逸品です。
海鮮の味がしっかりしていて、酸味と塩味に、生地自体のほんのりした甘さも加わって、味のバランスが最高です。しっかり食べ応えがあるのにノンフライのおかげなのか、軽くてもたれません。
形もお魚の形でかわいくて子供にも受けそうです。お酒のアテにも◎。写真は緑のパッケージの「ビールハマグリ味(?)」ですが、青いパッケージが最もスタンダードです。
第6位:蒜香青豆
第5位は『蒜香青豆(スゥアンシャンチンドウ)』。
煎った小粒のグリンピースが香ばしく、塩味とニンニクのパンチが効いていて手が止まらない旨さです。
小袋に何粒か入っているので少しづつ食べれて便利。
お酒のアテにはこれ以上最高なものはないというくらい最高ですので、お酒好きの方へのお土産には絶対に喜ばれると思います。
台湾人は豆が大好きなので、台湾には豆系のお菓子がとにかく多く、クオリティーも高い気がします。ぜひ色々試して欲しいです。
第7位:京都念慈菴のど飴
台湾土産としても、常用するのど飴としても、あまりにも有名な飴で、コンビニなどでも目立つところに置かれています。
缶のパッケージがかわいくて、いろんなフレーバーがあります。
ブログ等でよく取り上げられているフレーバーはレモン系が多い気がします。レモン系は好みを選ばず誰でも美味しく感じる味ですが、個人的なおすすめはビワ味の「原味(オリジナル)」です。
ミルキーなのに甘すぎず、ビワ味かどうかはわかりませんが、なんともクセになる味です。ここ数年はこの原味一択です。
「原味(オリジナル)」のパッケージはクリーム色。缶よりも小さい小袋サイズもあって、ばらまき用にも最適です。
第8位:可樂果
第8位は『可樂果(カァルゥグオ)』。
台湾で最も有名なスナック菓子と言っても過言ではない商品で、日本の『カルビーポテトチップス』的な立ち位置だと思います。
えんどう豆の粉を揚げたスナックなのでジャンクなのに罪悪感が薄め。歯ごたえはザクザクでしっかりしています。豆感があって硬い食感が◎。お酒のアテにも最高です。
フレーバーはいろいろありますが、定番の「原味(にんにく味)」と、台湾人の友人におすすめされたピンクのパッケージ「檸檬玫瑰鹽口味(レモンピンクソルト味)」が甘酸っぱくて美味しかったです。
台湾ならではの「九層塔(台湾バジル味)」も食べたことがありますが、個人的には少しクセが強すぎました。でも気になる方にはトライして欲しい台湾らしい味です。
第9位:新貴派
第9位は『新貴派(シングイパイ)』。おすすめのフレーバーはよく見かける「香濃花生醤(濃厚ピーナッツ味)」です。
何層ものウエハースがたっぷりのチョコに包まれており、食べ応えがあります。
一見、台湾ぽくないお菓子かなと感じるかもしれませんが、ウエハースの間に挟んであるピーナッツクリームが非常に濃厚で、そこが個人的に台湾ぽさを感じる逸品です。
個包装になっているのも嬉しいポイント。台湾は一年通して比較的気温が高いので、台湾人は『新貴派』を買ってくると速攻冷蔵庫に入れるそうです。
第10位:自然の顏
第10位は『自然の顔』。日本語名は「ネギソーダクラッカー」です。
『自然の顔』という、なんとも妙なネーミングが日本人にとって覚えやすいこともあり、日本人にも認知度の高いお菓子かと思います。カルディにもよく売っています。
ネギの風味が効いた、シンプルな味がクセになります。そしてサクサクの食感が◎。
一番よく見かけるのがこの18枚入り。
ネギの分布に若干偏りがありますが、そこもご愛敬な定番お菓子です。
第11位:蚵仔煎
第11位は『蚵仔煎(オアジェン)』です。
第8位の『可樂果』と並ぶほどの、台湾を代表するスナック菓子です。

左:台北の有名店『天天利美食坊』の牡蠣オムレツ。
「蚵仔煎」とはいわゆる「牡蠣オムレツ」で、台湾の屋台料理として観光客にも人気がありますのでご存じの方も多いかと思います。その牡蠣オムレツの味をポテチにしたのがこのお菓子。ちゃんと牡蠣オムレツの味がします。
断面は『ピザポテト』のようなギザギザで、食感もピザポテトに近い気がします。
味は、知ってる人にとってはちゃんと牡蠣オムレツですが、食べたことがない人にとってはサワークリームのような酸味と甘味を感じる、何だか分からないけど美味しい味かと思います。酸味、甘味、塩味のバランスがいいです。
台湾ならではのフレーバーだと思いますのでぜひ試して欲しいです。
第12位:真魷味
第12位は、なんともいえないイカのキラキラパッケージが一周回って愛らしいスナック菓子『真魷味(ジェンヨウウェイ)』です。
スナック菓子自体に焼きイカのように切れ目のデザインが入っているのがまた愛おしいです。
日本でもよく見かけるみりん味のおせんべいにかなり近い味で、イカの風味も感じられます。日本人で嫌いな人はいない味だと思います。日本で販売しても、老若男女に愛されかも?
おすすめの台湾スーパー&コンビニは?
今回取り上げたお菓子は全て超定番ですので、台湾のスーパーやコンビニで気軽に買うことができます。
ただ、実際に台湾旅行に行って「どこのスーパー、どこのコンビニに行けばいいの?」と戸惑う方もいるかと思いますので、台湾土産を買うのにおすすめのスーパー&コンビニをご紹介したいと思います。
おすすめの台湾コンビニは?
台湾の主なコンビニチェーンは下記4つです。
・ファミリーマート(全家)
・OK-MART(OK超商)
・Hi-Life(萊爾富)
日本と同じで『セブンイレブン』『ファミリーマート(全家)』は台湾でも店舗数がかなり多く、見慣れているので街中で見つけやすいです。日本人も入りやすいですよね。
特に『ファミリーマート(全家)』は最近、オリジナル商品に力を入れていて、日本人観光客にも大人気です。
一方、台湾独自の『OK-MART(OK超商)』『Hi-Life(萊爾富)』は店舗数が比較的少なく、品揃えもミニマムな店舗が多い印象です。

店舗数が多くて品揃えも良い
セブンイレブンとファミマ
がおすすめ
おすすめの台湾スーパーは?
台湾にはいろいろなスーパーがありますが、個人的によく行くのは下記2つです。
・家樂福(カルフール)

…比較的価格が安く、店舗数がかなり多い。品揃えも比較的良いです。
…外資系のスーパーマーケット。大型店舗は品揃えがよく、台湾土産を買うには最適のスーパー。店舗によっては24時間営業もしています。

大型の家樂福や
ホテルから近い全聯福利中心が便利
まとめ
いかがでしたか?
今回は、台湾人に教えてもらった台湾のスーパー&コンビニで買える台湾の定番お菓子をランキング形式でご紹介しました。
実際に台湾人の友人たちが自信満々に教えてくれたお菓子だけあって、どれも本当に美味しかったです。
甘党なので、どうしても甘めのお菓子が上位3位を独占してしまいましたが、好みによってまた全然変わると思いますのでいろいろ試してみてください!
また、ポテチのような包装のスナック菓子がいくつかランクインしましたが、荷物を少々圧迫するのは難点かなと思います。

荷物に余裕のあるときに
買いです
まだ食べたことがないお菓子がありましたらぜひ試してみてください!