今回は台湾の巨匠エドワード・ヤンの『エドワード・ヤンの恋愛時代』で象徴的だったロケ地「FRIDAYS」行ってみることにしました。
『エドワード・ヤンの恋愛時代』
台北を舞台にした青春群像劇
『獨立時代(邦題:エドワード・ヤンの恋愛時代)』は1994年に公開された、台北を舞台にした青春群像劇です。
台湾が民主化され経済発展している最中を生きる若者たちの恋愛や苦悩を描いており、当時の台北の雰囲気を感じられる映画になっています。
TGIフライデーズ
『エドワード・ヤンの恋愛時代』において、登場人物たちが象徴的に利用するのがアメリカ資本のTGIフライデーズです。
1990年代の富裕層の若者たちがこぞって通ったそうで、映画中で2~3回ほどフライデーズのシーンが出てきます。
今回はそのロケ地とされている場所に行ってみました。
ロケ地の「FRIDAYS」はいま・・・
場所はココ
Google Mapにネタバレされてしまうのですが、フライデーズは既に閉鎖(閉店)されていました・・・。
2023年追記:現在は「S HOTEL」というホテルになっています。
FRIDAYSは閉店済み
交差点の角にあるこちらの建物にフライデーズがあったそうです。
この建物の入口に居た警備員さんに聞いてみたところ、前はフライデーズがあったよと教えてくれました。
写真では中が見えませんが、現在はホテルの1階ロビーとなっています。
閉業は悲しかったですが、まん前の通りの雰囲気はすごくよかったです。
今にもミンとチチが足早にタクシーに乗り込みそうな素敵な雰囲気でした。
『ヤンヤン 夏の思い出』のロケ地は・・・まだある!
ちなみに、エドワード・ヤンの遺作にして2000年にカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した名作『ヤンヤン 夏の思い出』のロケ地はまだまだ健在です。
妻
実際に行ってきたので、気になる方はぜひ読んでみてください!