台北に来て1ヶ月が経ちました
台北に来て以来ずっとAirbnbで選んだ部屋に宿泊してます
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台北の西門町にあるマンションの1室を借りて(5,000円/泊)、実際に1ヶ月暮らしてみたのでレポートしたいと思います。
事前に考えていたメリットとデメリットについて
部屋を予約する際に、事前にメリットとデメリットを考えていましたが・・・これ、当たってる部分と当たっていなかった部分があったので、細かくシェアしようと思います。
Airbnbのメリットに対する感想
事前段階では、Airbnbのメリットを以下のように考えていました。
現地で暮らすように滞在できるということに集約されるかと思います。
・ホテルより安く済む(ことが多い)
・ホストとなる現地人と多少の交流ができる
・キッチンがついていることも多く、自炊で食事の幅が広がり、節約できる
1つずつ実際の感想をご紹介します。
『ホテルより安く済む(ことが多い)』について
今回の民泊は5,000円/泊くらいの費用になりました。
台北で1泊5,000円のホテルは探せばいくつかあると思います。それでも部屋の大きさや設備を考えるとやっぱりAirbnb(民泊)の方がお得だったなと感じました。
『ホストとなる現地人と多少の交流ができる』について
2ヶ月もの長期で借りたからか、ホストの方からディナーのお誘いがありました。
最初はちょっとした不安感もありましたが、ホストの方はお子さんも連れた家族連れで来て、お店に連れて行ってくれたので楽しかったです。
妻も中国語の勉強の成果で、会話が出来ていたので良い経験になりました。
『キッチンがついていることも多く、自炊で食事の幅が広がり、節約できる』について
キッチンがあって、道具も揃っているので自炊はできました。
しかし、台湾という地域柄、自炊しても全く節約になりませんでした・・・。
台湾人でも自炊をする人は少ないようで、そのため、外食が安く、スーパーが高いです。1つ良かったのは、果物を買って持ち帰って食べれることです。
Airbnbのデメリットに対する感想
事前には、Airbnbのデメリットとして以下のように考えていました。
ホテルよりも安い分、利便性や安全性が下がってしまうということに集約されるかと思います。
・日本語が通じることはほとんど無い(基本は英語)
・ホテルよりも安全面・衛生面が心配
・ホテルは一定のクオリティが保証されているが、Airbnbの民泊は写真だけなので判断が難しい
・チェックイン・チェックアウト時間はホスト次第
こちらも1つずつ実際の感想をご紹介します。
『日本語が通じることはほとんど無い(基本は英語)』について
今回も当たり前ながら日本語は通じませんでした。
しかし、ホストも英語はネイティブではないので、日本人にも分かりやすいレベルでした。
身振りも加われば何となく言いたいことは分かるので、何とでもなります。
『ホテルよりも安全面・衛生面が心配』について
意外にも、昼間は1階に警備員が居て、夜はオートロックになるので安心です。
衛生面については、全般的に問題ないのですが、トイレが気になります。トイレについては後で詳しくご紹介したいと思います。
『ホテルは一定のクオリティが保証されているが、Airbnbの民泊は写真だけなので判断が難しい』について
写真だけで2ヶ月過ごす場所を決めるのには勇気がいりましたが、結果的には、写真でイメージしていた通りの部屋で安心しました。
写真が少ない部屋は避けた方がいいかもしれませんが、十分な量があればイメージと実際のズレも少ないように思います。
『チェックイン・チェックアウト時間はホスト次第』について
これは全くの杞憂でした。
初日の飛行機が夜便だったので、部屋に到着するのは0時を過ぎていましたが、事前に連絡すると問題ないという返事。
しかも、タクシーで言われた住所に行ってみると、道端に出て探してくれていました。親切なホストで良かったです。
実際に暮らして新しく分かったこと
電化製品の設備がすごい
思った以上に電化製品の設備が良かったです。
全く困らないというか、日本に住んでいたときより設備が良いかも・・・。
ドラム式洗濯乾燥機
ドラム式洗濯乾燥機。初めて使いました。
乾燥までしてくれるので湿度の高い台北の冬でも大丈夫。これはありがたいです。
IHクッキングヒーター
オール電化なのか、ガスは火災が危ないからなのか、IHヒーターです。
ガスコンロに慣れているのでイマイチ加減が分からないのですが、簡単な料理をするには普通に使えます。
浄水器
水道水は飲んじゃダメ、浄水器から出る水はOKとホストが言っていました。
水道水そのままよりは安心感があります。沸かしてコーヒーを入れたり、スープにしたり、果物を洗ったりには使っています。
日本人にとってはトイレと風呂が残念
全体的には満足度が高いのですが、日本人にとってはやっぱりトイレと風呂が残念に感じてしまいます。
トイレ
多くの日本人は、ウォシュレット付きトイレに慣れていて、トイレが詰まるという経験もないと思います。ここに来て、それがどれだけ幸せだったかを感じています。
不満点は
・トイレットペーパーは流せない
・トイレットペーパーを流してないのに、トイレが詰まる
です。
Airbnbで借りたこの部屋だけがそうではなく、台北のどこのトイレにいってもだいたいそうだと思われます。(最新の設備のところだと、トイレットペーパーが流せるところもあるようです。)
トイレットペーパーも流せないので、横に置いてあるゴミ箱に捨てておくのですが、日本では経験しないことなので、非常に面倒くさく、衛生面も心配です。
こんなことなら携帯ウォシュレットを買って持ってくればよかったです。TOTOのものが人気のようです。
また、それだけ面倒な思いをしてトイレットペーパーを流していないのに、ある日トイレが詰まりました。
人生で初めてラバーカップを使いました。Youtubeに使い方動画があって勉強になりました・・・。
風呂
湯船がなく、シャワーだけなのが寂しいですが、それは我慢できます。
最初に風呂(シャワー)に入って困ったのが、お湯を出しすぎると冷水になるということです。
日本だと、もったいないですがシャワーをずっと出していても、お湯が出続けると思います。
しかし、この台北の部屋ではしばらく出し続けると、お湯のストックが無くなるのか水になってしまいます。
夏場ならまだ良いかもしれませんが、真冬に来た僕たちは・・・(泣)
対策としては、1人がシャワーを浴びたら1時間ほど間を空けてお湯が貯まるのを待ってから、もう1人がシャワーを浴びるようにしています。
まとめ
Airbnbで台北の西門町にあるマンションの1室を借りて(5,000円/泊)、実際に1ヶ月暮らしてみました。
全体的には満足度が高いです。
一方で、日本人だからこそ、トイレと風呂には不満をもってしまいました。
日本のありがたみが分かると同時に、事前に心構えをもって準備しておけば良かったな~と思います。