今回は、台湾好きの間では超有名なインスタント麺『KiKi麺』をご紹介します。
『KiKi麺』は味がたくさんあり
どの味がおすすめ?
と聞かれることも多いです
ズバリ、世間的な1番人気は・・・
椒麻拌麵(花椒チリー)!▼
しかし、実は
全7種類も味がある
せっかくなら
食べ比べしよう
というわけで、今回は『KiKi麺』のいろんな味を改めて食べ比べてみることにしました。
・おすすめの味
・お得な購入方法
・作り方
・アレンジ方法
などなど、詳細にご紹介したいと思います。
「KiKi麺」とは?
『KiKi麺』はもともと、2000年頃に台湾で大人気となった「KIKI餐廳(キキツァンティン)」という四川創作料理レストランが手がけた商品。2017年に開発・発売されたインスタント麺です。
小麦粉・水・食塩だけのシンプルな原料で作られた油不使用の手作りインスタント麺で、2時間毎にひっくり返し、表面を均一に乾燥させる昔ながらの天日干し製法で手間暇かけて作られています。
そのため、インスタント麺にあるまじき、まるで生麺のようなツルツルモチモチ食感が生み出され、2017年の発売以来、瞬く間にインスタント麺の定番となりました。
“台湾汁なしインスタント麺ブーム(?)” の火付け役と言ってもいいと思います。
味は7種類
『KiKi麺』は全7種類の味があります。
・椒香麻醬麵(椒香ごまペースト)
・蔥香陽春拌麵(香るネギ)
・椒麻拌麵(花椒チリー)
・老醋辣麵(熟成黒酢チリー)
・沙茶拌麵(魚介刀削麺)
・蔥油拌麵(ネギオイル)
結構いっぱいあります。
見たことないヤツもある・・・
購入できる場所は?
台湾でも日本でも購入可能。
台湾だと家楽福(カルフール)等の大型スーパーで購入する方が多いです。台北の中心地など、観光客が多い地域のコンビニでも購入できます。
日本なら、以下で購入可能です。(※在庫の有無は要確認)
・ドン・キホーテ
・成城石井
・イオン系などのスーパー
・ネット購入
価格は?値上がり・・・
台湾のスーパーで購入した時は、同じ味が5袋入で299元(約1,500円)でした。
値上げ&円安で
すごく高い・・・
袋麺で1袋300円か・・・
と、昔と比べてかなり高くなった印象です。
そこで、日本に帰ってからネット購入を試みてみました。
すると、意外や意外!お得な購入方法が見つかり、即買いしました。(購入方法は以下でご紹介)
おすすめの購入方法「Amazon」
実は、台湾現地より
Amazon購入の方がお得?
台湾現地のスーパーで同じ味5袋入りが1,500円だったのに対し、Amazonで調べたところ、4種類の味が1袋ずつ楽しめる4袋入りが1,000円で売っており、お得に感じました(※2024年8月現在は少し値上げして1,480円のようです)▼
ただ、たまに上記の4種セットが売り切れの場合もあります。その場合は、
・KiKi麺 3種「ネギオイル」「香る黒酢」「熟成黒酢チリー」(各3食)
・南膳房「エシャロットまぜそば」(7食)
=16袋セットが1,500円で販売されています▼
せっかくなら台湾にお金を落としたいけど・・・
ネット購入が断然安いな
実は、Amazon内で「KiKi食品雑貨」を検索すると、タイミングによって内容は変わるものの、定期的にお得なセットを販売しているので、ネット購入がおすすめです。
ただ、ほしい味がネット上になかったり、時期によってはAmazonでも安く買えないかもしれません。その場合は台湾現地での購入がおすすめです。
食べ比べてみた
今回食べ比べた5種
今回は全7種類のうち、5種類の味をレポートしていきます。写真左から、
・葱油拌麺(ネギオイル)
・小醋麺(香る黒酢)
・老醋辣麺(熟成黒酢チリー)
・沙茶拌麵(魚介刀削麺)
全7種類は入手困難で
諦めました・・・
ちなみに、今回食べることのできなかった「椒香麻醬麵(椒香ごまペースト)」はゴマの風味が濃厚で美味しいらしいです。
「蔥香陽春拌麵(香るネギ)」は台湾でも見かけたことがない味なので、見かけたらぜひ買ってみようと思います。
作り方
作り方は普通のインスタント麺と同じです。
・湯切りした麺にソースを加えて混ぜる
これだけ。
花椒チリーだけは、ソース以外にチリパウダーが付いているので、最後に振りかけます。
注意点はゆで時間です。
私が購入した物は、上から日本語シールが貼られており、一部「ゆで時間3~8分」と書いてましたが誤訳。原文の中国語はゆで時間3~5分です。
色々試してみましたが
個人的には
3分30秒がおすすめ!
5分茹でると麺が柔らかくなり、コシが弱く感じるかも?そのへんはお好みで。
味の感想
味の感想を率直にレポートしていきます。ちなみに、平麺の沙茶拌麵(魚介刀削麺)以外は、おそらく同じ麺だと思います。
ツルツルシコシコでインスタント麺とは思えぬ仕上がり。コシがあってツルッと食べられます。日本のインスタント麺にはまずない食感なので、ぜひ食べてみてほしいです。
というわけで、沙茶拌麵(魚介刀削麺)以外の4種は麺に違いがないので、ソースの味を中心にレポートしていきます。
椒麻拌麺(花椒チリー)
世間的に人気ナンバー1ということで、期待も高い椒麻拌麺(花椒チリー)です。
他の味とは違い、ソースとは別に、チリパウダーが付属されているのが特徴です。
▲裏面
とにかく香りがいい
痺れる辛さ!
何と言っても、チリパウダーの香りがいいです。痺れる辛さで、花椒が大きく、口の中でジャリジャリするほど。辛いものが好きな方にはもちろんおすすめしますが、辛いものを普段食べない方でも、とにかく香りがいいのでチャレンジしてほしいです。
葱油拌麺(ネギオイル)
こちらも人気の味、葱油拌麺(ネギオイル)です。ネギオイルが付属されています。
▲裏面
こちらもネギオイルの香りがいいです。辛みは全くなく、甘めの味付けです。
結構甘い
お酢でさっぱり感を足したくなる
海苔を追加したら
焼きうどんみたいな味になった
ネギが香る甘めの醤油味という感じなので、日本人には嫌いな人はいないと思います。
ただ、結構甘めの味付けなので、甘さが苦手な人にはおすすめしません。
小醋麺(香る黒酢)
ダークホース、小醋麺(香る黒酢)。ソースが2種付属されています。
▲裏面
正直、ややパンチに欠ける味でした。例えるなら、うすいウスターソースのような味です。
酸味のあるソース焼きそば?
スパイス感のない焼きそばみたい
老醋辣麺(熟成黒酢チリー)
老醋辣麺(熟成黒酢チリー)。ソースが2種付属されています。
▲裏面
先ほどの小醋麺(香る黒酢)に辛味が追加された味です。
こちらはそれなりにパンチと酸味があり、THE ソース焼きそば味でした。ただ、辛味は結構強めで、舌が痺れる感じです。
マヨネーズ足したくなる
なら、UFOでいいか・・・
ウスターソースっぽいけど
結構辛味が強い
沙茶拌麵(魚介刀削麺)
沙茶拌麵(魚介刀削麺)は唯一の平打ち麺で、ソースが1つ付属されています。
もしかすると、今回の5種の中で最も台湾らしい味かもしれません。
沙茶拌麵の「沙茶」は台湾ではポピュラーな調味料である「沙茶醤(サーチャージャン)」のこと。台湾料理にはよく使われているソースです。台湾人はなんでもサーチャーをつけちゃいます。
平打ち麺にはひだひだがついており、ソースがよく絡みます。麺はもっちりしてコシがあって美味しいです。
平麺の方が食べ応えがあって好き
沙茶醤が苦手なのでダメだ・・・
良くも悪くも日本にはない味です。
魚介の風味がかなり強く、中には生臭さを感じる人もいると思います。好みが分かれる逸品です。
妻はかなり好きな味でしたが、夫は全くダメでした。
1番美味しかったのは?
夫も妻も、全会一致で1番美味しかったのはズバリ、世間的にも人気ナンバー1の椒麻拌麺(花椒チリー)でした。
意外性がなくてスミマセン
唐辛子と花椒の香りがよく、クセになる逸品。本格的な痺れる辛さと香りが楽しめます。
台湾でも日本でも1番よく見かけるので、手に入りやすい味だと思います。
でも個人的には
沙茶拌麵(魚介刀削麺)も
おすすめです
アレンジが人気
『KiKi麺』はそのまま食べても美味しいですが、具がないので特に日本人の間ではアレンジするのをおすすめしている方が多いです。
公式では、どの味も刻みネギを散らすのが推奨されていました。
ネットでKiKi麺ファンの皆さんのアレンジ方法を調べたところ、以下のちょい足しアレンジが非常に多かったです。
・ニラ(炒め or レンチン)
・卵(卵黄 or 温玉)
・ザーサイ
・パクチー
・刻み海苔
・甘辛く炒めたひき肉
確かに、これらのアクセントがあったほうが飽きずに食べれるかも知れません。
気になる方は試してみてください。